グリーンセンスセラさんの競馬日記

武幸四郎騎手の「騎手引退」がいよいよ公の事実に……

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武幸四郎騎手の「騎手引退」がいよいよ公の事実に......最愛のパートナー・メイショウマンボとの「決別」が意味するものとは━Gambling Journal ギャンブルジャーナル / 2016年11月5日 10時27分
http://biz-journal.jp/gj/2016/11/post_1714.html

 13日に京都競馬場で行われる第41回エリザベス女王杯(G1)に出走予定のメイショウマンボ(牝6歳、栗東・飯田祐史厩舎)が、池添謙一騎手で挑むことが明らかになった。

 2013年の2冠牝馬となるメイショウマンボはこれまでキャリア28戦の内、25戦で武幸四郎騎手が手綱を執ってきた。2013年4月の桜花賞(G1)で騎乗してからは、ここ2年以上ずっとコンビを継続している。

 それが、ここにきての乗り替わり。当然、ここ2年ずっと2ケタ着順が続いているメイショウマンボへのカンフル剤的な意図もあるのだろうが、やはり"この時期"の乗り替わりということで「別の可能性」が浮上している。

 それは、幸四郎の騎手引退、そして調教師転身だ。

 10月20日に発売された『Number913号』(文藝春秋)の武豊騎手の冒頭インタビューの中で、現役騎手で弟の幸四郎が調教師を目指していることに関して質問された際、特に隠す素振りもなく「そうなんですよね」と答えている。

 また、同誌の幸四郎騎手本人へのインタビューでも調教師転身に向けて勉強中であることが掲載されており、いよいよ幸四郎騎手が調教師に転身することは公の事実となってきた模様だ。

「幸四郎騎手が今年の調教師免許試験を受けたことは、ほぼ確実と言われています。その上で、このタイミングで2年以上コンビを組んできたメイショウマンボが乗り替わるということは、先日発表された第一次試験合格者の23名の中に幸四郎騎手が含まれており、29日の二次試験に向けての対策が本格化した証ではないでしょうか。場合によっては今回で合格して、来春に騎手引退という可能性も考えられるでしょう」(競馬記者)

 デビュー2日目にマイラーズC(G2)を勝ち、初勝利が初重賞という兄でもなし得なかった華々しいキャリアのスタートを飾った幸四郎騎手だったが、騎手の中でも長身といわれる兄よりもさらに高い177㎝という背丈は、体重制限の厳しい騎手向きとはいえなかった。

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 それでもデビュー3年目には、62勝で関西リーディング6位。翌年の秋華賞では10番人気のティコティコタックでG1初制覇を成し遂げるなど、天才騎手を兄に持つ弟として確実な進化を見せていた。

 だが、2006年に3年間交際した高島彩と破局。翌年からはケガなどもあって大きく成績を落とすと、2011年には飲食店で居合わせた客の男に殴られ、左ほおを骨折する全治3カ月の重傷を負うなど公私にわたって低迷した。

 調教師転身に本腰を入れ始めた昨年から、目に見えて騎乗数が減っている幸四郎騎手。そんな中でも、メイショウマンボは幸四郎騎手が大舞台で戦える数少ないパートナーだった。

「メイショウ」の冠名でお馴染みの松本好雄オーナーはずっと幸四郎騎手を支えてきた人物のひとりで、メイショウマンボでオークスを制した際に幸四郎騎手が男泣きしたことは有名なエピソードだ。

 そんな名コンビの"決別"。そこにある「意味」は、ただの乗り替わりではなさそうだ。

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