グリーンセンスセラさんの競馬日記

【かしわ記念(G1)展望】

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【かしわ記念(G1)展望】武豊コパノリッキー3度目の復活なるか!? GWを彩る「地方競馬の祭典」に豪華メンバーが集結!─Gambling Journal ギャンブルジャーナル/ 2017年5月2日 10時2分http://biz-journal.jp/gj/2017/05/post_3274.html



ゴールデンウィーク真っ只中の5日(金)、船橋競馬場で第29回かしわ記念(G1)が開催される。昨年は武豊騎乗のコパノリッキーが見事な復活勝利。この勝利を皮切りに帝王賞、南部杯と交流G1を3連勝した。
 今年もJRA勢には精鋭がそろったが、中でも3度目の復活を狙うコパノリッキー(牡7歳、栗東・村山明厩舎)と武豊騎手には要注目だ。
 昨年はチャンピンズC、東京大賞典、フェブラリーSのG1・3連戦を7着、4着、7着として、かしわ記念に出走したコパノリッキー。当時G1競走5勝を誇った本馬だが、さすがに3番人気と人気を落としていた。
 ところが2番手から、上がり最速の末脚で抜け出すという圧倒的な走りを披露。そのまま帝王賞、南部杯と破竹の3連勝を飾った。
 しかし、次のJBCクラシック(G1)で5着に敗れると、昨年と同じくチャンピンズC、東京大賞典、フェブラリーSを連敗。それも13着、5着、14着と昨年よりも大きく着順を落としている。今年で7歳、普通なら終わっていても不思議ではないが、4歳のフェブラリーSでは16番人気の単勝272.1倍で復活勝利。昨年もこのレースで突然激走し、2度目の復活を飾っているだけに、この馬だけは見限れない。
 だが、そんな予期せぬ"アクシデント"さえなければ、今度こそベストウォーリア(牡7歳、栗東・石坂正厩舎)に3つ目のG1タイトルが巡ってきてもいいはずだ。
 現在5戦連続2着と、とにかく勝ち切れないベストウォーリア。前走のフェブラリーSでもゴールドドリームを最後まで苦しめたものの、勝ち馬の父ゴールドアリュールが亡くなったばかりだからか、まるで背中を押されたような驚異の粘り腰の前にクビ差屈した。
次のページ ダート界の実力派インカンテーション

ニュースサイトで読む: http://biz-journal.jp/gj/2017/05/post_3274.html
Copyright © Business Journal All Rights Reservその実力は現ダート界で紛れもないトップクラス。このレースも昨年3着、一昨年2着しているだけに今度こそという気持ちは強いだろう。同じような境遇にいたイスラボニータが先日"トンネル"を抜けたばかり。こちらもそろそろ惜敗続きに終止符を打ちたいところだ。
 ダート界の実力派インカンテーション(牡7歳、栗東・羽月友彦厩舎)がついに復活を遂げてG1の舞台に帰ってきた。
 一昨年のフェブラリーSで2着するなど、元々「いつG1を勝つのか」と注目されていたインカンテーション。だが、同年の平安S(G3)を完勝した後に骨折。約半年の休養を経て、昨年1月に東海S(G2)でカムバックを果たしたが11着に大敗し、再び骨折に見舞われた。
 約10カ月の休養後、昨年11月のみやこS(G3)で復帰を果たしたが、その後3戦は当時の面影がなく、惨敗を繰り返していた。しかし、前走のマーチS(G3)では57.5kgを背負いながらも見事な復活勝利。本来の走りさえ戻れば、再び頂点を狙える器だ。
 昨年のかしわ記念で見事な復活を果たしたのがコパノリッキーなら、このレースを境に深刻なスランプに陥ったのが、昨年のフェブラリーSの覇者モーニン(牡5歳、栗東・石坂正厩舎)だ。
 一体どうしてしまったのだろうか。昨年、フェブラリーSでダート界の新王者として君臨するまでは7戦6勝3着1回と、まさに無双を誇っていたモーニン。しかし、1番人気に支持された昨年のかしわ記念で、まさかの8着惨敗。そこから5連敗と長いトンネルに入ったままだ。
 特に、昨年の走りが期待され3番人気に推された前走のフェブラリーSでは、まるで別馬のように12着大敗。好位から何もできずにズルズルと後退した。陣営も懸命の立て直しを図っているが、再び闘争心に火が付くのか。かつての王者が"忘れ物"を取り戻しに来たと信じたい。
 迎え撃つ地方勢の中でも、ケイアイレオーネ(牡7歳、大井・佐宗応和厩舎)は注目すべき存在だ。


次のページ ベストウォーリアが惜敗続きに終止符を打つのか、それとも

 中央在籍時でも重賞2勝を誇った実力馬。ジャパンダートダービー(G1)では3着の経験もある。大井に移籍してからは鉄人・的場文男とのコンビで抜群の安定感を誇っているものの、交流重賞では中央勢の厚い壁に跳ね返されていた。
 だが、久々の1400m戦となった前走を完勝。距離を短縮したことで新味が出たようだ。殻を破った今ならば、中央勢に一泡吹かせてもおかしくはない。
 他にもJRA勢からは黒船賞(G3)を勝ったブラゾンドゥリス、昨年のエルムS(G3)の勝ち馬リッカルドがスタンバイ。今年も中央勢の有利は動かなさそうだ。
 果たしてコパノリッキーの3度目の復活なるか、ベストウォーリアが惜敗続きに終止符を打つのか、それとも......。ゴールデンウィークを彩る3日連続・交流重賞開催のラストを飾るかしわ記念(G1)は、5日(金)に船橋競馬場で開催される。

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