藤沢雄二さんの競馬日記

ウマニティPOGの指名馬ラインナップ①

 公開

236

今シーズンのウマニティPOGの指名馬を紹介していきます。
まずはエース級の期待をかける牡馬2頭と牝馬1頭を。
なお母馬名の前の丸数字は、私が参加しているオークス週にドラフトが行われるPOGの指名順位で
ウマニティPOGでの落札額の大きい順ではありません。

①アウェイクの2021(牡・栗東/池江)
父:エピファネイア
母の父:ディープインパクト
馬名:(インビジブルセルフ)
生産:ノーザンF
馬主:金子真人HD
落札額:11億PP


②ドバイマジェスティの2021(牡・栗東/藤原英)
父:ドゥラメンテ
母の父:Essence of Dubai
馬名:(シャハザマーン)
生産:ノーザンF
馬主:サンデーレーシング
落札額:20億PP


結果的にG2ワールドの落札額上位のワンツーを決めることになった2頭をまとめてご紹介。
件のドラフトはリスト提出式なので、どの馬をどの順位に並べるかを考えるのが一つのポイントになります。
そのリスト上の順位は
1.アウェイク
2.アエロリット
3.ドバイマジェスティ
という並びにしておりました。

本音を言えば、ドバイマジェスティよりもアエロリットの方が欲しかったのです。
ではアエロリットをなぜ1位で書かなかったかというと
「アエロリットの現役時はそのPOGでの指名者がいなかった。なおかつアウェイクは私の指名馬だった。」
これに尽きます。

このPOG、2007-2008シーズンからやっているのでソコソコの歴史を重ねています。
ここ数年は参加者の顔触れも固まってきましたが、そうなると「〇〇さんの血統」というのもあるワケですよ。
それを考えると、自身で指名していたアウェイクの方を上に書くのが筋なのかな~と考えてアウェイクの方を上に書いたところ、アエロリットを1位で書いたヤツがいたということです。

アウェイクもドバイマジェスティも複数の参加者がリストに書いていたのですが、指名順上位で無抽選で獲得しました。
ただアエロリットを1位に書いていた場合はアウェイクは2位で抽選でしたし、アエロリットもアウェイクも抽選勝ちしていた場合は、今度はドバイマジェスティが3位で抽選になっていたので、獲得できていたかどうかは定かではありません。
まあアエロリットを1位で書いた時に抽選負けしたのと同じ形になったということです。

さてアウェイクの指名理由ですが、単に母馬を指名していたからというわけではありません。
エピファネイア×アウェイクというキャロット血統がセレクトセールに登場して落札者が金子さんだったというのが大きいですね。
金子さんの2歳馬の預託先では須貝厩舎の4頭というのが目立ちますけど、その須貝勢の中でも注目を集めているラルケットよりも高額のこの馬が、池江厩舎というのがポイントかと思います。

近年の池江厩舎×金子真人HDの活躍馬は古馬になってから開花のパターンが多いのですが、高い確率でオープンまで出世しているように安定したタッグです。ただ、セレクトセールの落札馬が池江厩舎に入るのはしばらくなかったように記憶しています。
なので「満を持して」という感じが強く、ここが強調材料。


一方のドバイマジェスティは言わずとしれた血統馬。
皐月賞馬アルアイン、ダービー馬シャフリヤールの半弟だけにクラシックを目指してほしいのは言うまでもありません。
先のリストで3位に置いたのは「この順位で獲得できればラッキー」という側面は否めませんが、バットに当たりさえすれば長打コースは間違いないですからね。

近年のPOGでは夏の早期デビューがトレンドではありますけど、3歳世代を見るとソールオリエンスもタスティエーラもデビューは11月の東京でしたので、秋デビュー組の復権ムードもあります。
実際、アルアインもシャフリヤールも秋の京都デビューから出世していったので、この血統は秋始動の方が良さそうですね。

G2ワールドの落札額で10億PP超えたのは、私が落札したこの2頭だけでしたw
さすがに大きく振りかぶっちゃったな~という感はありますが、ちらほらと億超えの入札を過去に連発していたプレイヤーが散見されていたのでドラ1のアウェイクと入札数が一、二を争っていたドバイマジェスティは本気を出しちゃいました。


③ラシンティランテの2021(牝・美浦/国枝)
父:エピファネイア
母の父:アグネスタキオン
馬名:(ミッキーアプローズ)
生産:ノーザンF
馬主:野田みづき
落札額:7000万PP


牝馬で最も期待しているのがラシンティランテの仔の予定馬名ミッキーアプローズ。
母のラシンティランテをPOGで指名しており、その母はPOG期間内は札幌の新馬戦と京都の白菊賞で2勝しました。ただ、4回挑戦した重賞は全て掲示板外で思ったほどポイントが伸びなかった思い出があります。
その母の5番仔が牝馬の名門・国枝厩舎というのなら飛びつかないわけにはいきません。

5月上旬にはゲート試験に合格して、一時は開幕週の東京1600mの牝馬限定戦を目標という話もあったのですが、5月中に競走馬登録が完了しなかった為に流れてしまいました。
でもそのまま美浦で調教は続けているので、どこか悪いということでもなさそうです。

まあゲート試験合格→競走馬登録完了というのが普通の流れなので、訝しがる声があるのも納得ですが、実は前述のアウェイクも4月中にゲート試験に合格しているのにまだ競走馬登録が完了しておりません。
どちらも大所帯の個人馬主さんなのでなんらかの事情はあるのでしょうが、馬のコンディションには問題はないようなのであまり気にしていません。

そういう経緯からか、G2ワールドでは単独指名になりました。
なんかちょっと意外な感じです。
いいんですか?牝馬路線、全部持っていっちゃいますよw
(今のうちなら、大きいことは言える)

それはさておき、開幕週の牝馬限定戦の出走予定馬の想定を見ていると、国枝厩舎及び野田みづき氏からの騎乗依頼がありそうな騎手がほぼ埋まっていましたからね。
東京の2週目を使わないのであれば、新潟まで待ってほしいですね。
語弊はあるかもしれませんが、特にノーザンの生産馬が福島を使うメリットはないですし、JRA10場では明らかに格下の競馬場なので期待の高い馬ほど新馬戦では使ってほしくない。

いや馬券的には面白い競馬場ですよ、福島は。
でもね年間の重賞はハンデ戦3つ+牝馬限定のGⅢで、サマースプリントシリーズのレースは組まれないし、障害のオープン特別もありません。
要するに「弱者救済」が目的のような競馬場なので、下級条件ほど自分が応援する馬はできることなら使ってほしくない。
そう考えているのもあって、福島の予想をする時は
「この馬、なんで福島を使うのだろう?」と考えることはよくありますし、また福島を使ってきた馬を軽視することも多々あります。

話は逸れましたが、ハマればキレ味は一級品の素材と踏んでいます。
まずは暮れの阪神に駒を進められたらいいですね。
(※追記:10日の1600mを菅原明良騎手で予定しているみたいです)

その②に続きます。

この日記へのコメント

コメントはありません。

関連競馬日記

新着競馬日記

人気競馬日記