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2018年 京都牝馬S、ダイヤモンドS
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●京都牝馬S
1回京都開催最終週の芝1600m戦から、2回京都開催最終週の芝1400m戦に生まれ変わって今年で2年目。エリザベス女王杯や秋華賞組は1月の愛知杯へ、スプリント路線馬は京都牝馬Sへという形で定着してきました。
京都芝1400mは、前半で坂を上って、後半フラットのコース形態のため、短距離戦としてはペースが上がりづらい舞台。スタートしてすぐに3コーナーの坂を上る芝1200mほどではありませんが、基本的には、逃げ、先行馬が有利なコースです。
しかし、連続開催の最終週で時計が掛かると、そう一筋縄でいかないのも確か。一昨年は雨が降った影響もありますが、前半35秒2‐後半3F36秒0と前が崩れています。
さて、今年はどうか? 外枠のエンジェルフェイスが「逃げ宣言」をしたことによって、同馬よりもテンの速いワンスインナムーンやソルヴェイグは、控える選択も視野に入れているのではないでしょうか。
もっともワンスインナムーンが内枠とダッシュの速さで、結局、逃げる形になるでしょうが、ワンスインナムーンもソルヴェイグも控える意識ができたのは大きいこと。今回は、逃げ、先行馬が揃った一戦ですが、そのわりにはペースが上がり切らずに、どうにか平均ペースの範囲内で収まる可能性大。差し、追い込み馬も十分チャンスがありますが、逃げ、先行馬でもがんばれるでしょう。
●ダイヤモンドS
トップハンデで58.5kgから最軽量48㎏とハンデ差が10.5kgもあるメンバー構成。フェイムゲームのように重賞で結果を出してしまうと、どうしてもハンデが重く、さらに人気にもなるので、下級条件でオープン級の指数をマークしている手頃なハンデの馬を本命候補とするのがこののレースでのポイントであり、ハンデ重賞のセオリー。
しかし、前記のような隠れ実力馬が毎年、出走しているとは限りません。そこで2012年に15番人気でこのレースを制したケイアイドウソジンのような中距離路線を主体に使わていたけど、実はステイヤーという隠れステイヤータイプを探してみたりもします。字面の実績がなければハンデが手頃、場合によっては軽量に収まるからです。
だけど、これもまた滅多におらず、特に近年は実績と人気をなぞるだけの予想。しかし、今年はラッキーなことに、下級条件でオープン級のPP指数をマークしている隠れステイヤーが出走。昨年のダイヤモンドSならば2着、アルゼンチン共和国杯出走ならばソールインパクトに先着できていたレベルの馬ですが、驚くほど人気がありません。これはツイているのか? ストレートに狙い撃ちたいと思います!
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