すにくさんの競馬日記

桜花賞 2018 予想

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牝馬クラシック1冠目。

今年は阪神JFからチューリップ賞を1〜3着が同じ3頭が絡むあまり動きのない牝馬路線。

残る刺客が牡馬混合のシンザン記念を圧勝したアーモンドアイが上記3頭をどう切り崩すかというレースの様相。

そこで過去を掘り下げてみると阪神JFとチューリップ賞が同じ3頭で決まった年は皆無。2頭まではいたが3頭同じ年は今年だけ。この事実が桜花賞にとってどういう結果をもたらすのか。この3頭が抜けているのか。はたまた別路線組が楽に台頭できる余地をまだ残しているのか。

トライアルを見てみよう。

チューリップ賞・・・

阪神JFの3頭が2・3着を入れ替えて決まったレースだが、少頭数の10頭立て。抜けたのはまたもやラッキーライラックで、マウレア、リリーノーブルとはもはや勝負付けが済んだ感すら覚える。阪神開幕三日目でかなり速い時計も出た。

フィリーズレビュー・・・

同じ阪神でも本番とはかなり具合の違うレース。内回り→外回り、直線短→長と別物。レースも小倉の1200を逃げ勝ったラブカンプーがハナを切り1000m57.4を刻み、ハイペースを演出。短い切れ味を発揮できた馬が上位にきたレースと見る。桜花賞に直結は?

クイーンC・・・

一見道中が緩みそうな東京マイル戦で前が雁行しながらハイペースでテトラドラクマが逃げ切ったレース。この馬が桜花賞に出てきたら相当面白くなっただろうに残念。左回り専用機なのだろうか。NHKに期待。2戦目でテトラに肉薄したフィニフティは奥行きを感じた。

シンザン記念・・・

アーモンドアイの末脚だけが目立った一戦。ほとんど重に近い稍重の京都で逃げ番手が2・3着に残った展開を1頭次元の違う脚で抜き去ったのはお見事だった。

アネモネS・・・

毎年桜花賞のステップとしては空気なこのレース。今年はというと・・。稍重で行われ、勢いよく飛び出たレッドレグナントをハーレムラインが突つくような展開が直線まで続き、その2頭で3番手以降を突き離した。最後はハーレムが差しきった。なかなか締まったいいレースだったように思う。当日10Rの古馬オープン東風Sの勝ち時計と比べても遜色ない。ハーレムなんかは東風S3着のシュウジより速い。今年は評価してもいいと思う。

さてさて。

前述の上位3頭プラスアーモンドアイという系図をどう捉えるか、はたまた新興勢力を絡めて馬券構築をするかで悩む。

10年前にも人気のトールポピーとリトルアマポーラがぶっ飛んでレジネッタが勝ち、3連単700万ついた事もあるし、この時期の牝馬特有のムラも考えられる。

G1とトライアルが変わらない珍しい年でもあるし、3頭ともぶっ飛ぶ事も十分考えられるかな?

あまり過去データを考えずに予想すると、行き着いた答えは、

◎ハーレムラインで死ぬ

事に。データ派にはご法度のアネモネ組。しかし現在3連勝中である。マイルで1分33秒台の時計も持ち、人気ないのはアネモネ経由なのと大野ぐらいか。いや、足りないだろう?やってみないと分からないだろう!3連勝の内容も秀逸。未勝利戦は1月の3日連続開催のマイル戦では1番速いタイム。同日のメイン、フェアリーSで勝ったプリモシーンより0.7秒速かった。2連勝目の500万条件では直線並んできたアイスフィヨルドに一旦前に出られるが坂を上がって盛り返し3/4馬身突き離す勝負根性も見せた。アネモネSは上記の通りです。

コーディエが行くかどうかだが、アネモネでも引っ張ったレッドレグナントが行きアネモネSのような流れになれば阪神の坂を上がってくる力は十分ある。力は足りていると見ている。

本当の強敵はアーモンドアイとプリモシーンと思うが、ここはハーレムの・・いや大野の激走を見てみたい。

相手に最強先行馬テトラドラクマに2連勝しているプリモシーンを置く。アーモンドアイ、マウレアと次々にお手馬を取られ、最後にいい馬が残った戸崎の復讐劇がここから始まる。

3連複を広めに流して大きめの配当も拾いたい。

競馬予想のマイノリティ(少数派)が、たまにはスポットライトを浴びれる時を首を長くして待っている。

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