藤沢雄二さんの競馬日記

残り4枠、埋まっちゃいました♪~第4回開札~

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第3回の開札が終わった時点で指名枠が4つ余っていて「埋めるにはまだまだ時間がかかりそう」とか言っていたのに、舌の根の乾かぬうちに翌週にはその4つが埋まっているのですから、一体どの口が?って話ですねw

まず1枠目の入札方針は「まだ残っている大駒候補」狙い。
16頭を確保した時点で関西馬の方が明らかに多い布陣になってきていたので、さしあたり藤沢和・堀・国枝といった美浦のビッグネームの残り物探しに着手したものの、情報的に飛びつきにくい馬ばかり。
ならば今度はベタに再度ディープインパクト産駒の洗い出しを…というところで引っ掛かったのがビジュアルショックの2017。
なんと中内田厩舎のディープインパクト牝馬が残っているではないか!

・ビジュアルショックの2017(牝・栗東/中内田)
競走馬名:(レッドルピナス)
父:ディープインパクト
母の父:Kingmambo
馬主:東京サラブレッドクラブ
生産牧場:社台F

近況を調べると「北海道の社台ファームで15-15までは乗っているが、背中に小さな腫瘤ができたためにペースダウン」と若干のネガティブな情報が出たところ。

スペシャルワールドでの入札を考えると進軍ラッパが吹かれたタイミングよりは多少のマイナス面が出ている時の方がむしろ好機だと思ったし、ペース的にも秋の京都1800mぐらいになりそうな進捗状況なら当方の補強方針にも合致する。
なので敢えての先制入札。ちゃんと情報をチェックしていれば、追いかけて入札するには難しいタイミングだし、手拍子で追い掛けるならそれはそのプレーヤーの主体性の無さが浮き彫りになるだけなので“リトマス試験紙”にはちょうどいい。

他のプレーヤーがそこまで考えてやっているかは知らんけど、結果的にディープインパクト産駒の牝馬を単独入札で確保できたのは良かったですね。
とりあえず全姉のブラックスビーチのようにスイートピーSぐらいに手が届けばと思っております。


そして金曜日の朝に入札したのが以下の3頭。
いずれも単独入札で確保できました。

・ライクザウインドの2017(牝・美浦/金成)
競走馬名:フランジヴェント
父:キンシャサノキセキ
母の父:Danehill
馬主:吉田勝己
生産牧場:ノーザンF

まずはライクザウインドの2017。
血統的には2週目の入札で落札できなかったハワイアンウインドの2017の叔母になります。

実はキンシャサノキセキ産駒の獲得賞金上位馬って、上位10頭は全て牡馬で20位まで広げても牝馬は3頭だけという牡馬偏重種牡馬なんですね。思っていたイメージとはだいぶ違う感じがします(^^;)
それでもなお牝馬のこの馬を指名したのはというと、実のところ1週前はこの馬の入札をスルーしていたんです。
というのも6月13日に函館入厩で29日の1200mだと急仕上げっぽい感じがしていたから。

ところが「30日の1200mをルメールで」という話が出てきたから様相一辺。
19日のウッドチップの追い切りも
67.5-52.3-38.3-12.7 馬なり
といい感じの時計が出ているので、これは新馬戦を勝つようなら函館2歳Sが見込めそうで、事前にそんな話は出ていないけどそこに賭ける価値はありそうかと。

来週の入札まで待っていたら争奪戦になっていたでしょうからいいタイミングで動けたかと思います。


・ヒストリックレディの2017(牡・美浦/厩舎未定)
競走馬名:(プチジュラシック)
父:エピファネイア
母の父:ネオユニヴァース
馬主:(不明)
生産牧場:ノーザンF

エピファネイア産駒をチェックしていた時にリストアップはしていたのだが、いかんせん情報不足で保留していたところ、上記フランジヴェントのゲート試験合格の日付を調べていた時に「6月7日に美浦でゲート試験に合格」していることに気がついて入札w
厩舎と馬主さんを把握していませんが、とにかくゲート試験に合格しているなら細かい話は抜きだ。おそらく馬主さんは吉田和美さんのような気はするが。

魅力的なのはやはり血統で、アンティックバリューの一族は“賞味期限”があるので早くから動けることが指名の絶対条件。体質の弱い馬が多いのでなかなか競走馬として形になるところまで辿り着けないケースが多いのだが、無事にデビューできればハープスターのような存在もいるわけで。だから6月7日にゲート試験に合格というのはかなりポジティブな材料。

あとはSadler's Wells≒Fairy King 4×4が底力につながってくれれば…というところですね。


・プライムアクトレスの2017(牝・美浦/戸田)
競走馬名:ステージアクトレス
父:ハービンジャー
母の父:エルコンドルパサー
馬主:大谷正嗣
生産牧場:社台F

20頭目はハービンジャー産駒の牝馬をチョイス。
どうやら札幌デビューを目標にしていて、名牝系の一つであるモデルスポートの一族というのも惹かれた一因ですね。
馬主が大谷さんなので、やはり大谷翔平選手が活躍すればサイン馬券のおこぼれにあずかれるかもという邪な考え方も少々w


紆余曲折を経て今シーズンの20頭が決まりました。この先は余程のことがない限りは入れ替えはいたしません。
この20頭を得るのに39頭に入札したことになるのですが、半数を弾かれた(他のプレーヤーに持っていかれて)のは却ってよかったんじゃないかというデータもあって、もし今週(6月4週目)までにデビューした馬をスムーズに取れていれば【1-0-1-4】という数字だっただけでなくデビュー予定が先延ばしになった馬が3頭もいて、もしそうなっていたらかなり頭を抱える展開になっていたと思われます。
そう思えば現状は【0-0-0-2】ですが、まだ先々に楽しみが残っているので精神的には明るいですw

来週の中京開催からはデビューが続くので、そこでそれなりのスコアメイクができますように。

 ナイス!(18

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