グリーンセンスセラさんの競馬日記

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武豊エアスピネルにまたも「暗雲」中山記念回避で順調に行かず「リベンジ」も果たせず......─ Gambling Journal ギャンブルジャーナル/ 2018年2月15日 14時0分 http://biz-journal.jp/gj/2018/02/post_5838.html


 2月25日の中山記念(G2)に出走を予定していたエアスピネル(牡5歳、栗東・笹田和秀厩舎)が回避を発表した。

「サンスポ」によれば、右前橈骨(とうこつ)骨膜炎を発症したためとのこと。管理する笹田調教師は「普通の馬なら使える」と軽症であることをアピールしたものの「大事を取った」と説明。エアスピネルは14日から放牧に出されているという。

 昨年、エアスピネルは京都金杯、富士S(ともにG3)と重賞を2勝したものの、結局G1には届かず。2018年は再度頂点を目指す仕切り直しの1年となっている。陣営は始動戦となる中山記念で武豊騎手に再度騎乗を依頼し、黄金コンビでG1制覇へと邁進する予定だった。

「エアスピネルはこれまで15戦していますが、うち13戦に武豊騎手が騎乗して4勝を上げています。昨年のマイルCS(G1)にも騎乗予定でしたが、武豊騎手がレース直前調教の落馬負傷で騎乗が見送られました」(記者)

 この時、武豊騎手は自身の公式サイトで落馬事故を振り返り、そして「頑張るぞと気合いを入れ直したそのときに、エアスピネルの乗り替わりを告げられました」と明かしている。そして「ジョッキーは依頼をいただいて初めて仕事になるわけで、こうしたことも受け入れなければいけないわけですが」と前置きした上で「思いはもちろん複雑です」とその心境を語っていた。

🏇次のページ 中山記念には昨年のマイルCS覇者であるペルシアンナイトも出走予定だった

「そしてマイルCSではピンチヒッターとしてエアスピネルに騎乗したR.ムーア騎手があわやG1初制覇となる好騎乗を見せました。そのため、今後は手綱が戻らないと多くの人が思っていたようです。

 しかし、ムーア騎手は短期免許で来日しただけで通年での騎乗は不可能。そのため陣営は、これまでの経験や実績を考慮した結果、武豊騎手に任せるのが一番だと判断したようです。武豊騎手も名誉挽回のためにぜひとも出走して結果を出したいところだったと思いますが、今度は馬のケガで出鼻をくじかれる形になってしまいましたね。中山記念には昨年のマイルCS覇者であるペルシアンナイトが出走予定で、リベンジのチャンスでもあったんですが......」

 今回、無念の回避を発表したエアスピネル。今後は4月22日に京都競馬場で行われるマイラーズC(G2)で復帰し、6月3日に東京競馬場で行われる安田記念(GI・芝1600m)に向かう予定だという。

 黄金コンビ再結成が先送りにされてしまった武豊騎手とエアスピネル。次走では5度目の勝利を飾り、勢いそのまま安田記念で悲願のG1初制覇を達成してもらいたいものだ。

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