グリーンセンスセラさんの競馬日記

> 菊花賞反省会 文=藤田ハチ子(;´・ω・)

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「何故、こんな馬券を買った?」過去の自分が恥ずかしい!?菊花賞ならではの「パニック馬券」を撲滅せよ!今の内に済ませたい『菊花賞反省会』とは 文=藤田ハチ子━
Gambling Journal ギャンブルジャーナル/ 2016年10月20日 9時26分 http://biz-journal.jp/gj/2016/10/post_1574.html

 昔から「強い馬が勝つ」と言われている菊花賞(G1)。確かに近年を振り返っても、昨年のキタサンブラックや2013年のエピファネイア、2012年ゴールドシップ、2011年オルフェーヴルと本当に強い馬が並んでいます。

 しかし、昨年のキタサンブラックのように菊花賞馬が「強い馬だったのか」と気が付くのは、菊花賞が終わったもっと後ということも決して珍しくありません。

 そして、逆に後で振り返って「何故、こんな馬の馬券を買ってしまったのだろう」と恥ずかしくなるのも、出走全馬が未知数の3000mに挑む菊花賞ならでは。距離実績がわからない分、予想が"妄想"になりがちでファンだけでなく、メディアも一種の"パニック状態"になることも......。

 そこで今回は、過去を反省する意味で近年の菊花賞出走馬の中でも「何故、買った!?」と、思わず「やっちまった感」が残るような上位人気馬をピックアップしてみました。買った記憶のある人はもちろん、軸にしてしまった方は大いに反省しましょう。

 人は過去に学んで前に進む生き物。今年も同じ過ちを繰り返さないためにも、今の内に「菊花賞反省会」を済ませちゃいましょう!


2015年 スティーグリッツ 4番人気→11着

 今になって振り返ると「誰?」といった感じのスティーグリッツですが、実は勝ったキタサンブラック(5番人気)よりも人気を集めていました。しかし、こんなのはまだまだ「序の口」です。

 500万下、1000万下を連勝してきた勢いを買われての高評価でしたが、実は6月から使い詰め。本番ではもう力が残っていなかったようです。その後は、今年1月の迎春S(1600万下)で4着に敗れたのを最後に引退しています。

「使い詰めでもう力が残っていないかも」というパターンは、神戸新聞杯でサトノダイヤモンドに迫ったミッキーロケットも、今回が休養明け5戦目になります。コンディションは大丈夫でしょうか......?


2014年ワンアンドオンリー 1番人気→9着 トゥザワールド 2番人気→16着

 
 日本ダービーを勝って神戸新聞杯も快勝したワンアンドオンリーと、皐月賞2着で秋初戦もセントライト記念2着と順調なスタートを切ったトゥザワールド。どちらも惨敗ですが、これは仕方ないと思います!誰も悪くない!それにしても競馬ってホント怖いですね......。

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2013年 マジェスティハーツ 2番人気→13着

 これこそ典型的な「何故、買った!?」ですねえ......今やマイルから2000mのローカル重賞ですっかりお馴染みになっているマジェスティハーツですが、菊花賞では驚いたことに2番人気に抜擢されていました。

 夏に条件戦を連勝して、神戸新聞杯では上がり1位の2着。怖い夏の上がり馬に、これまた怖い武豊騎手が騎乗することになって、私たちもメディアも"パニック"になったようです。今になって思えば、夏の条件戦の連勝は1800mと1600mなのです......。

 今年で言うと、やはりエアスピネルでしょうか。さすがの武豊騎手にも、不可能があるってことを勉強しないといけないのかもしれません。


2012年 マウントシャスタ 2番人気→9着

 これまた「やっちまった感」が強いですね。一体、何を考えていたのでしょうか......この時の自分に聞いてみたいです。

 春はクラシックに出走しなかったものの、宝塚記念で古馬を相手に5着。神戸新聞杯でも3着と「これは本物だ!」という評価に至ったようです。しかし、菊花賞敗退後はマイル路線で活躍したマウントシャスタ。未知の魅力の正体は、マイラーだったんですね......。

 今年だと、レインボーラインが近い雰囲気です。古馬相手の札幌記念でモーリスに食い下がって評価が急上昇。ただ、NHKマイルCで3着の実績もありますし「マイラーだったんですね」というオチまでいっしょになったりして......。

 2011年は1、2、3番人気で決着!こういう時はメディアも一安心。

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2010年 トウカイメロディ 2番人気→6着

 これくらいの負け方なら、全然納得できるんですけどね。夏の北海道で3連勝。特に3歳馬でみなみ北海道Sと札幌日経オープンの芝2600mのオープン戦で古馬相手に連勝した馬は、今までトウカイメロディしかいません。そりゃ、菊花賞で買いたくなる心情もわかるってものです。

 しかし結果は、あと一歩及ばない6着。実は札幌や函館の2600mを経由してきた「典型的な夏の上がり馬」って最近来てないんですよね。カフジプリンスは神戸新聞杯で力のあるところを見せましたが、札幌2600mを圧勝してきたウムブルフは大丈夫かしら?


 以上、ざっと振り返って参りましたが、参考になりましたでしょうか。それにしても菊花賞は難しい!ただ、馬も陣営の方々も勝算があるからレースに出たのであり、全力を尽くした結果です。最終的に馬券を買ってしまった自分が悪いということだけは肝に銘じておきたいです。

皆さんはパニックになっていませんでしょうか。私は今年も「あれも怖い」「これも怖い」と一体、何頭買えば良いのやら......すっかり深みにハマっています。

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