藤沢雄二さんの競馬日記

目下リーディングのあの厩舎に期待!~ウマニティPOG第3回開札~

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既に第4回の入札が始まっておりますが、スペシャルワールドはいたって静かなものですw

さて先週の第3回入札は、スペシャルワールドでは入札が落ち着く頃なのでちょっと仕掛けてみました。
屋島の合戦の「この的を射よ」と言わんばかりに、入札開始の火曜日からシルクのディープインパクト牝馬2頭に入札というのがその仕掛け。

・ルシルクの2017
・ラッドルチェンドの2017

まず入札したのがこの2頭。

こっちのスタンスは「誰も取らないならいただきますよ」なので、そこまでシャカリキになって取ろうというものではない。
なにしろノーザンF系のクラブの関東の牝馬は天栄依存度が高くて、多くの出走回数を望めない。
アーモンドアイとかグランアレグリアぐらい結果を出してくれればそれでもいいけど、未勝利戦をウロウロぐらいのレベルの馬でもせっかく優先出走権を得たのに放牧で次は2ヶ月後なんて使い方はザラだし、首尾良く秋デビューで新馬勝ちをしてもアネモネS4着とかで桜花賞切符を取れないと期間内3戦で終了なんてことが平気であるから、関東のノーザンF系のクラブ牝馬で固めるのはリスキーなのよ。

しかしながら、2週目を終えた時点で自軍の成績は【0-0-0-2】で先週は競走除外。ここ数年は開幕から指名馬が出走機会を得るような指名は心がけているけど、指名馬が開幕3連勝なんてことはまずないので(苦笑)
2戦で馬券圏内に入らないのはともかく、さすがに第2節の競走除外まで考えると流れが良くないのは明白なので、ここでバタバタしても仕方ないわけです。
(日曜日の競馬が終わった後だから言うけど、実はオフ会に合わせて東京の新馬戦にエントリーしていたフィロロッソに入札しようかと思っていたのだが、「入札は金曜の朝でいいや」と思っていたら先に入札されてしまったのでスルーしたら、まさかの競走除外でやはり目先のレースのためにジタバタするのは良くないのはハッキリしました)

そこで自分の獲得ラインナップを見直すと関東の牝馬が手薄ではあるので、補強候補ではあるのです。
ただ前述のように基本的にリスキーな部分をはらんでいるだけでなく、個々の近況を見るとプラス材料とマイナス材料が混在しているのもあって、持っていれば戦力にはなり得るが…って感じではあったので、これは仕掛けるにはうってつけだと思いアクションを起こしました。

でも基本的にスペシャルワールドって早仕掛けにホイホイ乗ってくるのってないのよね。
木曜日の夕方になって動いてきた人がいたけど、その意図が見えてこないからものすごい違和感を覚えていたのだけど、開札してようやくわかったのだが、その方『最低入札価格で追いかけた』のね。
なるほど、落とす気がないから意図が見えてこなかったわけだ。

それね、いい方に解釈すれば「入札を活性化しよう」ってことになるのかもしれないけど、麻雀劇画じゃないんだから“ノーテンリーチ”を敢行することに何の意味があるのか?とは思うのよね。ブラフの仕掛けに周りが乗ってこなければただのピエロだし、本人はトリッキーなことをしてご満悦なのかもしれないけど、意味のない余計なことは勝負事ではツキを落とす流れを自分で作っているようにしか見えないけどね。
まあ入札に関してはそういう敢闘精神の欠如に対するペナルティはないけど、きっとどこかでしっぺ返しがあると思うよ。

で、結局、ルシルクもラッドルチェンドも同じ人が締切間際になって入札してかっさらっていったのだけど、その人、あまりにも成長がなくて笑っちゃうのよ。

というのも、この落札者とは2シーズン前に入札に関しての因縁がありまして…。

https://umanity.jp/home/view_diary.php?id=7b0ef46ab7&owner_id=c218baf74d

https://umanity.jp/home/view_diary.php?id=c4c3fb115a&owner_id=c218baf74d

https://umanity.jp/home/view_diary.php?id=6c971d5764&owner_id=c218baf74d

https://umanity.jp/home/view_diary.php?id=800ae45601&owner_id=c218baf74d

以上の“4部作”を再掲しますけど、この人こそ元祖・パクリ疑惑なわけで。
今回はまだ3週目で指名枠に残りがあるから“横取り”にはとやかく言いませんけど、「考えて入札してるの?」とは言いたくなるんですよね。
だってこの人、2週目までに16頭落札した内の13頭までがディープインパクト産駒w
今シーズンはルール改正につながるようなマネーゲームが勃発してますけど、この人も負けず劣らず、2週目までに約55億POGポイントを使っていて、3週目にさらにディープインパクト産駒3頭に約4億4,000万POGポイントを使っていて、今シーズンも色々と計算が合わないじゃないw
余計なお世話かもしれないですけど、2週目までに落札した馬で籍のついているのが3頭しかいない状況下で、さらに籍のついていないディープインパクト産駒を取りに行きますか?って話で、別に勝手に敗着手を打ってくれるのはいいんですけど、「ディープインパクト産駒に入札している人がいるから横取りしちゃおう」って感じが透けて見えてくるから嫌なんですよね。

その因縁の2シーズン前に争ったディープインパクト産駒なんですけど、“横取り”されたステラーインパクトは新馬戦を単勝1.2倍で5着に敗れた後、POG期間内(3戦)どころか最後まで勝ち上がれずに3歳秋に登録抹消。
代わりにボクが指名したのがサウンドキアラで、期間内2勝でスペシャルワールドの残留に貢献してくれただけでなく、今年の春には格上挑戦ながらもヴィクトリアマイルにまで駒を進めるまで出世しました。

あのね、そのステラーインパクトが明暗を分けてボクが残留できたから良かったって話でもないんですよ。
状況証拠的にはズルがあったようにしか見えない落札をしてこの結果でしょ。もしかしたら何事もなくボクがステラーインパクトを落札できていれば、POG期間内はともかく3歳秋に未勝利のまま登録抹消にはならなかったのではないかと思わずにはいられないんですよ。
仮にね、サートゥルナーリアのような前評判から高い馬がPOG的にズッこけたとしても、それは普通にネタで笑い飛ばせられるだろうし、多くの人が関与しているだろうから誰のせいでもないだろう。
でもさ、ステラーインパクトの不振の件ってほぼ原因が特定できそうでしょ?
だからさ、関係者に迷惑がかかるようなインケツは止めましょうって言いたいのよ。

たかがPOG、されどPOG。
今からそのシルクの2頭の行く末が心配です。
いずれにせよウマニティPOGの入札は他人の良さを消すよりも、自分が主体性を持ってやっていくのがいいと思いますよ。


閑話休題。
で、先週は金曜日の朝に3頭を入札。結果的にその内の2頭は確保できました。

まず落札できなかったのは
・サンブルミューズの2017

キャロットファームのノヴェリスト産駒で23日の函館デビュー予定の馬ですね。
先週の函館のウッドチップコースでの調教時計も良くて、函館2歳Sまでイケるんじゃないかという高揚感もあったのですけど、あまり前のめりになって函館2歳Sしか見えないという状況も危険な気がして、それって「1回裏からスリーバントスクイズをやる」ように思えて、入札額は奮発しても5,000万POGポイントまでかな~と。
ただね、さすがにそこまで追い込まれてはいないし、母のサンブルミューズの“賞味期限”と、言ってもノヴェリスト産駒だしってところと、首尾良く新馬戦を勝ったところで函館2歳Sを使わなければ意味がないだろうと考えたら、諸々のリスクを考えるとちょっと大枚は叩けないかと思い直して、その結果、落札できなかったのだからそれは仕方ない。

一方、落札できたのは以下の2頭。両馬とも目下リーディングトップの安田隆行厩舎からの補強となりました

・クルージンミジーの2017(牝・栗東/安田隆行)
競走馬名:ナオミラフィネ
父:ハーツクライ
母の父:Mizzen Mast
馬主:塩澤正樹
生産牧場:ノーザンF

どうやらこの2歳世代がビンテージになりそうなハーツクライ産駒からこの馬をピックアップ。
5月9日にゲート試験に合格後、放牧に出た後に再入厩なので、おそらく中京を使うと判断しての指名。
これまでに塩澤氏の所有馬から大当たりは出ていないけど、そもそも所有頭数も多くないのでそこは気にしない。
むしろ丸ハズレが少なくて、目下リーディングの安田隆行師との初タッグは魅力的。
現在3歳の全兄はダートの未勝利戦を勝ったばかりですけど、中京から使えるなら全兄以上はやってくれそうな気がします。


・ローズノーブルの2017(牡・栗東/安田隆行)
競走馬名:ジュビリーヘッド
父:ロードカナロア
母の父:ディープインパクト
馬主:キャロットクラブ
生産牧場:ノーザンF

こちらは昨夏にボーンシストを患ってキャロットの募集を取り下げになったものの、その後に回復して5月14日にキャロットで再募集→瞬殺で満口という曰く付きの馬。
すぐに入厩して6月13日にゲート試験に合格とトントン拍子に進んできたから誰か取りにくるだろうと思っていたのですが、意外にも単独入札での落札となりました。
既往歴と牡馬にしてはサイズが小さいことが嫌われたのかもしれませんが、やはりキャロットの再募集で瞬殺だったという点を評価してみます。


上記2頭を加えて、20頭の指名枠は16頭までが埋まりました。
残り4枠をどう埋めていくかが今後のポイント。
ほっといても来週は29日の中京でラインベックが出走予定だし、その後の中京開催で何頭かデビューしそうなので、今週の想定に入る馬をこれから入札する予定はありません。
あと今シーズンの方針として夏の福島デビューの報が入った馬はオールスルーと決めているので(既に指名した馬がデビュー報が出てみたら福島だったというケースは除く)、目先の補強は北海道デビュー組、それも札幌1800mの話が出てくるようなら強い材料になるでしょうか?
それ以外なら新潟1600mか小倉1800mという話がある馬は吟味したいですね。
もっと言えば秋の京都1800mでデビューという馬まで待つのも一つの手かと思いますが、問題はそこまで枠を空けたまま自分が待てるかどうかw
本当はさっさと指名枠を埋めたいのですけどね。
とりあえずもう少し時間をかけてもいいかとは思っています。

この日記へのコメント

藤沢雄二 藤沢雄二|2019年6月20日 6:38 ナイス! (0)

>たいぎぃさん
好みの問題ですかね?
あまり意図的なノーテンリーチは歓迎しないかな~というタイプです。
その代わり亜空間殺法なら、たまに自分もやりたくなりますが😅

確かに長丁場は刷り込みと伏線が大事ですよね。
それが利く相手だといいのですけど。

たいぎぃ|2019年6月19日 23:41 ナイス! (2)

劇画じゃなくてもノーテンリーチするよ?

長丁場は刷り込みと伏線が大事。

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