銀色のサムライさんの競馬日記

函館2歳S 事前展望

 公開

216

8月29日と30日に札幌競馬場で行われる、
「ワールドオールスタージョッキーズ」に出場する地方代表騎手を決める、
「スーパージョッキーズトライアル」がいよいよ明日ファイナルを迎えます。

スーパージョッキーズトライアルの第1ステージが終了した時点での順位がコチラ↓
http://www.keiba.go.jp/sjt2015/kekka.html
1位から3位までのポイントが同じ、という大混戦。
上位の騎手がポイントを伸ばせない状況になれば、8位の木村健騎手まで優勝の圏内に入ってくるのでは?
と推測しています。

出場騎手の中で最も若い山本聡哉騎手がトップ。
このまま逃げ切れるのか、という点にも注目したいです。



つづいては、26日に行われる函館2歳ステークスの事前展望をしていきます。
右の表と一緒にご覧ください。


2015年の函館競馬のラストを飾る重賞競走・函館2歳S。
昔は、ラベンダー賞というオープン特別があって、
そこでの上位馬の取捨判断が勝負の分かれ目だったんですが、
2011年にラベンダー賞が廃止されてからは、
新馬・未勝利を勝ち上がった直後の馬同士の戦いになるので、各馬の力量差の判断がとても難しくなっています。

右の表の一番右に「持ち時計比較」という項目を設けました。
ステップレース的なものが無くなってしまった今、
各馬の持ち時計を比較する事ぐらいしか判断材料がありません。


今年のメンバーで、函館芝1200mの持ち時計が一番速いのは、オデュッセウス。
でも、開幕週のレースでマークした時計ですから、あまり鵜呑みには出来ない、
というのが正直なところではないでしょうか。

時計面でのイチオシは、7月11日に1分10秒2で走破したメジェルダ、です。
開催が進んだ中での1分10秒台前半ですから、高い評価を与えたいですし、
新馬戦から0.3秒時計を詰めている点も好感を持てます。
敵は3分の2の抽選だけ。
抽選を無事に通って、枠順が極端な外枠じゃなければ、◎を打つ事になると思います。
毎週掲載している「2歳勝ち上がり通信簿」で、メンバー中唯一の「B評価」としているのも高評価の要因です。


他では、新馬戦でメジェルダを破っているブランボヌール、
函館芝1200m持ち時計最速のオデュッセウス、
スタートセンスはメンバー中随一のものがあるアルマククナ、
シャドウアプローチ、ドナルチアも気になってます。

取捨判断が難しいのは、福島で勝ち上がったラッキーボックス。
新馬戦は楽勝でしたし、前走・函館組が圧倒的に強いレースでも無下には出来ない存在です。



今年の函館2歳Sは、メジェルダと心中する事になりそうです。
でも、上記しているように、この馬は抽選対象なので、出られない可能性もあります。
抽選から漏れた場合の予想も組んでおきたいと思います。

今回は、表の形式や展望の仕方を今までとは違った形で展開していきました。
新潟2歳S、札幌2歳S、小倉2歳Sでも同じような形で展開する予定です。
その後の2歳重賞は、重賞やオープン特別、500万下条件戦を勝っている馬も出てきますから、
古馬混合重賞と同じ形で進めていきます。



P.S

夏の甲子園の代表校が徐々に揃ってきました。
今日は青森県で決勝がありまして、三沢商が延長12回の激闘を制し、
29年ぶりに甲子園への切符を手にしました。

八戸学院光星が勝つだろう、と昨日の時点では決めつけてたんですけど、
“まさか”の結末に驚いています。

地元の方々はとても喜んでいる事でしょう。
公立校が私立の強豪を一発勝負で倒すのも高校野球の醍醐味ですからね。
甲子園でも「三沢商旋風」を巻き起こしてもらいたいです。

この日記へのコメント

銀色のサムライ 銀色のサムライ|2015年7月23日 19:58 ナイス! (1)

>take9174さん

>早い時期からディープ産駒台頭なるでしょうか。

ディープ産駒も幅広い分野で走るようになってきていますからね。
そろそろ1200mの2歳重賞を勝っても不思議ないですよね。

>道営の馬たちにも注目ですね。

持ち時計が速い馬がいない状況ですから、
地方馬にも付け入る隙があると思います。

take9174 take9174|2015年7月22日 21:06 ナイス! (1)

こんばんわ。
ブランボヌールに注目です。
早い時期からディープ産駒台頭なるでしょうか。
道営の馬たちにも注目ですね。

関連競馬日記

新着競馬日記

人気競馬日記