グリーンセンスセラさんの競馬日記

アウォーディー「ドバイ参戦」

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JRA「思惑通り」の 武豊アウォーディー「ドバイ参戦」に安堵!? ファンから「期待薄」の声も昨年13億の馬券売上確保で一安心?─ Gambling Journal ギャンブルジャーナル/ 2018年03月03日(土) 16時10分 http://biz-journal.jp/gj/2018/03/post_5973.html

 昨年のドバイワールドカップ(G1)で5着に健闘したアウォーディー(牡8歳、栗東・松永幹夫厩舎)に招待状が届き、今年も日本を代表して同レースに挑むこととなった。

 念願の世界挑戦に向け、陣営が喉から手が出るほど欲しかった招待状がようやく届いた。昨年のドバイワールドカップで5着に善戦したアウォーディーは国内復帰後連敗を重ね、2年連続の世界挑戦は不透明な状況となっていた。

 陣営は主催者側の"ハート"を射止めるために1月末の川崎記念(G1)から始動。「勝ってドバイへ」という意気込みだったが、3着に敗れて黄色信号が灯った。案の定、昨年の最優秀ダートホースに輝いたゴールドドリームが招待された一方で、アウォーディーの下には招待状が届かず......。

 陣営は背水の思いで、当初は予定になかったフェブラリーS(G1)に強行出場。だが、アウォーディーはキャリア初のマイル戦のスピードにまったくついていけないまま、9着に惨敗した。

 まさに迷走ここに極まれり......。2年連続のドバイ出走が絶望的かと思われたアウォーディー。実際にドバイ遠征を諦め掛けた陣営からは、14日のダイオライト記念(G2)出走が発表されるなど、立て直しに向け10戦ぶりとなるG2出走が予定されていた。

 しかし、この土壇場で届いたドバイからの招待状。一体、年明けからの"茶番劇"は何だったのかと思わずにはいられないが、兎にも角にも念願のドバイワールドカップ挑戦に陣営は予定を変更して飛びついた。鞍上は主戦の武豊騎手である。

🏇次のページ 今回の決定に胸を撫で下ろしたのは、おそらくJRAではないだろう

「実は武豊騎手もアウォーディーでのドバイ挑戦は諦めて、国内で騎乗のスケジュールを組んでいたようです。大阪杯(G1)でのパートナーが正式に発表する前に決まったのは、不幸中の幸いでしたね。

ただ、ここ最近のアウォーディーは明らかに全盛期を過ぎてしまっている感があるので、昨年以上に厳しい戦いを強いられることになるかもしれません。武豊騎手にしても連覇の懸かる大阪杯を蹴ってまで行くのですから『参加することに意義がある』という遠征にはしたくないでしょうね」(競馬ライター)

 実際に2年連続の挑戦が決まったものの、ネット上ファンからの反応は「今の状態で何しに行くんだ?」「もう引退すればいいのに......」「これは武豊も貧乏くじを引かされたな」などと冷たいもの......。昨年5着に健闘したとはいえ、勝ったアロゲートからは10馬身ほど突き放されての入着だっただけに、希望を持って送り出すファンはさすがに少数派のようだ。

 ただ、その一方で今回の決定に胸を撫で下ろしたのは、おそらくJRAではないだろうか。

「アウォーディーがドバイワールドカップの出走を決めたことで、JRAとしてはドバイワールドカップの海外馬券を販売する名目ができた格好になります。ゴールドドリームが回避を表明したことで、今年は『日本馬の参戦なし』と思われていましたが、ファンの多い武豊騎手のアウォーディーが参戦することで、確実に馬券売上に大きな影響が出ると思います」(同)

🏇次のページ ガンランナーに食い下がったウエストコースト、世界最強牝馬の呼び声も高いフォーエヴァーアンブライドルドなど
 昨年も1レースで約13億7962万円を売り上げたドバイワールドカップの注目度は依然高い。

 今年は昨年の覇者アロゲートや2着馬のガンランナーが引退したものの、年明けのペガサスワールドカップ(G1)でガンランナーに食い下がったウエストコースト、世界最強牝馬の呼び声も高いフォーエヴァーアンブライドルドなど、世界のトップホースが参戦を予定。日本でも、昨年並みの売上が期待できそうだ。

「オーナーとも相談して受諾します。去年、5着にきていますしね」と意気込みを語った松永幹夫調教師。昨年も厳しいと思われたが、想像以上の善戦を見せたアウォーディーだけに、今年もまだまだ健在であることを証明したいところだ。

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