グリーンセンスセラさんの競馬日記

川崎競馬場「売上新記録」

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JBC開催の川崎競馬場が地方競馬の「売上新記録」を達成!確実な発展を遂げつつある新たな競馬ブームの実態とは━Gambling Journal ギャンブルジャーナル / 2016年11月4日 17時27分
http://biz-journal.jp/gj/2016/11/post_1712.html

 一時は低迷の一途を辿っていた競馬ブームが復活しつつあるのは、どうやら本当らしい。

 3日にクラシック、スプリント、レディスクラシックの3つのG1からなるJBC(ジャパンブリーディングファームズカップ)開催を終えた川崎競馬場が、1日あたりの売上48億7402万2850円を記録し、これが地方競馬の1日の売上の最高記録を更新したことがわかった。

 従来の記録は、昨年末に大井競馬場で東京大賞典(G1)が行なわれた12月29日の48億5144万4950円だったが、今回はそれを2000万円ほど上回る新記録。何より大きいのが、大井競馬場と川崎競馬場という異なった開催場が、短期間で地方競馬そのものの史上最高売上を更新した事実だ。

 大井競馬場に関しても、すでに今年6月に行なわれた帝王賞(G1)が前年比155%の記録し、従来の売り上げ記録を2億円上回ったように極めて順調に業績を伸ばしている。これは地方競馬全体が、今までにない良好な流れを築きつつあると述べても過言ではないだろう。

「今回のJBC開催が大きく成功した理由として、川崎競馬場が約20年ぶりに大きくリニューアルしたことが挙げられます。これはナイター競馬を導入して以来の大改装で総事業費は約20億円。

 2号スタンドの全面改良や芝生広場の大型遊具の新設に加え、大型のキッズスペースや1号スタンド、内馬場投票所などがすべてリニューアルされました。エスカレーターの増設やウィナーズサークル、大型ビジョンの新装など見た目にも明らかな変化が見て取れたのが、入場者数の大幅な増加につながったようです」(競馬記者)

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 実際に川崎競馬場は当初3日の入場者数目標を2万5000人に設定していたが、それを上回る2万8718人の人々が来場。特にG1を3連勝していた王者コパノリッキーと、5連勝中の新星アウォーディーとの初対決が注目されたJBCクラシックは、戦前から大きな盛り上がりが見せていた。

 無論、JRAのスターホースが出走する地方の交流重賞を中央競馬のインターネット馬券購入システム「IPAT」を利用して馬券購入できるようになったことも極めて大きな理由の一つ。

 2012年から始まった同システムだが、ここ最近の地方競馬の好調ぶりを見ても、ようやく世間に大きく浸透したということだろうか。インターネットによる『全レース無料ライブ中継』は中央競馬にない地方競馬の強みである。

 ただ、順調に売り上げを伸ばしているのは地方競馬だけでなく、ここ数年毎年のように売り上げ増を記録している中央競馬も、頭数が揃わなかった天皇賞・秋を除くG1が軒並み売り上げ増を達成。

 新しく導入された海外馬券も順調な滑り出しを見せており、極めて良好な状態だ。

「これまで競馬人気の復活が注目を集めたのは、ディープインパクトのようなスターホースの出現による一過性のものでしたが、今年は藤田菜七子騎手が春先に話題になった程度。3冠馬のような突き抜けたスターホースもいませんし、業界全体がじわじわと注目度を高めていることが伝わってきます。こういった向上の仕方は、競馬界全体の将来的にも非常に有意義なことではないでしょうか」(同)


 実際に川崎競馬場は当初3日の入場者数目標を2万5000人に設定していたが、それを上回る2万8718人の人々が来場。特にG1を3連勝していた王者コパノリッキーと、5連勝中の新星アウォーディーとの初対決が注目されたJBCクラシックは、戦前から大きな盛り上がりが見せていた。

 無論、JRAのスターホースが出走する地方の交流重賞を中央競馬のインターネット馬券購入システム「IPAT」を利用して馬券購入できるようになったことも極めて大きな理由の一つ。

 2012年から始まった同システムだが、ここ最近の地方競馬の好調ぶりを見ても、ようやく世間に大きく浸透したということだろうか。インターネットによる『全レース無料ライブ中継』は中央競馬にない地方競馬の強みである。

 ただ、順調に売り上げを伸ばしているのは地方競馬だけでなく、ここ数年毎年のように売り上げ増を記録している中央競馬も、頭数が揃わなかった天皇賞・秋を除くG1が軒並み売り上げ増を達成。

 新しく導入された海外馬券も順調な滑り出しを見せており、極めて良好な状態だ。

「これまで競馬人気の復活が注目を集めたのは、ディープインパクトのようなスターホースの出現による一過性のものでしたが、今年は藤田菜七子騎手が春先に話題になった程度。3冠馬のような突き抜けたスターホースもいませんし、業界全体がじわじわと注目度を高めていることが伝わってきます。こういった向上の仕方は、競馬界全体の将来的にも非常に有意義なことではないでしょうか」(同)

無論、大小様々な営業努力があってこその結果だろうが、単純に注目度の高いプロモーションを行い、良いレースを提供し続けて売り上げを向上させるといった"正攻法"が効果を発揮していることは大きい。

 秋も深まり、ますます盛り上がりをみせる競馬界。来年初頭には、また年間売上向上の明るいニュースが届けられそうだ。

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