栗東所属リーディングジョッキー上位3名の12月14日(土)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【C.ルメール騎手】
12月14日(土)中山競馬場
1R 2歳未勝利(ダ1,200m) コオリナラグーン
3R 2歳未勝利(ダ1,200m) マグネシアブリック
5R 2歳新馬(芝2,000m) トリプルコーク
6R 2歳新馬(ダ1,800m) ワンカードフェロー
7R 2歳未勝利(芝1,800m) ノビリシマビジョン
8R 3歳上1勝クラス(ダ1,800m) メジャーレーベル
9R ひいらぎ賞(芝1,600m) デンクマール
11R ターコイズS・G3(芝1,600m) ミアネーロ
メインレースのターコイズSはミアネーロに騎乗。3月のフラワーCでは重賞初制覇を果たし、9月の紫苑Sでは中山の2,000mコースで1分56秒6のタイムをマークし2着と好走をした。C.ルメール騎手は今回が2度目の騎乗。久々のマイル戦にはなるが、重賞2勝目を目指す。9Rのひいらぎ賞ではデンクマールに騎乗。デビュー戦では素晴らしい飛び出しからハナを奪い、直線でも持ったままで後続を引き離す強い競馬を披露。同じような競馬ができれば2連勝の可能性は十分だ。
【川田将雅騎手】
12月14日(土)京都競馬場
2R 2歳未勝利(ダ1,800m) グティ
3R 2歳未勝利(芝1,200m) エイシンパンタレイ
5R 2歳新馬(芝2,000m) グレートシール
7R 2歳未勝利(芝1,800m) ミノリッチマイヤー
8R 3歳上1勝クラス(ダ1,800m) パカーラン
9R 深草特別(ダ1,200m) メイショウミシガン
10R 出町特別(ダ1,800m) ゼットレジーナ
11R タンザナイトS(芝1,200m) ソンシ
12R 3歳上2勝クラス(芝1,600m) ムーンリットナイト
注目は11RのタンザナイトSで騎乗するソンシ。近2走の2勝クラス、3勝クラスを連勝した内容は非常に濃いものであった。川田将雅騎手とは【4-1-1-1】と好相性で、ここもいきなり注目を集める存在になりそうだ。10Rの出町特別ではゼットレジーナに騎乗。初勝利までに4戦を要したが、その後は連勝で2勝クラスまで登ってきた。今回は休み明けかつ昇級初戦とハードルは高いが2戦2勝の川田将雅騎手がコンビならば、一気に3連勝もあるのではないだろうか。
【坂井瑠星騎手】
12月14日(土)京都競馬場
1R 2歳未勝利(ダ1,200m) キャリーグレイス
2R 2歳未勝利(ダ1,800m) ノボリユーミン
3R 2歳未勝利(芝1,200m) スピリットライズ
5R 2歳新馬(芝2,000m) メディテラニアン
6R 2歳新馬(ダ1,200m) モズボーン
7R 2歳未勝利(芝1,800m) チェルビアット
9R 深草特別(ダ1,200m) サンガネーブ
11R タンザナイトS(芝1,200m) ジャスティンスカイ
12R 3歳上2勝クラス(芝1,600m) ジュンゴールド
11RのタンザナイトSはジャスティンスカイに騎乗。近走、大きな着順も目立つのだがタイム差だけを見るとそこまで離されては負けていない。オープン特別は5月に勝利した鞍馬S以来で、初コンビとなる坂井瑠星騎手とともに久々の勝ち星をつかみ取りたい。7Rの2歳未勝利ではチェルビアットに騎乗。半姉は2015年のジャパンC、2014年の秋華賞とG1を2勝しているショウナンパンドラで、他にもJRAで勝ち星をあげている馬たちがズラっと顔を並べる一族だ。チェルビアット自身も近2走で掲示板は確保できている。今回は思い切って400m距離を延ばし、好勝負を期待したい。