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アウトライアーズが牡馬クラシックの勢力図を塗り替える!?「遅れてきた大物」の真の実力は?─Gambling Journal ギャンブルジャーナル / 2017年3月16日 23時39分 http://biz-journal.jp/gj/2017/03/post_2860.html
昨年11月に東京競馬場で行われた百日草特別(500万下)。この時期には数少ない2000mの条件戦とあって、例年クラシックを見据える素質馬が集う一戦だが、昨年は特に"濃い"メンツが集まった。
最後の直線で中団から鋭く抜け出し、このレースを制したのはアドマイヤミヤビ。後のクイーンC(G3)の覇者だ。また後方から上がり最速で2着に食い込んだのが、後に京都2歳S(G3)と弥生賞(G2)連勝するカデナ。
そして、それらから3/4馬身+ハナ差の3着となったのが、19日のスプリングS(G2)に登場するアウトライアーズ(牡3歳、美浦・小島茂之厩舎)である。
それだけでもこの馬の重賞級の能力を示すには十分と思われるが、さらに特筆すべきは単勝1.6倍の圧倒的人気に応えて2勝目を上げた、前走のひいらぎ賞(500万下)だ。
中山のマイル戦で行われたレースで、アウトライアーズはスタートから出負けして最後方からの競馬を強いられている。そのまま後方外目で折り合い、勝負所の3、4コーナーで進出を開始するも、結果的にコーナーで大きく外に膨らみ大外を通らされている。主戦の田辺裕信騎手にとっても、決して褒められた騎乗ではなかった。だが、それでも上がり最速の末脚で、最後は2着に1馬身半差をつけて完勝している。
このことからも、ひいらぎ賞の出走メンバーの中でアウトライアーズは1枚も2枚も上手であったといえる。だが、このメンバーも実はなかなか骨のある馬たちだ。
2着のウインブライトは単勝1.9倍に推された次走の若竹賞(500万下)をあっさりと勝ち上がり、3着のナイトバナレットに至ってはジュニアC(OP)を勝利している。さらに4着のエトルディーニュが共同通信杯(G3)で2着、5着のジュニエーブルでさえ京成杯(G3)の4着馬だ。
つまり彼らは皆、「戦った相手」が悪かっただけということだ。
次のページ 「遅れてきた大物」と呼ぶに相応しい存在
さらに敗れた百日草特別にしても、アウトライアーズにとってはスタートから複数の馬に外から煽り気味に被せられる苦しい展開だった。それらの先行馬たちと一緒に行きたがったアウトライアーズを抑えるために田辺騎手は手綱を引いて、結果的にポジションを下げている。それは百日草特別の[3-7-6]という通過順位を見れば明らかだ。
そのために内で閉じ込められたアウトライアーズは、最後の直線で荒れた内側の馬場を通るしか選択肢がなかった。そこから懸命に脚を伸ばして一度は先頭立ったものの、アドマイヤミヤビの強襲に遭い、最終的にはカデナにもハナ差だけ交わされている。
さらに述べるのなら、2着に敗れたカデナはこれが敗戦だったという前提もあるが、勝った京都2歳Sや弥生賞よりも最後までしっかりと追われた競馬をしている。さらに勝ったアドマイヤミヤビも、次走のクイーンC(G3)の方が明らかに楽な手応えでレースを終えているように見えた。
つまり、アドマイヤミヤビもカデナもこの馬を負かすために、この時点でのMAXに近いポテンシャルを発揮しているということだ。
率直に述べて百日草特別の上位3頭は明らかに他のメンバーよりも力が上であったし、ほぼ互角の勝負だったといえる。
現状アウトライアーズは「百日草特別でアドマイヤミヤビとカデナに敗れたが、いい勝負をした馬」という位置づけであるが、この評価が後々逆転したとしても驚けない能力の持ち主だ。
無論、2歳王者のサトノアレスにしても決して油断ならない相手であり、アウトライアーズは「遅れてきた大物」と呼ぶに相応しい存在である。
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