ムーンシュタイナーさんの競馬日記

20-21 POG 1週目③

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【セリ落とした馬の分析メモ】

■コンセプト(モーリス×ダンスウィズミー)
モーリス産駒は筋肉質かつ、たまにロベルト系らしい胴伸びした馬も出るので、母父はディープが合うと思っていて、この配合のみを狙っていた。この馬は開幕デビューとなったが、時計は出ているもののハッキリ言って勝てるとは思っていない。まだ緩くパワーを伝えきれていないので、スローのヨーイドンでは分が悪いはず。ただし、素材はとても良いものがあり、柔らかさと伸びのある動きはモーリス産駒においては奥を感じさせる。ビッシリやれているように、体力はあるので、このまま鍛え上げていければ楽しみな存在と思う。

■マイネルジェロディ(スクリーンヒーロー×マイネエレーナ)
坂路で一際目立っていた存在。スクリーンヒーロー×母父ロージズインメイのニックスで配合面で注目していたが、動きや馬体の良さが指名を大きく後押しした。距離は1200-1400かな、という気もするが、早めからガンガン活躍できるはずで、柿谷さんと被ったこともあり、相当自信をもった。

■ダノンザキッド(ジャスタウェイ×エピックラヴ)
一部ではジャスタウェイの代表産駒になるのでは?という噂のある同馬。ヴェロックスに続く当たりを引きたいところだが、この父の産駒は走ってみないとわからない。入厩時の動きは間違いないと思わせるもので、柔らかい動きが目についた。安田厩舎でどう育っていくのか興味とともに若干不安があるが、少なくてもハズレではないと思う。

■ジャングルキング(ドゥラメンテ×シーズオールエルティッシュ)
ドゥラメンテ産駒の中では盲点になっていると思った馬。それなりに露出がある割には、さほどPOGでの評価は高くない。母の産駒が渋めだからかもしれないが、コンスタントに活躍馬を出している。配合面もしっかりしているし、何よりトモの筋肉が凄い。そして現場の声もステルヴィオが出てくるぐらい。体高が無く、距離はマイルかなと思うが、ドゥラメンテ産駒懸念の脚元も丈夫ということで、確度の高い一頭では。

■グルーヴビート(ディープブリランテ×グルーヴァ―)
サンデー3×3や、母父シンボリクリスエスで、一見引き気味になる配合だが、よく見るとラヴアンドバブルズを活かした好配合にも見える。この馬は1歳の頃から評価が高く、育成時代もレベルの高いR1で上位に位置する評価を維持し続けていた。関係者は手応え十分で、矢作厩舎であればしっかりと育ててもらえるはず。この馬も人気とのギャップを感じて積極的に獲りに行った1頭。

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