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中山記念3着ロゴタイプに改めて感服! 進化を続ける「老兵」の姿に「今年こそ有馬記念に」の声─Gambling Journal ギャンブルジャーナル/2017年2月27日 18時2分 http://biz-journal.jp/gj/2017/02/post_2695.html
26日に開催された中山記念(G2)は、M.デムーロ騎乗のネオリアリズムが勝利を収めた。2着には伏兵サクラアンプルール、3着にはロゴタイプが入り、6歳、6歳、7歳と「老兵」が、アンビシャスやリアルスティール、ヴィブロスといった人気の面々を返り討ちにした形である。
特に注目を集めているのは、3着に入ったロゴタイプだ。通算27戦6勝、G1競走3勝という紛れもない名馬の領域にあり、昨年はあのモーリスを下して安田記念を制覇するなどその実力は誰もが認めるところ。
ただ、2歳時に朝日杯FS、3歳時に皐月賞を制してからは3年間勝ち星がなく、その間にはダート参戦失敗やG2でもお呼びでないといった日々もある。頻繁に馬券に絡んでいたものの、昨年安田記念で復活勝利を収めるまでは「勝ち切れない馬」というレッテルを貼っていたファンも多かったのではないか。
そんなロゴタイプも7歳。いよいよ衰えを見せてもおかしくないところだが、今回改めてその脚が錆付いていないことを証明した。近走では積極果敢に逃げる戦法を取り入れることも増えたが、中山記念も序盤はレースを引っ張っている。コンビを組む田辺裕信騎手との相性がいい部分もあるだろう。
差す競馬から逃げる競馬、年を重ねるごとに姿を変え、そして結果を残す姿には感服する他ない。
ファンの間では『本当に有能』という声が多いですね。朝日杯、皐月賞まで勝利した『層熟成』と長く現役を続ける『頑健さ』、さらに6歳でG1制覇を果たす『晩成』の要素などを考えれば、とっくに種牡馬になってもおかしくないのでは、という声も聞こえます。今年が最後かもしれませんが、無事に現役生活をまっとうしてほしいものですね」(競馬記者)
中山記念はG1を2勝している得意な中山競馬場が舞台ながら、7番人気と評価はされていなかった。しかし今後、ロゴタイプの中山参戦におけるオッズもいい加減低いままにいることもないだろう。
ファンからは「今年こそ有馬記念に」という声もある。輝かしい実績を誇る「老兵」は今後どのようなレースを見せてくれるのか。ますます注目だ。
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