銀色のサムライさんの競馬日記

降級制度廃止に思うこと

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先週末は体調がかなり悪く、馬券を買う余裕も持てなかったので、
ウマニティでの架空予想のみ、という形になってしまいました。

昨日病院に行った事もあり、だいぶ体調は戻ってきたんですけど、
完調一歩手前という状況ですから、しばらくは大人しく生活していきたいと思います。
(毎週お届けしていた馬券メモですが、体調不良のため、先週分はお休みにします)


先週の重賞は、
アエロリットがクイーンSを、ラインミーティアがアイビスSDを制しましたね。

アエロリットの逃げ切りには驚きましたけど、
枠の並びを見れば、アエロリットが逃げの手に出ても不思議なかったんですよね。

今回逃げてしまった事が次走以降にどんな影響を与えるのか、というところがポイントになりそうですけど、
百戦錬磨のジョッキーが乗るわけですから、そんなに心配する必要はないのかな?と思っています。

一方、アイビスSDは本命のフィドゥーシアが勝ちそうなところをラインミーティアが一気に差し切りました。

有利な外枠に入っていて、直線競馬得意の西田騎手、
という買い材料こそありましたが、まさかラインミーティアが1着でゴールするとは…。


ここからが今日の本題です。

先週の競馬界で最も大きなニュースとなったのが、
降級制度が2019年から廃止される事、だと思います。

降級の廃止は今年に入ってから噂されていましたけど、
ついにきたか…という感じですね。

馬主、一口馬主、生産者側の意見を僕が汲み取る事はできませんが、
1人の競馬ファンとしては「馬券が難しくなる」という感想を持っています。

降級馬を頼りにした馬券構成をする事が多い僕にとっては、
2年後からは降級馬を頼りにする事ができない、というのはかなり痛いです。

もっともっと馬券力を高めていって、
2年後の降級制度廃止に備えていきたいです。


また、降級制度廃止については、中小の馬主・生産者をより厳しい状況に追い込む事になる、
という意見が各所で出ていますけど、僕もそう思っています。

もちろん、勝負の世界ですから、弱肉強食の色が濃くなる事は致し方ないと思いますが、
ある程度は中小の馬主・生産者を助けるような措置を設ける必要があるのでは?と考えています。

例えば、オープンや1600万下、1000万下といった上級条件のレースの数を増やすだけでなく、
多少力が足りない馬でも上位争いに持ち込む事が可能になるハンデ戦の数を増やす事も重要だと思います。

他にも、「前走6着以下の馬しか出走できない」というような条件のレースを年に数回作って、
頭打ちになってしまった馬に活躍の場を与えるのもアリじゃないかな?と思っています。


降級制度というものは、春競馬の終わりから夏競馬にかけての風物詩的な存在でしたから、
あと2年で無くなってしまうのは残念ではありますが、
これから競馬を始めよう、馬券を買ってみよう、という人たちにとっては理解しがたい制度である事は間違いないので、
今回のような流れになってしまうのも仕方ない事なのかもしれない、と僕は考えています。

いずれにしても、降級制度廃止という出来事を競馬界にとってプラスになるような態勢をとってもらわきゃ困りますから、
今後のJRAの対応も注視していきたいです。

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