藤沢雄二さんの競馬日記

改めてPOG的に夏競馬を振り返る

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ウマニティPOGではいわゆる夏競馬の期間を『シーズンA』としているわけですけど、先日にも書きましたが、おかげさまで今シーズンはスペシャルワールドの勝率王を獲得できました。
勝率王を得たこと自体は偶然なのですけど、ウマニティPOGに於いて何らかの部門賞に手が届いたのは、自分なりにゲームプランを構築した結果だと思っています。

再三書いておりますけど、自分の場合、指名馬選びはまず主戦場のPOGでのドラフトありきでして、九州在住の幹事さんが『自身の指名馬がダービーに出走した時は現地で応援したい』という意向があるために、どうしてもドラフトがオークスの週に行われる側面があります。
なのである程度は見切り発車をしないといけない“事情”があるわけです。

そんなもん、ドラフトに参加しているPOGとウマニティのPOGを別物だと思えばいいじゃんって思うかもしれませんけど、ボク自身が指名馬の馬券をガッツリ買いたいタイプでして、自分の指名に殉じるのが一つ。また、参加媒体でガラリと指名馬を変えてしまうとそれぞれの指名馬がレースで被った時に期待度と点数状況が相反してしまった時が難しくなるのが嫌なので、いずれにせよ指名馬に集中したい気持ちが強いんです。
それに、主戦場のPOGはそこまでシビアな大会ではありませんけど、2013~2014シーズン、2014~2015シーズンを連覇した直後にウマニティPOGでスペシャルワールドに昇格したものですから、勝手な言い分ですけどそのPOGの代表のつもりで戦っているので、指名馬はできることなら揃えたい、という方針でおります。

なので今シーズンは特にそうなんですけど、ただでさえディープインパクト産駒を複数確保するのが難しいスペシャルワールドですから、そこから逆算して手元のリストに入れたディープインパクト産駒は必要最小限。あとは高額入札が予想される種牡馬の産駒も多くならないようにしました。

それを踏まえてシーズンA(第1週~第14週)での指名馬の成績です。
☆…主戦場のPOG、ウマニティPOG共通の指名馬
△…ウマニティPOGのみの指名馬
★…主戦場のPOGでは指名しているがウマニティPOGでは落札できなかった馬

☆:【4-0-3-2】
浜中:1-0-0-0
福永:1-0-0-0
川田:1-0-0-0
岩田:1-0-1-0
柴田善:0-0-1-0
ティータン:0-0-1-0
T.ベリー:0-0-0-1
ルメール:0-0-0-1
△:【3-1-1-3】
横山典:1-0-0-0
石橋脩:1-0-0-1
松若:1-0-0-1
ルメール:0-1-0-0
藤岡佑:0-0-1-0
武豊:0-0-0-1
★:【2-0-0-3】
松若:1-0-0-0
鮫島駿:1-0-0-1
内田博:0-0-0-1
福永:0-0-0-1
☆+△=ウマニティPOG:【7-1-4-5/16】
☆+★=主戦場のPOG:【6-0-3-5/14】
累計:【9-1-4-8/22】

戸崎とミルコが乗っていなくて、ルメールで勝っていないのにこの数字は自分を褒めてやりたいw
個人的には、ミルコと指名馬の相性が抜群にいいので、ミルコ抜きでこの結果というのは自信になります。

ヴァナヘイムの小倉デビューを巡って、netkeibaのヴァナヘイムの掲示板で“デビュー地論”みたいなのが延々と繰り返されて、阪神を2週間後に控えた小倉でデビューさせるのは王道に反するので何事だ!的な意見が目立って、いわゆる“アンチ”の格好の攻撃材料になったのですけど、決してその考え方を否定はしない。別にヴァナヘイムの小倉デビューは気にしていないし、小倉デビューそのものはむしろ歓迎。
ただ自分も指名馬を選ぶ際に、デビュー予定が出ていればそれは吟味します。主にその対象は番組(レース条件)に対してであって、よほど目的がない限りは『ダート』『牝馬限定』『函館芝1000m』というのは“下げ”対象。その観点でいけば福島だけは全コースが“下げ”対象になる、そんな感じ。

今シーズンのゲームプランを練る際に、中京デビュー馬を狙うというのをテーマにしていたのですけど、これは我ながら好判断だった実感はあります。
先にも述べたように主戦場のドラフトはオークスの週なので、中京デビューを狙い打ちするにはある程度の見切り発車にはなってしまうのですけど、その情報収集の精度を高められれば序盤戦の主導権は握れるかな、と。
決して6月の阪神・東京を軽視するわけではありません。特に開幕週のマイルは東西共に狙いのレースではあるのですけど、さすがにここは狙う人も多いので、思い通りの指名ができなかった時の修整が利きにくいというデメリットもあるわけですよ。
それを考えると中京に狙いを絞るのは、マークも比較的薄くなるので自分の色は出しやすい気がします。

今年の夏競馬の傾向として
・6月の東京デビュー馬は1400組の方がレベルが高そう
・札幌2歳Sの結果から考えるに今年の北海道組はあまりレベルが高くなさそう
この2点は色々と影響するかと思います。直近の馬券から来年の指名馬選びまで。

その来シーズンへの覚書は、基本的には(結果の出た)今シーズンを踏襲しつつ、最新の状況を見ながらいい判断ができればいいな、と。

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