グリーンセンスセラさんの競馬日記

メジロライアン死す…29歳老衰で 91年の宝塚記念V (11:32)

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2016年3月17日11時32分 スポーツ報知 http://www.hochi.co.jp/horserace/20160317-OHT1T50044.html

 91年の宝塚記念の覇者、メジロライアンが3月17日の朝、老衰のために、けい養先の北海道洞爺湖町のレイクヴィラファームで死んだ。29歳だった。

 同馬は父アンバーシャダイ、母メジロチェイサーの血統で、89年7月に美浦・奥平真治厩舎からデビュー。初勝利までには4戦を要したが、横山典とのコンビが固まった年明けのジュニアカップ、報知杯弥生賞と連勝してクラシックの有力候補となった。

 しかし、皐月賞はハクタイセイの3着、続く日本ダービーはアイネスフウジンに1馬身1/4差及ばずの2着、トライアルの京都新聞杯を勝って臨んだ秋の菊花賞はメジロマックイーンの3着といずれも善戦止まりで終わった。待望のG1初勝利は4歳時の91年の宝塚記念。1番人気のメジロマックイーンを正攻法で破って、初のビッグタイトルを手にした。

 その後は屈けん炎を発症するなど、故障に泣かされ、一度は復帰するものの、快勝した92年日経賞を最後に引退した。93年からアロースタッド(北海道静内町)で種牡馬生活を始め、メジロドーベル(97年オークスなどG15勝)、メジロブライト(98年天皇賞・春)などを輩出。種牡馬引退後は、故郷のメジロ牧場で余生を送っていたが、同牧場の2011年5月に解散を受けて、レイクヴィラファームに移り、けい養されていた。同ファームの岩崎義久さんは「多くのファンが毎年会いにきてくださいましたので、残念でなりません」と話している。

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