グリーンセンスセラさんの競馬日記

エリザベス女王杯(G1)

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エリザベス女王杯(G1)はマリアライトVSミッキークイーンも「世界のムーア」が乗るタッチングスピーチに戦々恐々!?━ Gambling Journal ギャンブルジャーナル/ 2016年11月7日 09時20分
http://biz-journal.jp/gj/2016/11/post_1726.html
 
  13日に京都競馬場で開催される第41回エリザベス女王杯(G1、芝2200m)に、今年も各世代の名牝が集った。今年は現在「世界No.1」との呼び声高いR.ムーア騎手が参戦するとあって、早くから話題を呼んでいるようだ。

 ただ、不動の中心は連覇が懸かるマリアライト(牝5歳、美浦・久保田貴士厩舎)で間違いないだろう。

 昨年のエリザベス女王杯で重賞初勝利をG1で飾ると完全に本格化。年末の有馬記念(G1)の4着で一線級の牡馬にも引けを取らない能力を示すと、この春は牝馬としては11年ぶりに宝塚記念(G1)を制覇。その強さは、牝馬の域を完全に超えている。

 この秋はオールカマー(G2)から始動。5着に敗れたが、もともと叩き良化型である上に、勝ち馬から0.3秒差という意味では、春の始動戦となった日経賞(G2)と同じ。まずは順調なスタートを切ったと述べて良さそうだ。

 その上でポイントとなるのは、やはり状態面の上昇度だろう。

 実際にこの春は先述した日経賞で3着に敗れた後、続く目黒記念(G2)でも2着と格下相手に敗戦を喫している。結局、「最高の状態」となったのは3戦目の宝塚記念だったというわけだ。そういった意味で、叩き2戦目のココで本来の走りが見られるのか。

 臨戦過程こそ昨年と同じだが「大目標」という意味では、今年の"マリア様"ならば次の有馬記念(G1)となるだろう。ここまで順調に調整されているが、最終追い切りは特に注目したい。

 仮にマリアライトのトーンが"本物"でないのなら、ミッキークイーン(牝4歳、栗東・池江泰寿厩舎)の逆転チャンスが大きくなる。

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昨年はオークス(G1)と秋華賞(G1)を制して、2冠牝馬となったミッキークイーン。ただ、牡馬一線級の壁に跳ね返された昨秋のジャパンC(G1)の8着以降、休養を挟んで迎えたこの春の2戦は、いずれも1番人気を背負いながら2着に敗れている。

 ただ、主戦場が中距離なだけに久々のマイル戦だったことを考慮すれば情状酌量の余地はあった。

 5月のヴィクトリアマイル(G1)以来のぶっつけ本番となるが、1週前追い切りでは栗東の坂路で上々の動きを披露。デイリースポーツの取材に応えた池江泰寿調教師も「まだ久々の感じはするけど、最後までビシッとやったし、これで変わってくるのでは」と言っての評価。こちらも最終追い切りの動きが注目される一頭だ。

 昨年の3着馬タッチングスピーチ(牝4歳、栗東・石坂正厩舎)が"今回"は特に怖い存在となった。

 先述したG1馬2頭と比較すれば、一枚足りないことは承知の上。だが、鞍上に世界のR.ムーア騎手を迎えたとなれば、話が違ってくるのではないだろうか。

 今年の凱旋門賞(G1)を勝っただけでなく、すでに先週の天皇賞・秋(G1)で日本の競馬ファンに改めて世界トップクラスの実力を見せつけたムーア騎手。エリザベス女王杯は英国馬のスノーフェアリーで連覇した相性の良いレースだけに、単純に「ムーア様が乗る」ということで戦々恐々となるファンも多いだろう。

 また、タッチングスピーチとしても昨年のこのレースの3着馬。今年も京都記念(G2)で2着するなど、京都2200mとの相性が抜群なだけに今年も危険な存在になりそうだ。

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 勢いのある3歳馬からは、秋華賞2着のパールコード(牝3歳、栗東・中内田充正厩舎)が参戦する。

 春はフローラS(G2)で2着しオークスの出走権を得たが、無理せず秋に向けて休養。その決断が功を奏し、復帰戦の紫苑S(G3)こそ5着に敗れたが、前走の秋華賞で勝ったヴィブロスに半馬身差まで迫った。今や、3歳牝馬トップクラスの力を持つ一頭である。

 今回が初の古馬との対決となるが、京都コースは3戦してすべて馬券圏内を確保している得意なコース。いきなりの"大物食い"があってもおかしくはない存在だ。

 他にも府中牝馬S(G2)を勝って波の乗るクイーンズリング、中山牝馬S(G3)でルージュバックを破ったシュンドルボン、もう一頭の3歳馬デンコウアンジュなど、実力派の牝馬が揃った。

 この秋の牝馬の頂点を決めるエリザベス女王杯は13日(日)の15時40分に発走予定となる。

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