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2019年 桜花賞
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桜花賞はこれまで数々の1番人気馬が人気を裏切ってきました。2012年・ジョワードヴィーブル(6着)、2013年・クロフネサプライズ(4着)、2015年・ルージュバック(9着)、2016年・メジャーエンブレム(4着)、2017年・ソウルスターリング(3着)、2018年・ラッキーライラック(2着)。特にルージュバック、メジャーエンブレム、ソウルスターリン、ラッキーライラックは、単勝オッズ1.0倍台の断然人気馬です。
これらの共通項はというと、メジャーエンブレムを除いて、休養明けで前走の重賞を好走した馬たち。特に、休養明けでチューリップ賞を制した馬のこぶっ飛び率は半端なものではありません。ルージュバックが1番人気を裏切った年も、休養明けでチューリップ賞を制したココロノアイ(2番人気)が10着に敗れて大波乱。どのような名馬でも、休養明けで走り過ぎれば、二走ボケを起こすことを証明しました。
また、もうひとつ共通項があります。それは桜花賞本番が逃げ馬不在でスローペースだった年。ルージュバックが9着に敗れた2015年もレッツゴードンキが逃げ切りを決めたように、超スローペース。ルージュバックが二走ボケにより、本調子ではなかったことも確かですが、後方の外から追い上げて行く形となったのも致命的でした。
さらに、メジャーエンブレムが敗れた2016年も、馬群の凝縮で包まれてしまったように、スローペースでした。つまり、スローペースだと外枠の馬は、馬群の凝縮で内に入れる機会がほどんどないので不利。しかし、内枠の馬もスピードに乗せられないので不利です。また、スローペースになった場合、レッツゴードンキのように、前からの押し切りが決まることが多いですが、ジュエラーのように、思い切って後方から最短距離に近いところを回り、スピードに乗せて直線一気に賭ける馬も通用する場合があります。
今年は、逃げ馬不在。そのような状況の中でエールヴォアが逃げ宣言していますが、この馬のスピードでは逃げられない可能性もあります。しかし、エールヴォアの逃げ宣言と、グランアレグリアと同厩のレイデオロが先週のドバイシーマクラシックで逃げて大失態したことにより、当初は「スピードを生かすレースをして、期待に応えたい」とコメントしていたグランアレグリア陣営も、折り合う方向に気持ちが変わってきているよう。
しかし、それでもスピードの違いと折り合い難の気性により、グランアレグリアが逃げる可能性もあるでしょう。グランアレグリアはこれまで逃げたことがないだけに、逃げた場合、どこまでやれるかは未知数ですが、スローペースでも逃げて目標にされるのは楽なことではありません。それに私自身は、新馬戦の内容から後半型の馬のような気がしています。
確かにグランアレグリアは、牡馬相手の重賞で勝ち負けしてきたように、ここでは能力が一枚上。スローペースの展開を味方に逃げ切っても何ら不思議ありませんが、前記したように、本質が差し馬だった場合には、レイデオロのように凡走する危険性もあります。しかし、スローペースである以上、先行勢が楽な競馬ができるのは確か。桜花賞は、前々からの押し切りに期待します。
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