ものあしさんの競馬日記

ダービー回顧!騎手の戦いと血をめぐるドラマ

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ドウデュース、武豊騎手、すばらしい競馬でした!おめでとうございます!
しかし、馬券的には非常に悔しい結果となりました。◎ダノンベルーガ、○ドウデュースの一騎討ちと見て、そこに▲キラーアビリティ、△イクイノックスが相手候補としてほぼ4頭に絞った予想でしたが…。ダノンベルーガは福永騎手ジオグリフにしっかり蓋をされて直線半ばまで出られなかったのが本当に痛かったですね。直線で進路を探して脚を使ってしまったのが響いて、最後アスクビクターモアを交わせなかったですかね。13-18-12の三連単を持っていただけに悔しかったですが、アスクビクターモアも前に行ってあの競馬は強かったです。福永騎手のジオグリフもダノンベルーガの封じ込めには成功しましたが、距離の壁があったのか失速してしまいました。ダノンベルーガはどうも巡り合わせが悪い感じがしますが、世代の中でも上位の力を持っているのは間違いないと思います。ドウデュースは道中ロスのない絶好の位置で早めに流れたペースも見方にして突き抜けました。キーファーズのオーナーも武騎手でダービーを獲れてうれしいでしょうし、武騎手も50代でのダービー制覇はさすがです。友道厩舎も東京2400では仕上げも含めさすがの強さを見せてダービー3勝目。イクイノックスは二の脚がつかなかったのか後ろからの位置取りになってしまって、さすがにあの位置からでは勝ち馬には届きませんでした。それでも上がりはナンバーワンで、末脚の破壊力は世代トップですね。キラーアビリティは後方からよく伸びてきましたが6着まで。今日の馬場や展開は向いていた印象なので力負けですね。総じて、ハーツクライ、ディーブインパクト産駒か上位に来ており、高速決着の主流血統の争いになりました。
血統といえば、ダービーはディープ産駒が圧倒的な強さを見せるレース。現2歳世代にはディープ産駒がほとんどおらず、今年のダービーが事実上のラスト世代になったかもしれません。そのディープの代名詞であるダービーを、ディープを国内で唯一負かしたハーツクライの子どもと、ディープの釣り合わない兄と言われたブラックタイドから生まれたキタサンブラックの子どものワンツーに引導を渡される結果になったのは、不思議なドラマを感じさせます。それでも戦前から厳しい戦いを強いられるという下馬評のなか、アスクビクターモアを始めとしたディープインパクト産駒各馬が人気以上の好走を見せたのはさすがの意地を感じました。
ダービーが終わり、また来年のダービーに向けての戦いが始まります。来年もすばらしいレースが見られますように。

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