モズ@さんの競馬日記

小倉記念出走馬考察2

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【ストロングタイタン】


マレーシアC1着

平均ペースで逃げる前2頭を行かせて
道中はスローの3番手を追走。
向正面から徐々にペースを上げて速い脚を持続させる
実質ラスト1000のスピード勝負のような競馬。


小倉大賞典5着

マルターズアポジーが作る淀みなく速い流れを
中団前目の最内から追走。
道中の位置取りは絶好だったが、
3~4角でマイネルハニーが下がってきてスピードダウン。
スピード勝負では致命的な不利でまともなら2着はあった。


中山金杯9着

中山2000特有のやや特殊な流れに先団で巻き込まれてしまう競馬。
走法的に苦手と思われるコーナリングでの加速を要求され
直線も馬群の狭い所に入ってしまったため惨敗もやむなし。


重賞での2戦は崩れているが、いずれも敗因は明確。
やや器用さに欠ける走りをするので小回りが向くとは言い難いが、
少頭数で向正面から楽にペースアップできる展開になれば信頼度は高いのでは。



【スピリッツミノル】


宝塚記念7着

出脚が目立たず先行策は諦め中団から。
道中は比較的ロスなく回っていたが、
3~4角で前が綺麗に空くと
鞍上がここしかないと思ったのか、かなり無謀な早仕掛け。
一瞬見せ場を作ったがさすがに失速。


鳴尾記念5着

押して出て行くが行き脚は微妙。
道中は中団内目をロスなく回れたが、
直線で前が壁になりなかなか追い切れず。
最後は脚を余す形でのゴール。


近2走は勝負所での運びが若干まずくなってしまう内容。
ただ、道中は好位からの追走が叶っているので、
その分、終いを残しやすい展開にはなっているのかなと思う。
行き脚、末脚とも見劣りするため
外々を回らされるような展開になるとどうか。



【タツゴウゲキ】


七夕賞6着

ダッシュ良く出たが先手争いには加わらず中団前目のイン。
道中は好位置からの追走になったが、
3~4角で脚が止まったフェイマスエンドが下がってきてしまい
その煽りをモロに受けて最後方付近まで後退。
直線に入り盛り返すが若干進路取りにも手間取り6着まで。


垂水S3着

淀みないスピード勝負を3番手イン追走。
外目4番手を回したエテルインミノルに差されたのはやや不満。


下鴨S6着

道中は勝ち馬のヴォージュから3~4馬身離れた3番手を追走。
3角までは付いて行けたが、
そこからトップスピード負けしてしまうような競馬。


七夕賞は勝負所で位置を大きく下げてしまう不利を受けたが、
流れとしては各馬がコーナーで仕掛けて直線バテる展開だったので、
コーナリングでの速い流れをパスできたことを考えると
本当に致命的な不利だったのかは疑問が残る。
トップスピードを要求されなければそこそこ走れそうではあるが、
条件戦の内容を見ても能力的には一枚落ちるか。



【バンドワゴン】


鳴尾記念7着

序盤は平均からやや緩い流れで掛かりながらの追走。
外目4番手から大跳びの馬が苦手なコーナー加速勝負になってしまい
直線でもまったく伸び脚なくゴール。


但馬S1着

出負けして中団のイン追走も馬は少し行きたがる素振り。
レースはこの馬としては走りやすいほぼ一貫した流れになり
直線でも最内の狭い所が運良く空くと
ルメール騎手が臆することなく馬をねじ込み差し切り勝ち。


博多S7着

序盤やや速い流れの最内4番手を追走。
1~2角でペースがやや緩んで馬群が詰まり道中は窮屈な走り。
勝負所でもなかなかペースが上がらず、最後は加速負け。


鳴尾記念は適性外の展開で度外視できるが、
その前の但馬Sは展開と位置取りが綺麗にハマる展開。
不器用さがかなり際立つ走法の馬なので
何か一つでも歯車が狂えばあっさり崩れる印象は強い。



【フェイマスエンド】


七夕賞12着

序盤から無理をして先手を主張する形。
結果、3角で早くも脚を失くして大失速。


チャレンジC13着

大外18番から先団インの4番手へ。
4角過ぎまではまだ余力が残っていたが
直線半ばで完全に一杯になり後退。


近2走が序盤で無理をさせ過ぎた感じなので
少頭数で前半を楽に先行できれば結果は変わるかもしれないが、
そこから上位に残れる脚があるかは微妙。



【フェルメッツァ】


七夕賞5着

道中は勝ち馬と同じ位置の内目を追走。
勝負所でも特に不利なく回ってきていて力負け。

福島民報杯2着

ダッシュ良く飛び出し序盤は先団へ。
そこからの速い流れには付き合わず、
前3頭から離れた視界良好な4~5番手を追走。
4番手以降は淡々とした流れで
結果的に位置取りが大きかったと言えるような2着。


七夕賞が力は出し切ったかなと思える内容。
好位を狙える先行力は魅力だが、
それ以外の武器が見えてこないのが現状。



【ベルーフ】


エプソムC11着

飛び出しがやや悪く後方3番手の位置取り。
前が止まらない展開と馬場状態だったため出負けした時点で終了。

都大路S10着

スタートで隣の馬と接触があったのか
そこから終始集中力を欠くような走り。

六甲S5着

淡々とした流れからの上がり勝負を出負け大外ぶん回し。
この馬なりに脚は使っているがこの展開では厳しい。


近走は振るわないが特別力が衰えた印象もなく、
展開さえハマればまたどこかで穴をあけそう。
ただ、出脚の悪さから基本的に位置取り不利の競馬に陥る馬で、
周りが終い止まる展開じゃないと追い込めないとは思うので、
レース展開をしっかり考えて買い目に入れるかどうかを決めたい。

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