佐藤洋一郎さんの競馬日記

オバケの時計

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 弥生賞を楽勝したときのサトノクラウン(
元POG愛馬)に驚嘆した吉田勝巳代表(ノ
ーザンホースパーク)は「あれはバケモノだ
よ…」とつぶやいた。その受け売りかどうか
Cルメール騎手はアーモンドアイを「バケモ
ノのような馬です」と評した。
 この話を現場記者から聞いて、クラウンや
アーモンンドのような得体のしれない馬を出
すホーンティッド・マンション(お化け屋敷
=haunted mansion)のジャパンC…と予想
(サンスポ)した。
 〇サトノクラウンは気性難をさらけ出して
ドロン(消えた)したが、最後に災いをもた
らすはずのアブナイ「豊穣の女神」パンドラ
の娘★アーモンドアイは、オバケ時計(ホー
ンティッドタイム)=世界レコードでマルド
ン【◎】キセキを差し押さえた。
 スタンドの言いようのない興奮とどよめき
を聞きながら、カツラギエースが外国馬を蹴
散らしたとき(第4回)もこんなだったなあ
…と当時の光景を思い出しつつ、そのスタン
ドで感動にふるえている青(少?)年の姿が
目に浮かんだ。先月夭折したカツラギの開発
者でウマニティの創業メンバーの一人だった
河内一秀だった。
 実はJCの前日、サウスとクリークに誘わ
れて30人近いウマニテイ仲間の「お別れ会
」に参席させてもらった。岡田大編集長の3
0年来の御用達という府中の寿司屋で、なん
とアルバイト学生時代にその店(先代)のネ
タケースに薄切りにした氷を並べた(配達)
の思い出した。親方に話したら、「鎌内さん
(三男・厚志)知ってます。ときどきいらっ
しゃいます」
 かれこれ半世紀も経つのにアッちゃんの鼻
高の童顔が目に浮かび、電話番号を託して再
会の橋渡しを頼んだ。氷屋はもうないし、「
お別れ会」がなかったら自分(明大職員兼早
大二部学生だった)に感化されて、昼は店で
働いて夜は明治に通ったアッちゃんが生きて
いることも、同じ場所に住んでいることもわ
からなかった。河内、ありがとう…。
 朝の2歳馬未勝利2000芝でレコードが
更新され、前座のウエルカムSが1800芝
1分46秒台で決着している。硬い芝にクレ
ームをつけて「使わずに帰る!」とまで外国
馬に抗議された硬速芝を嫌って、招待馬が激
減してしいるにもかかわらず、JCの芝はさ
らなる硬速に邁進している。
 アーモンドアイの3月のドバイ遠征は内定
したようだが、ヨーロッパ(凱旋門賞)の芝
でオバケ時計が通用するはずもない。おそら
く、いやかなりの確信を持って…アーモンド
はパリで消える。ひょっとすると、そこまで
もたない。
 硬速芝(での激走)がパンドラの箱の正体
だった…!?

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この日記へのコメント

(退会ユーザー)|2018年12月5日 2:20 ナイス! (0)

こんばんは^^夜分遅くに、コメントして

誠に申し訳ございません

前にも申し上げましたが

大昔 佐藤洋一郎プロと会話したのは

美浦の丸善って、パチンコ屋さんで

洋一郎プロは、初代アラジンを打っていたのです

機械トラブルで、一言 二言 会話しただけなのです

過剰表現した事についてもお詫び申し上げます、

アラジンチャンスは、ひけたのかな?

支離滅裂な文章での、コメント誠に申し訳ございませんでした

都会の街人 都会の街人|2018年11月27日 21:42 ナイス! (2)

初コメ失礼します。

河内プロのご冥福をお祈りします。
全く知りませんでした。

日記、有難うございます。

ネアルコとハイペリオン ネアルコとハイペリオン|2018年11月27日 11:53 ナイス! (4)

そこまで普段当たらなくてそろそろマイナス一億円突破する佐藤洋一郎プロが言うならアーモンドアイは凱旋門賞で勝てそうな気がしてきました

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