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続いては芝で実績がある4頭をまとめて。。
結論から言ってしまえば、痩せても枯れてもフェブラリーSはGⅠなので初ダートは厳しいと思います。
なので初ダートの2頭の単勝を買うことはありません。
とはいえ芝で実績のある馬が馬券対象になり得るのもフェブラリーSであって
一応は検討の余地はありそうです。
・ガイアフォース
賞金順では補欠8番手だったもののレーティング上位で出走可能に。
長岡騎手での参戦が発表されてSNSがザワついた感はありますが、長岡起用は一応は除外対象だったという建前もありそうですね。
もしかして、当初は小倉大賞典でも考えていたのかしら?
血統の字面からは、母が南関東で重賞3勝のナターレなので間違いなくダートは向きそう。
ところが同馬の特長としては
・高速馬場歓迎
・ワンターン大好き
・平坦コースなら一周競馬でも
ということで軽いタイプですね。
血統のイメージからは真逆のタイプに感じます。
後は好走実績が暖かい時期に偏っているので夏馬の可能性はありそうです。
ダートの実戦については「やってみないことには…」というのが正直なところでしょうか。
・カラテ
陣営(馬主)からは「血統は間違いなくダート」ということで、2歳時の未勝利戦以来となるダート参戦でフェブラリーSに舵を切った印象です。
5歳時の東京新聞杯勝ち、6歳時のニューイヤーS勝ちが示すように冬場のマイル戦に実績があるのはポジティブな要因にはなると思います。
ただ関西に転厩後は2000m前後の距離を使われており、距離短縮に対応できるかは微妙なところ。
また休み明けだったとはいえ、前走のAJC杯が思ったより動けなかった辺り8歳という年齢を考慮した方がいいのかもしれません。
・シャンパンカラー
昨年のNHKマイルCの勝ち馬もフェブラリーSにエントリーしてきました。
昨年の安田記念は古馬の厚い壁に阻まれて14着と振るいませんでしたが、芝ながらも東京1600mは4戦3勝なので、意外とバカにできないかもしれません。
その安田記念以来の一戦になるので、推測ですけど、中山記念を視野に入れていたのかもしれませんが、距離適性を武器にチャンスありと判断したのかもしれませんね。
ところで某月刊誌によれば馬主の青山氏は中山馬主会のメンバーなんだそうですが、どういうわけか所有馬の成績は断然東京コースの方がいいのだそうで、その辺の兼ね合いもあるのかもしれません。
まあ世代論でいけば現4歳勢は、正直なところGⅢレベルの馬が芝もダートも多くて、その中にあって昨年のNHKマイルCのレースレベルは疑問視されているところもあるので強くは推せないところ。
ただ穴と思えば一考の余地はあるのではないかとも思います。
まあこれまでに「追い切りはやたら動く」的な話を見た記憶はないので
(自分のアンテナ不足かもしれませんが)
休み明けを含めてどうなのか?というところはありますけど、同じ初ダートでそこそこ買い材料のあるガイアフォースよりは、むしろ面白い存在なのかもしれません。
でも、盲点になっているのなら面白いかな、ぐらいの話に留めてはおきます。
・ドゥラエレーデ
そしてホープフルSの勝ち馬ながらも、軸足はいよいよダートに定まってきた感じのドゥラエレーデ。
ダートの勝ち星こそ未勝利戦の1つだけですけど、UAEダービー2着にチャンピオンズCと東京大賞典の3着で高値安定といったところ。
モリスが短期免許を打ち切って帰国したことで、その空いた枠にムルザバエフが入るのかどうかが気を揉むところですが
競馬ブックの特別想定ではフェブラリーS当日のコパノリッキーCと大島特別にムルザバエフの名前があるのでおそらく来日するんでしょうね。
近2走は、いわゆる「ハコ3」なので思い切って逃げた方がいいんじゃないかという気はします。
テンのスピードは距離延長組の方が速そうなんですけど、突っ張り先行ならドゥラエレーデの方に分があるかと思います。
ただあまり構えてしまうようだと中団からの競馬になって、これが外枠で揉まれなければいいですけど
内枠を引いてしまうと案外なケースがあっても不思議はなさそうです。
今回はどの馬にも言えるですけど、枠順の並びというのはレースに影響があるかと思われます。
有力候補の1頭ながらも動向次第のところはありますね。
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