5月8日の中京10Rで行われた橘S(3歳オープン、別定、リステッド、芝・左1400メートル、10頭立て)は、
和田竜二騎手との新コンビで挑んだ5番人気
ウインマーベル(牡、美浦・
深山雅史厩舎)が道中3番手から最後の直線で力強く伸びて勝利。コースレコードに0秒1まで迫る1分19秒3(良)の好タイムをマークし、オープン2勝目を挙げた。
先手を奪って粘り込んだ
ジャスパークローネ(10番人気)が1馬身3/4馬身差の2着に粘り込み、さらに3/4馬身差の3着は好位から押し上げた
リトス(9番人気)。1番人気に支持された
ケイアイオメガは、中団から伸び切れず7着に敗れた。
橘Sを勝った
ウインマーベルは、父アイルハヴアナザー、母
コスモマーベラス、母の父
フジキセキという血統。北海道新冠町・コスモヴューファームの生産馬で、馬主は(株)ウイン。通算成績10戦3勝。
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和田竜二騎手(1着
ウインマーベル)「スタートが良かったですし、行きたいところを取れました。前の2頭が引っ張ってくれましたね。しっかりしてどんな条件でも走れそうですし、いいときに乗せてもらいました」
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深山雅史調教師「状態は良さそうだったので、1400メートルをしっかりこなせればと思っていました。思っていた以上に強い勝ち方でした。力はあると思っていた馬。1400メートルは結構ぎりぎりかなと思っていましたが、それでもしっかりしまいまで脚を使えていました。次はオーナーと相談してからですが、葵Sを視野に入れています」
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