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武幸四郎、愛馬とのコンビが切ない━Business Journalギャンブルジャーナル > 競馬 / 2016年5月10日 17時0分 http://biz-journal.jp/gj/2016/05/post_367.html
現在JRA5勝、関西リーディング37位の武幸四郎騎手。2013年にオークス、秋華賞、エリザベス女王杯とG1を3勝して以来G1勝利はなし。重賞勝利もない状況である。
G1競走は6勝しており「穴ジョッキー」としても一定の支持層のいる騎手ではあるが、世間的な幸四郎騎手のイメージはどちらかというと『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)などバラエティ出演の印象が強いかもしれない。過去にはフジの高島彩アナウンサーとの交際でも世間を賑わせた。最終的には完全にフラれてしまったようだが……。
そんな幸四郎騎手に、13年G1競走3勝をプレゼントしたのが、愛馬メイショウマンボである。同馬は今週末のヴィクトリアマイル(G1)に出走が予定されており、幸四郎騎手とは20戦連続のコンビとなる。
しかしこのコンビ、ここまで「中央12戦連続2ケタ着順」とまったく結果を残せていない状況で、見せ場すらもない大敗を繰り返している。本来なら「引退」してもまったく不思議ではないところだ。
ネット上でも「これでも騎手代えないのがすごい」「もう引退させたれよ」「今の幸四郎を象徴しているようだ」と、未だ現役を続けることへの疑問、どう考えても今回も期待が持てない状況でなぜ出走するのかと、首を傾げるような声も多い。
「『メイショウ』のオーナーである松本好雄氏と、武一族の関係は深いですからね。幸四郎騎手にマンボを乗せているのもそういった関係性でしょう。3歳時の強さは大きな期待を集めたんですが、当時調教師だった飯田明弘氏が引退し、息子の飯田祐史師に引き継がれた4歳時が大きなターニングポイントではないでしょうか。管理する側の経験の浅さが出ているという声はチラホラありますよ。3年にわたり大敗けが続くとなれば、幸四郎騎手としても手の打ちようがないでしょう」(競馬記者)
繁殖に上げることはできるのだから、できるだけ走らせようというオーナー側の意図もあるのかもしれない。ただ、ヴィクトリアマイルは14年に2着の実績のあるレースでもある。メイショウマンボにとっても、今回の戦いの結果は重要な意味を持つものとなるかもしれない。
幸四郎騎手にとってもそれは同じ。現状確たるお手馬がいない以上、ここで「穴ジョッキー」としての力を見せてアピールしたい部分もあるのではないか。高身長からくる減量の苦労など、他の騎手と比較してハンデの多い幸四郎騎手だが、だからこそ意地を見せてほしい。
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