グリーンセンスセラさんの競馬日記

世界的良血馬ジェニアルがデビュー

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武豊騎手と凱旋門賞へ! 世界的良血馬ジェニアルのデビュー戦に競馬界も熱視線!─Gambling Journal ギャンブルジャーナル/2017年03月13日 08時30分00秒 http://biz-journal.jp/gj/2017/03/post_2834.html

今週の競馬は3日間開催だが、その初日18日(土)に中京競馬場で行われる未勝利戦(芝2200m)に遅れてきた「超良血馬」が登場すると話題になっている。
「武豊さんと凱旋門賞に行くのが夢。そのために買いました」
 株式会社キーファーズの松島正昭氏から壮大な夢を託されたジェニアル(牡・3歳/松永幹夫厩舎)だ。同馬はセレクトセール2015において1億6000万円で落札された。父にディープインパクト、母は2010年の仏オークス馬でその年のヨーロッパ最優秀3歳牝馬に選出されているサラフィナを持つジェニアルは、稀に見る超良血として早くから期待が寄せられていた。
 このジェニアルが競り落とされたセレクトセールの会場にはルメール騎手も訪れており、自身が主戦を務めていたサラフィナの仔を目にし、「とてもきれいな馬で母の面影がある。母はチャンピオンフィリー(全欧3歳女王)だし、ディープインパクトとサラフィナは世界で一番の配合だからすごく高いね」と大興奮したと「サンスポ」は伝えている。
 また冗談半分ながらもルメール騎手は騎乗アピールも行ったが、この馬主である松島氏は所有馬の騎乗をほぼ武豊騎手に依頼することで知られている。そのため、「父は豊が乗っていたし半分半分。1レースごとでも乗せてもらえれば」と、諦めモードだったそうだ。
 そして今週の未勝利戦ではもちろん武豊騎手が騎乗予定。超良血馬の面目躍如といきたいところだが、不安が残る面もあるという。
「デビューがこの時期にずれ込んだことからもわかるように、身体があまり強くないんですよ。デビュー戦は当初、先月26日の阪神競馬場の芝2000mが予定されていたのですが、このときは出走2週間前に体調面のアクシデントが発生したため見送りとなっています。出走すれば勝ち負けを争うレベルの走りを見せてくれたと思うのですが......」(競馬誌ライター)
 体調が弱いともあれば、連戦は避けたいところだろう。どうやら春の牡馬クラシック戦線への出走は叶いそうもない。

次のページ 目指すはクラシック最後の一冠!?

「ただデビューから芝の2200mを走るということは、脚質的に中長距長向きだと判断されてのことだと思います。デビューが遅れた14年のトーホウジャッカル、勝ちきれずに春のクラシックに間に合わなかった10年のビッグウィークのように、秋の菊花賞で花開くこともあるのでは? そうなれば、松島氏が目指している"武豊騎手騎乗での凱旋門制覇"の夢も見えてくると思います」(記者)
 今年のクラシック戦線の開幕戦である皐月賞が約1カ月後に開催される。今年は、朝日杯フューチュリティS(G1)を制したサトノアレスを筆頭に、ラジオNIKKEI杯京都2歳S(G3)、弥生賞(G2)を連勝したカデナ、共同通信杯の勝者であるスワーヴリチャードらがしのぎを削ると予想されている。
 秋にはそこにジェニアルの名前が登場する未来も起こり得るだろう。そのためにも、まずはこのデビュー戦となる未勝利での勝利を期待したい。

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