藤沢雄二さんの競馬日記

見せ場だけじゃダメなのよ…~POG第31節~

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新年も4日になりますが2020年の初エントリーになります。
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

年末年始のことだとか、新年の抱負とかは別にまとめるとして、まずは2019年の最終節を振り返ります。


【出走結果】
・12月28日 中山11R
☆ラインベック 4着 2.02.2・良(1着馬とのタイム差+0.8)
単勝オッズ 37.2倍(11番人気)
【採点:5.0】
《ラップタイム》12.6-11.5-12.4-12.2-12.2-12.1-12.0-12.0-11.9-12.5

ホープフルSに出走したラインベックは4着でした。

《岩田康誠騎手》
落ち着きはありましたが、3角あたりからもたついてしまい、終いがダラダラになってしまいました。
最後までバテてはいないのですが。


単勝37.2倍の6番人気というオッズを考えたら4着という結果は健闘の部類に入るのかもしれません。
「見せ場はあった」
「頑張った」
レース後にツイッターでそういう寸評は見かけたけど、それで満足も納得もしちゃいけないと思っています。
オーソリティの追撃を凌いだのならワーケアまでは抑え込まないとダメだと思っています。

やっぱりさ
「金子真人HDの勝負服のディープインパクト産駒」なんだもの。
周囲の期待はもっと高いところになくっちゃ。

まあアレだ。
J1の残留争いに巻き込まれた浦和レッズが「J2に落ちなくて良かった」と喜んでいる場合か!
おそらくこれに似ていると思いますw

金子さんと浦和レッズを同等に扱うな!
という声があるのであれば、まあそれは受け入れます。
でもね、それは浦和レッズじゃなくてもいいんですよ。阪神タイガースでも中日ドラゴンズでも構わない。
とにかくラインベックが金子さんの勝負服で出走する以上は「GIで勝ち負けできるレベル」にいないとダメってこと。


そうは言っても現状の立ち位置では重賞制覇も覚束ないかというところ。
オープン特別で勝ちグセをつけるか、優先出走権を狙って弥生賞でワンチャンスを狙うかと考えていたのが年末の話。
先日、「自分の指名馬が千両賞に3年連続で北村友一騎手とのコンビで出走したが今年も勝てなかった」とボヤいた話をしたかと思いますが、個人的には年明けにも似たようなレースを抱えておりまして、それが毎年1回阪神2日目に組まれているすみれS。

2016年:ブラックスピネル(57kg)・アドマイヤエイカン(57kg)
2018年:シエラネバダ
2019年:アドマイヤジャスタ(57kg)

直近4年で延べ4頭が出走しているのだが、そのうち3頭は「オープン特別勝ちなどで増量対象」の馬なのよ。
その気になれば年明け初戦を弥生賞に設定できたにも関わらず。

なので嫌な予感はあったのですけど、どうやらデイリースポーツの次走報を見ると若駒Sを使うみたいですね。
うん、そこだったら積極的に使ってほしい。
そして「勝って弥生賞」を目論みたい。

やっぱり重賞を勝たないとダービーではお話にならないですから。
あくまでも去年は去年。
いくら直行がブームでも「使って使って強くなる馬」の数だって一定数いるわけだし、むしろ競走馬というかアスリートはそうあるべきだよね。


第31節終了
8-12-3-30/53
《指名馬の騎手成績》
北村友一:3-0-1-1
福永祐一:2-1-0-1
丸山元気:1-0-0-3
川田将雅:1-0-0-2
菅原明良:1-0-0-1
クリストフ・ルメール:0-3-0-2
斎藤新:0-2-0-0
ミルコ・デムーロ:0-1-0-3
藤岡佑介:0-1-0-1
クリストフ・スミヨン:0-1-0-1
武藤雅:0-1-0-0
田辺裕信:0-1-0-0
ライアン・ムーア:0-1-0-0
ウィリアム・ビュイック:0-0-1-1
岩田望来:0-0-1-0
松若風馬:0-0-0-5
浜中俊:0-0-0-2
松岡正海:0-0-0-1
岩田康誠:0-0-0-2
菱田裕二:0-0-0-1
オイシン・マーフィー:0-0-0-1
北村宏司:0-0-0-1
石橋脩:0-0-0-1

《人気度数》
1番人気:5-9-0-6
2番人気:1-1-2-6
3番人気:1-1-1-3
4番人気:0-1-0-3
5番人気:0-0-0-3
6番人気:1-0-0-4
7番人気:0-0-0-1
8番人気:0-0-0-1
9番人気:0-0-0-2
11番人気:0-0-0-1

いずれにしてもチームの主力がラインベックだけでは駒が足りません。
現状、未勝利勢に勝ち上がってもらって1勝クラスの層を厚くしないことにはいけませんね。

そうそう。
POG的には直接は関係ないですけど、僅か2戦で中央の競走馬登録を抹消されたファシネイティング。
年末の12月30日のレースで笠松での2勝目を挙げました。
馬主さんが変わっているので、十中八九、中央に戻ってくることはないとは思います。
でも一応、再転入できる要件は満たしたので、まさかの復帰があればそれは面白い展開かな~と。
真面目な話、1勝クラスで通用するためには笠松なり園田なりの重賞を勝てるぐらいじゃないと難しいでしょう。
でも頭数を揃えるという意味ではミクロの可能性にでも縋りたいところです。

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