エスプレッソさんの競馬日記

オークス 傾向と血統からの予想

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毎年の事ですがこの時期までの牝馬同世代レースでは間違いなく桜花賞が一番レベルの高いレースです。色々な路線で高いパフォーマンスを見せた馬が闘うのが桜花賞です。
桜花賞に行かなかったのか?行けなかったのか?もし行けなかった馬が桜花賞に出走したいたら高いパフォーマンスを見せていたかを考えるのもポイントの1つだと思います。


臨戦傾向
まず桜花賞からの傾向は桜花賞4着までの馬が有力です。
過去10年で4着以下から巻き返し馬は4頭いますが4頭中3頭は1~2番人気でした、もう1頭は世代レベルの低い昨年のドゥーラが桜花賞8番人気14着から巻き返して3着でした。


桜花賞以外の組は12頭が馬券圏内に来ていてその内9頭が前走1着、バウンスシャッセが皐月賞から、ユーバーレーベンはそれまでに重賞3着以内4回の実績と特殊な戦績です。残りのビッシュは謎の激走?


血統傾向
ヌレイエフ内包馬が強いレースです。甥のフェアリーキングやサドラーズウェルズを内包する馬も活躍していますが、ヌレイエフが圧倒的な成績を残しています。

米国型のクロフネやストームキャットも母父として活躍していますが、勝ち切れない事も多く、母父ストームキャットで勝ち切ったラヴズオンリーユーは3代母にヌレイエフを持っていました。
父が欧州型であっても、母方は米国型のスピード一辺倒だと2~3着までだと思います。


予想
◎ ⑦ ステレンボッシュ
父はエピファネイアでこの時期の東京二四は全く問題無しですが、母方にトニービンで入っているのは少し不安要素です。意外にも母方にトニービンが入った血統での好走例が極端に少ないのです。
もう一つ不安要素は乗り替わりですね、毎年リーディング上位に来ている戸崎騎手ですが、勝利数、勝率の割にG1では凡走が多い気がします。ただ今回無難に乗れば十分勝ち負けできると思います。


○ ⑬ スウィープフィート
父はダービー2着、JC優勝馬で母父はディープスカイで未勝利戦を勝ったのは6戦目でダービーを勝ったのは11戦目と使い詰めでした。
また母の母スウィープトウショウも叩き良化型でした。
前走の桜花賞は4着でしたがこの馬も更にパフォーマンスを上げて来る可能性も有ると思います。
ただ気性的に掛かる可能性が不安材料です。


▲ ⑤ コガネノソラ
父ゴールドシップ、母父ロージズインメイは2021年の優勝馬ユーバーレーベンと同じですが、母母父が米国型のフサイチペガサスになるのでスピードはコガネノソラが上かも知れませんが欧州的要素が薄れるのは不安材料です。
ゴルシ産駒は出走数は少ないですが2020年にも3着に好走していて穴には面白いかと思います。
前走のスイートピーSの勝ち時計も優秀だと思います。


△ ⑭ ライトバック
前走の桜花賞3着は上がり最速の脚でした。
血統的には父キズナの産駒(牝馬)はパワーとスピードに長けたソングラインやファインルージュなどマイルまでの馬が代表産駒なのでライトバックもその可能性は有ると思います。
母父も欧州の短距離馬エクシードアンドエクセルなので距離が延びて良いとは思いませんが、あの末脚は魅力です。


× ① ミアネーロ
母方が軽い米国型ばかりなので良くて3着まで

× ③ エセルフリーダ
母系のダイナアクトレス、父のキタサンブラックに期待

× ⑩ アドマイヤベル
オークスを目標にしてきた感の馬で無難にそこそこ走れそう

× ⑪ ヴィントシュティレ
欧州色の強い血統で母の母がヌレイエフの系統

× ⑫ チェルヴィニア
ルメールじゃなければ買わない
前走は勝負所で反応出来ず後から来た馬に挟まれただけで、あのまま不利なく走っても凡走だってと思います。
ちなみにアルテミス勝ち馬で唯一複勝圏内にきたラッキーライラックは桜花賞3着でした。

消し ② クイーンズウォーク
ライトバック同様キズナ産駒で距離が延びていいとは思えません。
母方もスピード一辺倒なのも割引材料です。
何より桜花賞は普通に良いところ無しの凡走でした。

スウィープフィート、ライトバックは返し馬まできちんと観て買いたいと思います。

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