とらきち社長さんの競馬日記

宝塚記念について

 公開

472

◎アリストテレス
○クロノジェネシス
▲カレンブーケドール

本命はアリストテレス。
近2走を見るとステイヤータイプではなく、それでもかかり通しで最後はフラフラ走った阪神大賞典から内容一変の天皇賞春は4着。適性外の舞台でも実力を見せました。
天皇賞・春が適性外でも短縮となるここで巻き返す馬は多く、近年でも2018年このレースを制したミッキーロケットや昨年は2,3着のキセキ、モズベッロが穴を開けています。今年はメンバー構成で力量上位と下位の差が激しく、人気妙味が生まれるところまではいきませんが、それでもこの2戦の敗戦で人気が落ちるなら適条件となるここは買いどころ。
今年4戦目、それもかなりスタミナを使う3戦を消費しているので体調面が不安でしたが、1週間前にレースで騎乗する武騎手が跨ってのコース追い、そして今週は武騎手ではありませんがジョッキーが跨っての坂路で最終調整と併用調教で疲れを見せていません。
他の馬の手綱が動くタイミングでも、まだ持ったままの余裕があった今年初戦1月のAJCCを含め2200mでは連対を外しておらず、菊花賞のイメージでスタミナタイプと思われがちですが、僕はG1でいうとこの宝塚記念や有馬記念のようなキレ(上がり最速の脚が使えるような瞬発力)よりも立ち回りの器用さが必要になってくる舞台の方が合っていると思います。
馬場が渋るのはこの馬がどうこうよりも一気にパフォーマンスを上げる馬がいるので勝ち目という点で歓迎ではありませんが、対応は可能ですし力は出せるはず。牝馬が人気を集めるなかで牡馬の、そして4歳コントレイル世代の意地を見せてほしいところ。

○クロノジェネシス
海外帰りとテン乗りで去年より悪い条件なので絶対感はないですが実力はナンバーワンで道悪も歓迎なのでそこまで割り引く必要はないと感じます。実績などは知られている通りので省略。

▲カレンブーケドール
小回りタフ馬場はオールカマー2着、有馬記念5着と「2着キャラ」とは別に一歩足りてない印象。しかし前走で56キロを背負った経験は大きく、牝馬はG1だと安田記念か春秋の天皇賞、宝塚記念、エリザベス女王杯で背負う斤量。エリザベス女王杯からの好走馬が近年目立つのは距離はもちろん、この斤量経験も大きいのではと思っているのでエリザベス女王杯ではなく牡馬との厳しいスタミナ勝負で56キロを背負って3着と好走できたのは疑いようのないこの馬の実力。2015年には天皇賞春で10着だった牝馬デニムアンドルビーが10番人気2着と好走しています。上に書いたとおりこの馬にとって一番合う条件ではありませんが、短縮でかなり楽になる今回も抑えなければいけないと思います。

この日記へのコメント

コメントはありません。

関連競馬日記

新着競馬日記

人気競馬日記