藤沢雄二さんの競馬日記

血の勢いに乗れ!~POG第6節~

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今週はウマニティPOG的には出走がありませんが、主戦場のPOGではウマニティPOGで落札できなかった★ダンビュライトが土曜日の中京1600mの新馬戦に出走します。
想定では15頭だったところ、サマーバード産駒の2頭が回避して13頭立てに。
サングレーザー・ビッグディザイア・ラモントルドール・ワンフォーオール(順不同)という辺りが有力馬ということになるのでしょうか?

追い切りの時計をザッと見た限りでは名前を挙げた馬ではそんなに恐い印象はない。水曜日のCWの追い切りでラスト1ハロン11.9を記録したキクノルアは警戒しておいた方がいいかな~という程度でしょうか。

★ダンビュライトの推し材料はその母系。なにせ先週の新馬戦を勝ったモーヴサファイアの伯父にあたるし、近親には先日の宝塚記念を勝ったマリアライトもいるわけで、スポーツ新聞の競馬担当記者が原稿を書きやすい旬な血統ですw
もっともPOG的には甥のブラックスピネルと同じ音無厩舎で、そのブラックスピネルは昨年、中京で新馬勝ちをしたわけですけど、そのブラックスピネルの入厩のタイミングとほぼ同じにダンビュライトも入厩したわけで、こっちの理由の方がアプローチとしては正解なのだが、麻雀で裏ドラが乗るように近親馬が更なる活躍をしている辺り、ここは母系の勢いを素直に信じるのが馬券的にも正解だと思うので、新馬勝ちを期待します。


【近況】
・在厩
★ルタンデュボヌール(7月16日の中京1600mを福永騎手で)
☆オメガドラクロワ(美浦で調整中)
☆アドマイヤウイナー(栗東で調整中→函館に移動か)
☆ファームフェイス(7月23日の中京1400mの新馬戦を視野に)
△オールポッシブル(7月17日の中京1200mを松若騎手で)
△ドロウアカード(7月23日の中京1600mの未勝利戦へ)

・放牧
☆レッドラシーマ(9月3日の札幌2歳Sへ)
☆ヴァナヘイム(NFしがらき)
☆ファヴール
☆トワードポラリス
☆ペルシアンナイト(7月1日にゲート試験に合格→吉沢ステーブルWEST)
△アエロリット(NF空港)
△モーヴサファイア
△クライオブジョイ
△モアナ
△ダンスウィズユー(8月21日の新潟の牝馬限定の1600m)
★ラボーナ(7月31日の札幌1800m→8月7日の札幌1800m)
★アンティノウス(NF天栄)
★アンジュシャルマン(NFしがらき)

・未入厩
☆ミンネザング
☆Aguileraの2014
△エレンウイルモットの2014
△アルマフローラの2014
△ミスアルダントの2014


こうして一覧にすると、だいぶ在厩馬が減った印象。ちょっと8月は夏枯れになりそうだな。

とりあえず来週デビュー予定のオールポッシブルは今週のCWの追い切りで動いて有望のようです。こりゃ、本当に小倉2歳Sまで突っ走るかも。

栗東で調整を続けていたアドマイヤウイナーは週中の時計が出ていないので、ようやく函館に移動したのかな。日曜日の坂路も軽めだったからたぶんそうなのだと思われます。
となると、7月17or24日の芝1800mだとは思いますけど、17日には岩田に先約(ボナパルト)があるのよね。もし17日だったら加藤君になるのかな。
17日に出走なら昨年のアドマイヤエイカンと同じ新馬戦。24日に出走なら、昨年の新馬戦は同じワークフォース×ダンスインザダークの配合の馬が勝っているので、どっちにしても縁起はいいのだけどw
栗東での追い切りの時計自体はまあ悪くはない。ただ不安なのは追い切りの時計が詰まらないのではなく、併せ馬でことごとく遅れていること。1回ぐらい先着してくれるといいんだけど。

美浦で調整中のオメガドラクロワ。いよいよ17日の福島芝1800m辺りがありそうなムードになってきたのだけど、本当に堀厩舎が福島の新馬を使うのかね?これを書いていてまだ懐疑的だ。
番組的には7月31日の新潟芝1600mというのが魅力的なんだけど、私の記憶が確かならば『新潟芝1600mの新馬戦を勝ったステイゴールド産駒』というのはオルフェーヴルだけしかいないハズなので、もしそこを使うなら結構な大バクチ。かといって同じ外回りでも新潟芝1800mは、牡馬でこのコースで新馬勝ちをしてその後に重賞を勝った馬はいないのでもっとアカン。それならまだ福島を使うのがいいのかな~。

ファームフェイスもようやく具体的なデビュー戦の予定が出てきたけど『来週の動きを見て』とのことのようでまだ流動的。この馬もアドマイヤウイナー同様に、追い切りの時計そのものは悪くないけど併せ馬で先着してないのよね。いわゆる欧州血統ってそんなところがあるのかしら?


さて未入厩馬からちょっとしたネタを。
主戦場のドラフトで牡馬のディープインパクト産駒を獲得できなかったことから、ウマニティPOGで“補強”する形になったエレンウィルモットの2014(アーザムブルー)について。

先週のラジオNIKKEI賞は肩入れしていたブラックスピネルには残念な結果になってしまったわけですが、そのラジオNIKKEI賞を勝ったゼーヴィントについてツイッター経由で下記のような記事に行き当たりまして。

参考文献
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/bbcd5d556e705c1e59ef2c0d5d750ef2
『血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog』より

ゼーヴィントの母系を遡るとナリタブライアンなどを輩出したパシフィックプリンセスに行き当たるのだが、要はディープインパクト×パシフィックプリンセス牝系の配合はこれで4頭が4頭ともオープン勝ちで非常に相性がいいのだそうだ。
4打数4安打(キズナ・ラストインパクト・モンドインテロ・ゼーヴィント)という精度の高さもさることながら、分母が4しかないことにも驚いた。確かにナリタブライアンとディープインパクトだと干支が一回り近く違うものね。
で、今年の2歳馬でこれに該当するのがラストインパクトの全妹とエレンウィルモットの2014だという。

正直、そんなことは全く知らずに指名したのだが、この『転んでもただでは起きぬ』感。まるで吉田照哉さんのよう←

いや~そういう話を知っちゃうと「青葉賞ぐらい期待しちゃっていいですか?」なんて思っちゃいます。
現状の手駒でアエロリットとモーヴサファイアの勝ちっぷりが良くて、この両馬で牝馬路線を席巻して、レッドラシーマでNHKマイルC、そしてヴァナヘイムが牡馬クラシックを圧倒すれば優勝してまうやん♪
と月亭八方の漫談のように頭の中がお花畑になっておりますがw
その“4打数4安打”が話半分でも期待せずにはいられない、そんな感じです。

そのエレンウィルモットの2014、春先は体が小さかったものの、6月下旬には450kgまで成長したようで順調のようです。
ディープインパクト産駒だから、なんとか11月の東京に間に合ってくれれば…と思っております。

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