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1着…ウルトラファンタジー
スタートはいまいちだったが強引にハナを奪う。その後、ローレルゲレイロに外から被せられるものの、3コーナー過ぎに再びハナを奪い返し、そのまま押し切る。強引にでもハナを奪えたことも大きいが、直線入り口で後続をすっと離しにかかる瞬発力もあり、コース適性も十分に兼ね備えていたと思われる。1番人気のグリーンバーディに今年だけで3回も勝っていることを考えれば、この人気は不当に低評価だったことは明らか。
2着○キンシャサノキセキ
絶好の手応えから外を回して前に取り付き、持ち前の瞬発力で一瞬は突き抜けるかという勢いだったが、直線半ばで周りと脚色が同じになってしまい、ダッシャーゴーゴー(降着)に内をすくわれてしまう。前半でややかかり気味だった分、伸びきれなかったのかもしれないが、G1馬としての貫禄は示せた。後は、以前にも指摘したとおり、マイル戦への挑戦だろう。マイルチャンピオンシップに出走するのであれば、そのレースぶりに注目したい。
5着▲ワンカラット
時計勝負に対応できなかった言ってしまえば簡単だが、北海道での2走に比べると消極的なレースぶりであったことは明らか。最後までバテずに伸びているだけに、もう少し積極的なレースをしてもらいたかったが、この鞍上に期待するのは無理なのかも・・・
10着◎ビービーガルダン
過去2年と同じくキーンランドカップからの参戦だったが、念願のG1制覇はならず。キーンランドカップの内容が過去2年と比べて思わしくなかったことから、力の衰えも指摘されるが、直線入り口で瞬発力を問われる流れになったことも敗因の一つだろう。
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