まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
ダービーに出走を表明している馬の配合診断、
本日はキンシャサノキセキ産駒のガロアクリー
クです。
短距離馬の父のイメージとは全く異なる馬のよ
うです。
主な成績 スプリングS 1着、皐月賞 3着
主なクロス
Lyphard 4×4
Northern Dancer 5×5・5
Wild Risk 5×6
Ribot 5×7
この馬も「クラシックパターン」といえる
Lyphardのクロスを持った馬である。
キンシャサノキセキは高松宮記念を勝った馬で、
戦績は1200~1600米に集中しており、スプリンタ
ーと見ることができる。しかし、当馬には母に、
Ksar、Djebel~Tourbillonなどのフランス系のス
テイヤーの血が息づいいる。フジキセキには8代
目になんとかKsarがひとつあるだけで、クロス馬
が生じず、こうしたフランス系のステイヤーの血
が逆に欠陥となり、短距離馬で終わることになった。
しかし、ガロアクリークの母、ゴールドレリック
には、フランス系ステイヤーの血、Ksar、Djebel
があり、キンシャサノキセキとクロスしている。
他にも、フランスのステイヤー、Wild Riskのクロ
ス、Ribotのクロスを持っている。Ribotは戦後す
ぐのイタリアの名馬で、17戦17勝の成績を誇る。
これらのクロス馬を見ると、ガロアクリークはス
テイヤー資質の強い馬であることがわかる。
短距離馬の仔というイメージは捨てた方がよい。
細かく見ると、まずLyphardのクロスを持つ馬は、
近年の日本競馬での顕著な成功例で、そのキー
ホースNearco、Mahmoud、Hyperionが血統表の7
~8代目にまんべんなく配置されている。
Wild RiskとNasrullahのクロスがあるが、この
両者はBlandfordで結びついており、親和性が非
常に強い。両者のクロスで走っていたのがテイ
エムオペラオーである。彼は、両馬のクロスに
よるシンプルな構成で勝ち続けたが、Nasrullah
だけでは完全にスピード不足。彼が、スローペ
ースでしか勝てず、時計決着になると負けてい
たのも納得がいく。
ガロアクリークの場合、NasrullahkとWild Risk
はあくまでアシストであり、主導はLyphardの
グループである。
他にLyphard、Pharmond、Fair Trialなど多様な
スピードの血を有しており、日本の馬場でもそ
の能力を発揮できる。
スタミナを伝える母の母の母方にはDjebelのク
ロスがあり、スタミナも申し分がない。
これらのことを見れば、ガロアクリークは、ス
ピードとスタミナを兼ね備えた見事な配合であ
ることがわかる。
弱点はいくつかあるが、コントレイルやサリオ
スに比べるとはるかに軽微。
ただ、やや古臭い面があるのも事実。現在でも
この血の流れで通用するのか、本番が楽しみな
一頭。
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。