グリーンセンスセラさんの競馬日記

安藤勝己氏が福永祐一に不満吐露

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JRAレジェンド安藤勝己氏が福永祐一に不満吐露......ケイティブレイブ騎乗は相変わらずの「イメージどおり」?─ Gambling Journal ギャンブルジャーナル / 2017年12月4日 19時48分 http://biz-journal.jp/gj/2017/12/post_5230.html

 3日に行われたチャンピオンズカップ(G1)。レースは快調に飛ばしていたテイエムジンソク、コパノリッキーをゴールドドリームがゴール前で捉え、下半期ダート王決定戦を制した。

 フェブラリーS(G1)を制覇した後、低迷していたゴールドドリームを復活させたR.ムーア騎手には称賛の声が相次いでいる。ムーア騎手の名声がさらに高まることは間違いないだろう。その一方、4着に終わったケイティブレイブに騎乗していた福永祐一騎手に対しては、一部から不満の声もあがっているようだ。

 ケイティブレイブは道中3番手につけていた。だが、最後の直線に入っても先を行く2頭に並びかけることができず、そのまま大外から飛び出したゴールドドリームにあっさりと交わされ、為す術もなく4着に終わっている。

 現在、競馬評論家として活動している元JRA騎手安藤勝己氏はレース後、自身のTwitterで今回の総括を行った。安藤氏は今回の鍵はテイエムジンソクが握っていたとし、「G1初挑戦で2着は立派」と評価しつつも今回の着順は、「慎重に乗った結果」だとして「いつものねじ伏せる強引な仕掛けなら勝ち切った可能性もある」と指摘。さらに「ケイティブレイブも綺麗に乗りすぎた。悪い運びじゃないけど、極端にタメたほうがいい馬だよ。」と今回の福永騎手の騎乗に対してチクリと苦言を呈した。

 その福永騎手はレース後、「イメージした流れ、イメージした抜け出し方だった。でも交わせそうで交わせなかった」と語り、さらに内側から抜け出すのははじめてだったが対応できたとして「何でもできるようになってきたので、もう少し力を付けてくれればね」と振り返っている。

●次のページ いつもの『イメージどおり』とレースを振り返った福永騎手

「福永騎手はいつもの『イメージどおり』とレースを振り返っています。展開からして4着ならば、力負けだったのかもしれません。ですがケイティブレイブは帝王賞(G1)ではスタート後につまずくというアクシデントがあったものの、後方から見事な競馬を展開して勝利を収めています。そのような経験があるのですから、一か八かの思い切った騎乗をしていれば、結果は変わったかもしれませんね。またチャンピオンズカップは内枠有利とはいわれていますが、福永騎手は2枠を引いたことを不安視していたとそう。ならば、なおさら想定外の策を取ってみても良かったはずです」(記者)

 福永騎手は自身を「天性の才能がないので、理詰めで乗るしかない」と認めている。この繰り返される「イメージ通り」も入念な努力と、優れた想定能力の表れに他ならない。だが、そこには意外性は皆無だ。

 実績の割にファンの評価がイマイチ上がらない福永騎手。名騎手であるのは間違いないのだが、その先に行くためには現状からの脱却も必要だと思うのだが......。

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