藤沢雄二さんの競馬日記

菊花賞の与太話

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菊花賞の枠順が出ました。
サトノダイヤモンドが2枠3番で、ディーマジェスティが3枠6番と両雄共に内目の枠を引いて一騎討ちムードがさらに色濃くなった感じです。
基本的に今年の菊花賞はこの両雄のどちらを上に見るかが勝負の分かれ目じゃないかと思うのですが、ダービーでマカヒキとハナ差だったサトノダイヤモンドを『ダービー馬に準ずる』とした場合に、皐月賞馬vsダービー馬だったら菊花賞においては皐月賞馬の方が優勢なので、個人的にはディーマジェスティの方を上に見ているわけですけど、もっと単純にGⅠを勝っているのはディーマジェスティだからとか、何度も強調しているようにGⅠでサトノの頭は買いたくない、そういう理由もあります。
とはいえディーマジェスティは初めての関西での競馬だし、サトノダイヤモンドは同じ京都の外回りだったきさらぎ賞がやけに強い競馬だったのでもちろん逆転があっても驚けないでしょう。

色々と御託を並べても、こういう時にスパイスになるのが『ケントク買い』。いわゆるサイン馬券でしょうね。
個人的にサイン馬券というのは調味料だと思っていて、それのみで完結させるのはどうかと思うけど、なければないでそれは寂しい、そんな位置付けです。

で、よく取り上げられるのがJRAのCMですよね。
菊花賞のは中華料理屋で1つ残った小籠包をお見合いしているうちに店員に下げられてしまうってヤツ。
あれ、なんとなく店員がディーマジェスティのような気がするんですよね。だってシチュエーション的に最初から小籠包が1個しかないというのはおかしいでしょ。出演者の3人は「既に何個か食べている」。で、たまたま1個余ったじゃないとおかしいでしょ。
ということは出演者の役割は『皐月賞とダービーに出走した重賞勝ち馬』じゃないかと思うのね。そうするとサトノダイヤモンドとエアスピネルとマウントロブソンじゃないかな~と。で、この3頭は小籠包を見送るわけですよ。で、ヒョイと持っていく店員は1人なわけだから『唯一のGⅠウイナー』のディーマジェスティじゃないの?と思うわけ。他の馬は周りにいる客ということにしちゃえば辻褄は合わない?w
そもそもの話、中華料理に“エビ”は欠かせないかと。

あと菊花賞はコップのフチ子とコラボレーションしますよね。
で、コップのフチ子といえば、NHKで紹介された時に『コップのフチ子』が商品名にあたるとして「OL人形」と紹介されたのが改名騒動になったのが記憶に新しいですけど、その線でいけば冠馬名はマイナスなんじゃないのかな~と思うところ。

ほんで秋のGⅠは始まったばかりだけど、先週の秋華賞はスプリンターズSで1番人気を裏切った福永騎手が勝ちました。
スプリンターズSでのビッグアーサーの敗因は『前が詰まる不利があった』と言われていますけど、秋華賞は“前走の中山で不利を受けた”ヴィブロスの勝利。
で、秋華賞のビッシュの敗因は『輸送が堪えた』って言われていますよね?だとしたら菊花賞は関東馬じゃないの?と思うのですが。とりわけディーマジェスティも輸送を不安視されていたりしません?

あと凱旋門賞は、これまで勝ったことがないガリレオ産駒のトリプルでしたよね。
菊花賞での定番ネタは距離からくる血統論ですけど、盛んに言われているのはディープインパクト産駒が3000m以上の距離で未勝利だということだけど逆手に取ってディープインパクト産駒のボックスって面白いかもね。
大体、菊花賞に限って血統論を持ち出すと、去年のキタサンブラックで「母の父がサクラバクシンオーなのになんで?」と泣いた人も多いかと思いますけど、そのキタサンブラックの父はブラックタイドで、そのブラックタイドはディープインパクトの全兄なのだからそこは心配しなくていいんじゃないの?と思うわけ。
特にディーマジェスティなんて『ディープインパクト産駒が勝ったことがない』と強調された皐月賞とセントライト記念を勝っているのだからディープインパクト産駒の鬼っ子の可能性はあるよね。

とりあえず菊花賞で買ってみたいのは③-⑥-⑱の3連複。
まあ77回目の菊花賞なので『カルメン77』のサビのように
「これで決まりです~、これしかないのです~」
と言ってみるw

蛇足に与太話を重ねると、来週の天皇賞はラブリーデイでイケそうな気がしてならない。
CMで古新聞の写真は1998年の秋の天皇賞ですものね。

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