まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
今年の有馬記念(G1)「3歳馬」勝利確実!? 最強スワーヴリチャードが"世代交代"を告げる「有馬記念の法則」とは─ Gambling Journal ギャンブルジャーナル http://biz-journal.jp/gj/2017/12/post_5356.html
もう誰も、今年の3歳馬が弱いなどとは言わないだろう。いや、「強い3歳馬」を代表してスワーヴリチャード(牡3歳、栗東。庄野靖志厩舎)が、年末の大一番・有馬記念(G1)で堂々の世代交代を告げる。
異例の超スローペースとなった日本ダービー(G1)の勝ち時計が、前年よりも2.9秒も遅かったことや、夏に条件戦を勝ち上がった馬が少なかったことで、何かとその実力を不安視されていた今年の3歳世代。
しかし、秋が深まるにつれてトップクラスが古馬と戦う機会も増えると、一気に頭角を現す。10月終わりのスワンS(G2)で3歳馬のサングレーザーが勝利したことを皮切りに、怒涛の重賞ラッシュ。気が付けば、先週(12月17日)までに「10」も古馬混合重賞を制している。その詳細は、下記の通りだ。
上記の表を見てもわかる通り、今年の3歳世代をブレイクさせたのは、何といってもこの秋「神騎乗」を連発したM.デムーロ騎手だ。スワーヴリチャードとのアルゼンチン共和国杯(G2)も然ることながら、エリザベス女王杯(G1)、マイルCS(G1)の連勝は見事の一言。「3歳馬」+「ミルコ」は今や鬼に金棒、勝利の方程式と呼んでも過言ではないだろう。
そんな最高のパートナーを得て、年末のグランプリに参戦するスワーヴリチャード。
完勝を飾ったアルゼンチン共和国杯だけでなく、春の日本ダービー(G1)で3/4馬身差の接戦を演じたレイデオロが、ジャパンC(G1)でキタサンブラックに先着を果たしているのだから、この馬の能力が古馬の壁に跳ね返されるというのは考えづらい。それどころか現役王者を退けての「世代交代」というシーンも充分に考えられる強豪だ。
ただ、そんなダービー2着馬にも不安がないわけではない。
●次のページ 最大の課題は中山コースへの対応 ↓
「この馬の場合、今回の最大の課題は中山コースへの対応でしょうね。右回りに課題があり、唯一連対を外したレースも中山の皐月賞でした。
ハーツクライの産駒らしく走りは雄大で、如何にも東京向きといった感じ。ダービーでややもたついてレイデオロを差し損ねたように、エンジンの掛かりが遅いのも、中山では気になりますね。決して器用な馬ではありませんし、馬群の中でごちゃつく展開になれば最悪、何も出来ずに敗れる可能性すらあります」(競馬ライター)
確かに皐月賞のレース後には、鞍上の四位洋文騎手、庄野靖志調教師ともに「ずっと右手前で走っていた」と口を揃えている。
実際に、この秋もシュヴァルグランがジャパンCを勝利するなど、今やディープインパクト、キングカメハメハに次ぐ「第3の種牡馬」としての地位を固めつつあるハーツクライだが、実は国内のG1制覇はすべて「東京コース」に限られているのが大きな特徴だ。ダービー2着の本馬も、東京コースがベストであることは明らかだろう。
しかし、先週行われた有馬記念の1週前追い切りでは、確かな進境が見られた。
栗東のCウッドコースを6ハロン79.0秒、ラスト11.8秒という破格の時計で走り抜けたスワーヴリチャード。跨ったデムーロ騎手も「とても良い」と手放しで称賛。そして何よりも「手前を替えていたし、右回りも気にならない」と好感触を掴んだことは大きい。
ただ、これでレースは大丈夫と全幅の信頼を置くのは、やや早計か。本馬に限らず、調教で出来ていたことが、本番で出来ない馬は数多くいる。手前替えに不安がある以上、意図的に外々を回る展開になる可能性もありそうだ。直線の短い中山で、強敵相手にそれではさすがに厳しい。
とはいえ、来年に控える春古馬3冠はすべて右回り。ここは本馬にとって"サウスポー返上"に向けた、極めて重要な試金石となりそうだ。年間G1最多勝記録の更新が掛かるM.デムーロ騎手の手綱にも要注目だろう。
●次のページ 有馬記念は何故か「3歳馬は連続して勝つ」パターンが続いている
最後に余談だが、有馬記念は何故か「3歳馬は連続して勝つ」パターンが続いている。
グレード制が導入され有馬記念がG1となった1984年以降、3歳馬が有馬記念を勝った例は13回あるが、その内10回が「連勝(2連勝以上の場合は1連勝目を含む)」となっている。
そこには当然、シンボリルドルフ、グラスワンダー、シンボリクリスエスといった有馬記念を連覇した馬がおり(つまりは3歳馬の連勝ではない)、そういった中での10/13は偶然にしても異様に偏ったデータだ。
ちなみに昨年は、3歳馬のサトノダイヤモンドがキタサンブラックを退けて優勝。これが3歳馬の連勝の始まりとなるだろうか。
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。