グリーンセンスセラさんの競馬日記

「アーモンドアイ、ありがとう」

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アーモンドアイが中山競馬場で引退式 ルメール騎手「私の記憶に永遠に残る」
スポーツ報知 / 2020年12月19日 17時8分 https://hochi.news/articles/20201219-OHT1T50102.html


 ラストランのジャパンCで自身の持つ歴代最多を更新する芝G1・9勝目を挙げたアーモンドアイ(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎)が12月19日、全レース終了後のパドックで引退式を行った。今後は北海道安平町のノーザンファームで繁殖入りして、母として“第二の馬生”を送ることになる。

 16時20分頃に根岸助手、椎本助手の2人に引かれて、今年のジャパンCの優勝馬服を着てパドックに登場。主戦を務めたクリストフ・ルメール騎手は手紙を用意してマイクの前に立ち、「競馬のすばらしさを世界中に届けてくれたアーモンドアイに敬意を表します。アーモンドアイは最初から特別な存在でした。彼女はたぐいまれな能力によって、その名声は日本だけにとどまらず、海を越えて世界中の競馬ファンを魅了しました。アーモンドアイに関わったすべての人たちに感謝申し上げます。ジョッキーとして、このような素晴らしい馬に乗れたことを光栄に思います。アーモンドアイのストーリーは、ファンのものでもあり、彼女は私の記憶に永遠に残ります」と感謝の言葉を並べた。

 重賞初制覇を果たしたシンザン記念で騎乗した戸崎圭太騎手は「(ライバルとして)毎回、見るたびに成長しているなと感じましたし、顔を見るたびにきれいな馬でした」と語り、調教で騎乗した経験を持つ三浦皇成騎手は「僕の経験したことのない素晴らしい背中だった。僕の財産になっています」と率直な思いを述べた。

 管理した国枝栄調教師は「アーモンドアイ、お疲れさん。本当にここまでのすごい成績を残して、楽しい思い出を残してくれてありがとう。牧場に帰って、子供ができたら、僕の厩舎でやりたいと思うので、いい子を産んでください」と、優しく声をかけた。

 最後にあいさつに立った(有)シルクレーシングの米本昌史代表は「早ければ3年後には、アーモンドアイの子が競馬場のターフに戻ってくるでしょう。どうかアーモンドアイの子にも、温かい声援を送っていただければと思います。アーモンドアイ、ありがとう。メルシー、アーモンドアイ」と、感謝の気持ちを込めて締めた。

📷中山競馬場の引退式でファンに別れを告げたアーモンドアイ(カメラ・池内 雅彦)

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