モズ@さんの競馬日記

小倉記念出走馬考察1

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【ヴォージュ】


七夕賞9着

テンの速さに付いて行けず、
押して押してようやく前から離れた3番手。
序盤で無理をしたせいか勝負所で加速も付かず。
直線途中までは粘りを見せたが最後は失速。


ジューンS1着

かなり遅い入りでやや抑えられ気味に2番手。
向正面1000手前でペースが上がると
そこからはペースの強弱を必要としない持久力戦。
直線ではズブさを見せながらも最後まで持ち堪えて1着。


下鴨S1着

ダッシュが付かず平均からやや緩い流れを押して2番手。
ジューンSと同じく中盤からの持久力勝負の形になり
馬場の良さもあってか最後まで脚が止まらず、
直線で加速してきたスズカルパンの追撃を振り切っての1着。


七夕賞は小回り特有のテンの速い流れにペースを乱された印象。
行き脚が弱く基本的には序盤で楽をできる展開が理想。
余力さえ残せれば終いもそう大きく脚は止まらないか。
ジューンSでプロディガルサンに勝っているが能力面ではやや懐疑的。



【カフジプリンス】


目黒記念7着

押して出て行くがスピードに乗れず、
道中は中団後方の真ん中寄りを追走。
レースが動いた3~4角での加速にモタつき
直線では馬群に入ってしまい伸び脚目立たず7着。


メトロポリタンS4着

好位取りを意識した運びでやや緩い流れの3番手。
道中は淡々と流れるが3~4角で置かれ気味になり直線の坂でも脚色劣勢。
坂を越えてからはジリジリ伸びたが後続に交わされ4着。


神戸新聞杯では期待を抱かせる走りを見せたが、
その後は一向にパフォーマンスが上がらず。
向正面からのジリジリ勝負なら小回り2000もこなせるとは思うが、
起伏のある流れやコーナーでの加速勝負になった場合は苦しいか。



【クランモンタナ】


2016福島記念14着

大外16番からテンの入りに付いて行けず妥協。
結果、中団前の外目を回らされることに。
3~4角での勝負所ではまったく加速が付かないまま失速。


2016小倉記念1着

12頭立ての3番枠スタート。
少頭数でテンも緩く比較的楽に2番手をキープ。
向正面からペースが上がるとそこからひたすら追い通し。
後続が序盤で緩めの追走をしたこともあってか
キレをまったく必要としない競馬になって粘り込み。


昨年の小倉記念はすべてが上手くいっての1着。
今年もおなじ少頭数で先行馬も少ないので
2年連続がないとも言い切れないが、
障害馬に転向もしてしまっているし、本気度は感じられない。



【ケイティープライド】


函館記念5着

好スタートを切るがあまり積極性はなく中団前目のインから。
3~4角では前が壁になり外目に持ち出す若干のロス。
もう少しスムーズなら1~2つは着を上げられたか。


福島民報杯7着

ダッシュは悪くないがここでも消極的な運び。
道中は中団後方の馬群に入り動くに動けず。
結果、周りの差し馬と同じタイミングで仕掛けることになり
直線でもこの馬なりに伸びてはいるが、さほど目立たず。


大阪城S8着

好ダッシュを切るが鞍上の四位騎手が抑えてやや掛かり気味。
レースの流れが完全な上がりの競馬になり
直線途中までは付いて行けたが最後は苦しくなって失速。


どうもダッシュ力の良さを潰す騎乗が目立つ印象。
差し脚に期待できる馬ではないのである程度の積極性は見せてほしい。
また、トップスピードの持続力に欠けるため
好走するにはジリ脚でも伸びてこられる展開が絶対か。



【サンマルティン】


むらさき賞1着

淡々とした上がり勝負の流れを
スタートから直線に向くまでの間ずっと掛かりっぱなし。
直線ではスピードの良さを見せたが、
最後は苦しくなったのか気性の問題なのか、フラつき気味。


尼崎S5着

スタート後の直線が長い阪神2200コースで
序盤は気分良く走っていたが、
流れが緩んだ2角過ぎで抑えが利かず。
再びレースが流れてからは落ち着いたが直線余力なく失速。


3歳1000万条件1着

序盤から中盤まで緩々の流れ。
ややペースが上がった向正面から掛かり気味になり
直線までうまく我慢をさせて最後の400mだけスピードを解放。


とにかく掛かり癖が酷く、
直近の2勝は何とか馬を抑えて
直線で短距離寄りのスピードを発揮させる競馬。
血統の良さからも能力を期待できる馬ではあるかもしれないが、
現状では狙いにくさのほうが目立つ。



【シャドウパーティー】


福島民報杯15着

淀みない流れの後方2番手を追走。
勝負所の3~4角では大外を強引に回る形になり
一旦は伸びを見せたが直線半ばで完全に失速。


中山金杯4着

やや特殊な出入りのある流れを
中団後方でじっと脚を溜める競馬。
直線でも内でゴチャつく馬たちを尻目に
外から難なく差す運びで恵まれた部分は多い。


前走に関しては度外視できるが、
それ以外のレースぶりが物足りなく運を味方につけないと厳しい。

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