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【有力馬考察】
・ソダシ 牝4 吉田隼 55
GⅠ3勝馬で昨年の覇者、実績ではこの豪華メンバーでも最上位とも言える存在であるが、どうしても距離不安を感じてしまう。
昨年の覇者とはいえ、3歳馬で52キロでのもの、年齢を重ねて本来の距離適性が問われる一戦だけに絶大な信頼を置くのは、人気が確実なだけに考え物だ・・。
・ジャックドール 牡4 藤岡祐 57
破竹の5連勝で金鯱賞を勝利、大阪杯では5着と敗戦も連戦の疲労と、レース中の落鉄を考えれば0.5差に粘っていたのは評価をして良いでしょう、2000Mはスペシャルな距離、一息入れて本来の実力を発揮できれば、この相手でもチャンスはあるとおもっている。
不安は初めての洋芝と同型パンサラッサの存在による展開、特に展開面で、5連勝が全てスロー逃切りで、パンサラッサの番手でハイペースと未知なる流れに対応できるかは大きな課題、人気馬だけにこの不安材料では軸にはしづらい。
・パンサラッサ 牡5 吉田豊 57
小細工不要の逃げで、海外GⅠまでもぎとった事には未だに驚きと称賛の気持、今回も腹を括った逃げでどこまでやれるかというところだ。
同馬の好走パターンは四角で後続にリードを取れるかにかかっている、今回は有力どころのソダシ・ジャックドールが先行馬で、この好走パターンに持ち込めない可能性が大きいと思っています、肝心の能力面でも、宝塚・有馬と国内GⅠでは距離適性もあるでしょうが力負け、
人気を考えたら危険視すべき馬というのが現状評価。
・ユーバーレーベン 牝4 Mデムーロ 55
オークス以降勝利がないが、ジャパンC⑥着、ドバイシーマ⑤着と能力低下の不安はない、洋芝適性はある筈で、脚質に幅がでてきた事も、
評価に値する、メンバーを考えると流れが遅くなることは考えにくく、
久々に末脚が炸裂するシーンはありそうだ。
・グローリーヴェイズ 牡7 ルメール 57
大目標は香港ヴァーズ三連覇であろうが、ここが目標ではないのは他馬も一緒、久々を走るタイプとは言い切れないものの、地力の高さでは最上位評価している、ソダシの距離不安、ジャックドールの展開不安と上位に最適な軸馬不在なら、人気を考えて、こちらから入るのも大いにありだと・・・、現状の本命候補。
・ウインマリリン 牝5 松岡 55
この相手に入っても充分馬券内を検討できる実力馬も、近走の戦績をみると手を出しづらいのが本音、様子見かな・・・。
※:真夏の王者決定戦だけに、GⅠ実績がモノを言うレースになるとみています、上り馬の出番は考えにくく、実力馬が地力勝負で好走するレースになるでしょう。
現状はグローリーヴェイズから点数を絞って買うつもりでいます。
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