YASUの小心馬券さんの競馬日記

YASUの小心馬券 【登録馬考察】関屋記念 2020

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先週の雨で、馬場回復がどの程度になるか不安だが、例年1分31秒台決着もあるスピード勝負が見ものだ。

スピード決着というポイントからか傾向で注目したいのは、高齢馬が苦戦というファクアターだ。7歳以上の馬券内は2013年を最後に出ていない。

紐で悩みそうな、アストラエンブレム・ドーヴァー・プロディガルソンは、これで思い切ってしまいたい。



【秒消し馬】

絶対能力が不足と考える馬を消してしまおう。考察する頭数を減らせる事は最大のメリットだ・・。

適性が能力を上回る事はままあるが、天候・枠順を考慮しない消し馬と理解して頂きたい。

・ジャンダルム

・ハーレムライン

・ブラックムーン

・ペプチドバンブー

・ミラアイトーン

・メイケイダイハード

・メイショウグロッケ

傾向データからのアストラエンブレム・ドーヴァー・プロディガルソンを併せて、18頭の登録から10頭を減らすでやんす。

中京記念でもメイケイダイハードは秒で消してしまい、勝馬の名前をテレビで呼んでいた時点で出走してたの??状態でありました。

稀にこのような事故は起きます・・・、事故と言い聞かせているだけですがね(笑)。



【注目すべきファクター】

・直線の脚力:どんな展開でも脚力の無い馬・・・、いわゆる鈍足馬には用無しのコース。

・左回りワンターン適性:コーナーで加速できる、競馬が上手な馬よりも、長い直線だけで勝負する不器用な馬でも活躍できるコース、小回りや、コーナー4回のコースで惨敗していても気にする必要はない。



【登録馬考察】 8/10時点想定オッズ

・プリモシーン 福永 2.9倍:2018年の勝馬で新潟マイルは絶好の舞台、GⅠでも好走出来る実力から人気も止む無しとは思えるが、今期は東京新聞杯勝利があるものの、能力減退の時期がやってきている印象を持つ。

5歳牝馬の夏、ピーク時に比べて顕著に表れてるのは直線の脚力だ。

この一年間で上り3位以内は6戦連続なし・・・強烈な末脚が武器であった同馬にとっては俄かには信じられない数字だ、現時点では人気ほどの信頼感は持てない。

・サトノアーサー 戸崎 4.7倍:6歳になる今季も堅実な走りをみせ、衰えは気にならない、ただし勝利というと2018年のエプソムC以来、2年も遠ざかっている、堅実であるがゆえの勝ち味の遅さが同馬のキャラである事は確かだ。それにしても、この相手で②人気は私には過剰気味に写る、渋った馬場の方が良いタイプで32~33秒台の末脚を繰り出す脚力勝負では分が悪いタイプ、更に東京よりも阪神での良績があるように、

新潟平坦の脚力勝負では評価を落としたい。

・クリノガウディー 横山典 4.9倍:幻のGⅠ馬として一躍有名になった感があるが、その能力は確かなものがあると思っている。

前走は阪神開催でのCBC賞で12着惨敗で少し人気を落としているが、同馬の適性は左回りの1200~1600Mで間違いないのではないか。

中京記念の2着や高松宮記念の激走?、そして東京新聞杯3着と富士S4着では33秒台の末脚を披露、新潟マイルは正に絶好の舞台。

重い印候補だ。

・グルーヴィット デムーロ 7.2倍:左回りのマイル適性はあるも、クリノガウディーと同等の評価はできない、中京記念では、ガウディーに先着も重馬場を利したものだ、元来はダートで走っていたようにパワーを要するタフな馬場が向くタイプで新潟平坦で瞬発力勝負になると不安の方が大きい、他馬との能力比較で連下まではあると思うが、あくまでも圏内評価。

・アンドラステ 岩田望 8.4倍:実績はないが、上昇度ならメンバー随一、

オルフェーブル産駒という事で瞬発力勝負に不安を残していたが、先行勢有利の展開だったパールSを外から33秒台の脚で差し切った芸当から問題はなさそうだ、前走のエプソムCでも最速上りでサトノアーサーに先着しているように、能力的に通用する下地はある。

・エントシャイデン 川須 11.9倍:5歳になった今期充実してきた感、ディープ産駒の牡馬にしては珍しい、馬体もデビュー時から30キロぐらい増え、溜めて鋭い末脚を使える同馬にとっては、この舞台は絶好だ。

他の有力馬にアクシデントがあれば、重賞初制覇の可能性も残す、今の充実度は買い。

・ミッキーブリランテ 岩田康 19.3倍:能力自体を軽視し続けてきた私にとって前走の中京記念での走りには目を瞠った、先行勢に厳しい流れとなった展開で四角で早めに先頭に躍り出て0.3差の5着は強い。

問題は時計勝負、32秒台の決着となった場合は厳しいかもしれない。

馬場状態次第だが今回は紐ぐらいには抑えたい。

・トロワゼトワル  三浦 25.4倍:中山の京成杯AHをレコード勝利しているので、今まであまり気にかけていなかったが、この馬もしかして左回り専用機?ヴィクトリアマイル4着は展開に恵まれた事だけが取り沙汰されていたが、中京でも3戦3勝なのだ・・・、今回は同型も居なく、スンナリと逃げがうてそうで、人気もあまりなさそうなら妙味充分ではないか。



【週中予想】

能力・適性から現時点ではクリノガウディーに期待したい、高松宮記念でスプリント適性をみせたが、本質は折り合いに苦労しない流れが正解なのではないか、先行しても良いタイプであり、変に抑えないで番手追走くらいの積極競馬で押し切ってほしい。

中心を気性難あるガウディーにしてしまうと、逆転まで考えられる馬を相手としたい、上昇度優るアンドラステ、充実の時を迎えたエントシャイデン、展開向きそうなトロワゼトワルあたりは同等評価する。

実績馬のプリモシーン・グルーヴィットは抑え。

瞬発力勝負に不向きなサトノアーサーは堅実さで掲示板とみて、危険視するつもりです。

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