藤沢雄二さんの競馬日記

ウマニティPOGでの指名馬の指名理由と近況

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2回目の入札もあと3時間ばかりで締切ですが、まだ書いていなかった、1回目の入札で落札できたウマニティPOGのみでの指名馬の指名理由を。

(前回の入札結果のエントリー↓)
http://umanity.jp/home/view_diary.php?id=5af9d0e091&owner_id=c218baf74d

ウマニティPOGの場合は、最大で指名枠が20まであるわけで、私も早速20まで増枠いたしました。
再三再四書いているように、自分の方針としてなるべくなら主戦場のPOGでの指名馬とウマニティPOGでの指名馬は揃えたいので、必然的に1回目の入札は何を差し置いても主戦場のPOGで指名した15頭になります。

※その15頭のラインナップ↓
http://www.geocities.jp/jyukuwomiracle/2016pog/kyuusya/fujisawayuuji.html

この主戦場のPOGのドラフト自体はオークスの週に終わっていたのですが、リスト提出式ということもあって、開票したところでは14位までが確定。つまり15位の馬が空欄の状態でダービーの週末を迎えておりました。
繰り返し書きますが、自分の方針としては主戦場とウマニティ、2つのPOGでの指名馬を揃えたい。ということはウマニティPOGの方は『15+5』という発想になります。
某アイドルグループ風に言えば、15頭の選抜メンバーと5頭のアンダーって感じでしょうかw
なので上の15頭は「取りに行く」馬で、下の5頭は「取れたら取る」馬という感じになります。要は入札ポイントの配分に関わる話になります。
それが1回目の入札が始まった時点で『14+6』というバランスになっていたので、その辺の兼ね合いをどうしようかというのが個人的な思案どころでした。

で、主戦場のPOGの残り1枠の補強ポイントの優先順位というのが
①ディープインパクト産駒の牡馬
②金子さんの牡馬
③牝馬
まあこんな感じでした。

なにしろ主戦場のドラフトではリストアップしたディープインパクト産駒の牡馬が全滅w
15頭のうちでは牝馬が1頭だけなのでここの補強がまずの懸案事項。

続いて金子さんの牡馬。これはディープインパクト産駒の牡馬とも重なる案件ではあるのだが、“My血統”のハズのラブリーデイの全弟を持っていかれたことで「最低でもこの馬はなんとかなるよね?」という金子さんの牡馬が消えてしまった。なのでこれも補強対象。

そして14頭が確定した時点で牡馬:牝馬が11:3とバランスを欠いていたので『牝馬』という広い括りが補強ポイント。

ただ補充枠が1つしかないところに3つのポイントがあって、さらに内情的にはウマニティPOGの入札が絡んでくる。
上記の①もしくは②を選択すると、ポイントのやりくりが難しそうになってきたので、敢えてディープインパクト産駒の牡馬はアンダー枠に回して、ウマニティPOGの入札から逆算するような形で主戦場のPOGではタートルボウルの牝馬を指名した次第。

それではウマニティPOGのみで指名している馬の指名理由を。
なお今後、主戦場のPOGとウマニティPOG共通の指名馬は☆、ウマニティPOGのみでの指名馬は△、主戦場のPOGでは指名しているがウマニティPOGでは落札できなかった馬については★をそれぞれの項目につけていくことにします。

△ ミスアルダントの2014(牝・未定)
父:スウェプトオーヴァーボード
母の父:サンデーサイレンス
馬名:未定
生産:社台F

毎度おなじみ、千葉セリのスウェプト。
今年はセール自体でもそこを強調していたみたいですね。
昨シーズンは半姉のウィズエモーションを指名していたので、本来は十分に指名対象ではあったのだけど、千葉セリでの落札者が谷掛龍夫氏というのが引っ掛かってトーンダウン。
血統的に手堅く2勝は計算できても“それ以上”は望み薄かということで主戦場のPOGのリストからは外した。
それでもウマニティPOGならば間違いなく戦力になるであろうということでの指名。


△ ステイウィズユーの2014(牝・美浦/木村)
父:シンボリクリスエス
母の父:ステイゴールド
馬名:(ダンスウィズユー)
生産:レイクヴィラF

母のステイウィズユーを過去にPOGで指名しており、いわば思い入れ枠。その母は残念ながら他界してしまい、これが最後の産駒ということもあって、WIN5でも大当たりしたらシルクに入会して出資したかったくらい。
ではあるのだが、ことPOGという観点で言えば、シンボリクリスエスの牝馬で520kgからあるらしいというのはいささか二の脚を踏む。
補充枠が複数あったなら指名していたけど、1つしかない事情を勘案してアンダー回り。
POG本が出た頃から『8月の新潟開催をデビューの目標』という話はあったのだが、実際に入厩しているので順調なのはなにより。


△ エレンウィルモットの2014(牡・美浦/戸田)
父:ディープインパクト
母の父:ブライアンズタイム
馬名:(アーザムブルー)
生産:ノーザンF

ここでディープインパクト産駒の牡馬を。
個人的なディープインパクト産駒の推し材料として『2年目のディープインパクトを狙え』というものがあって、
①全兄(全姉)が伸び悩んだその下のディープインパクト産駒
②持ち込みの馬を出産した直後にディープインパクトを種付けして生まれた産駒
の2パターンを考えていて、①は2戦目以内に初勝利→2勝目が遠くだんだん期待が萎む、こんなプロフィールを持ったその下が狙い目で、上は活躍しすぎても(重賞勝ち)活躍しなくても(期間内未勝利)狙いにくくなる。
②の場合は“移籍即”でディープインパクトだから期待が高いだろうという読み。

で、本馬は母がファレノプシスの全妹という良血馬なのだが、いかんせん上が未勝利なので正直手は出しにくい。
ただ、半兄のグラスワンダー産駒を身籠った状態でノーザンFに移籍してきたようなので、リストの上位に載せるほどではないけど、誰も指名しないなら“2年目理論”でチャレンジ。
我がチームのワイルドカードになるでしょうか?

☆指名馬近況
【入厩】
アドマイヤウイナー
トワードポラリス
ファームフェイス
グルヴェイグの2014
カチバの2014

アドマイヤウイナーは栗東で調整中。函館あるいは札幌でのデビューを目指すとのことで、北海道に持っていくというのは読み通り。
トワードポラリスは厩舎的にルメールを確保して来週の東京もありそうなのだが、とりあえずは正確な情報は今のところなし。
ファームフェイスはゲート練習中。
意外だったのが、カチバの2014がもう美浦に入っているということ。堀厩舎だから秋狙いだったのにこれは嬉しい誤算。札幌記念の日に1800の新馬戦が組まれているからここをモレイラで…なんてことなら熱そう。

★指名馬近況
友道厩舎のルタンデュボヌールが7月16日の中京1600mの新馬戦でデビュー予定。
同厩のトリコロールブルーが翌日の2000mでデビューという使い分けを見ると、友道厩舎的にはトリコロールブルーの方を上に判断しているのかな~と。

というのも過去に友道厩舎の馬を指名した時にヴィルジーナとラシンティランテ(指名馬)、マカヒキとアドマイヤダイオー(指名馬)の使い分けによる能力把握が実に的確なのを見せつけられているからw

ただ今回はちょっと複雑な絡みがあるのではないかと。
というのも7月17日の中京2000mの新馬戦は、今にして思えば去年はなかなかのハイレベル。
1着 ブラックスピネル(萩S、白百合S)
2着 ゼンノタヂカラオ(はなみずき賞)
4着 ジュンヴァルカン (あずさ賞)
5着 ユウチェンジ (UAEダービー3着)

で、この時の勝ち馬のブラックスピネルのおじにあたる★ダンビュライトが、ブラックスピネルとほぼ同じタイミングで栗東に入厩しているんですよね。同じ音無厩舎だし。
で、音無調教師と友道調教師といえば、坂路小屋の住人であるとともに先日の甲子園の阪神vs巨人をバックネット裏で一緒に観ていたくらいだから、それなりに情報交換はやっていることであろう。それにルタンデュボヌールとダンビュライトは両方ともサンデーレーシングの馬だし、そっちの使い分けもあるんじゃないかな~と推測してみた。
まあ★ルタンデュボヌールも★ダンビュライトもどっちも指名しているから使い分け自体は歓迎なんだけどね。

この日記へのコメント

藤沢雄二 藤沢雄二|2016年6月10日 21:14 ナイス! (2)

>緑坂さん
ミンネザングの確保、おめでとうございます(^^)
G1ワールドはだいぶエグいことになってますね(^^;

一応、金子さんのディープインパクト産駒ですし
各媒体に『早くから行けそう』って出ていましたものね。

全姉は、当時は6月3週目に組まれていた牝馬限定の新馬戦を勝ったわけですが
個人的には秋の東京でもいいかな~とは思っているんですよ。
ディープインパクト産駒の場合は秋デビューの方が期待値が高い印象もあるので。

唯一、赤本の産地馬体検査の項で『秋の東京開催デビューが目標』と村本浩平氏が書いているんですよ。
ただね、村本浩平氏の指名馬選びの精度と、
赤本より前に発売されたサンスポの『丸ごと』と
赤本より後に発売された東スポの『ザッツ』は共に厩舎取材で『早め』と出ていたこと、
それと全姉の競走成績辺りまでを総合的に勘案すると
新潟デビューというのが落としどころではないかと見ております。

最近は産地馬体検査がただの撮影会みたいになっちゃっていて
『北海道にいながら競走馬登録を完了でき早期のデビューを促す』というのは有名無実化しちゃっているんですよね。
6月デビューだったら本州の外厩に移動していますもの。

で、新潟という予想は8月21日に新潟1600で牝馬限定の新馬戦が組まれていて
同じ日のメインがダート1200mのオープン特別のNST賞なんですけど
ここに同厩舎で金子オーナーのマキャヴィティ(この馬もウマニティPOGでの指名馬でした)が使う可能性があると思っているので
そこが一応の目標になるんじゃないかな~と。

で、ここに間に合わないようなら秋なんでしょうね。

不的中にもほどがある 不的中にもほどがある|2016年6月10日 18:57 ナイス! (3)

チームテンダリーヴォイス通信です

2順目で確保できました

プロや公式コラマーと競合したので、エイヤの2億です(涙)

この馬でこの出費は開幕前にはまったく想定していませんでしたよ(筆頭逃し自体が想定外)

意外にかまわれてる物件なんですかねぇ

初期入札候補は毎年ほとんど自動的に決まる(先に条件を絞っている)ので、世の中の情勢など仕入れたりしていないんですよ(笑)

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