SHARKTAKEさんの競馬日記

G1レースの有力馬について考えてみる

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今週日曜日は今年後半第1戦のG1レースとなるスプリンターズステークス。私は重賞レースというものは、スジ書きのあるドラマだと思っているので、基本重要視するのはテレビCM。あのたった1分程度の動画は実によく出来た台本だといつも感心させられる。今まで数々のG1優勝馬が、このテレビCMからは推理できた。そんな今回のスプリンターズステークスのテレビCMの舞台は寿司屋。「活きが命」「サッと出てサッと決める」等のキーワードも気になるところであるが、ここは4頭も登場する歴代スプリンターズステークス優勝馬に共通する項目を持つ馬を忘れずにチェックしたいところだ。

サクラバクシンオー 1994年優勝 1番人気 馬主:さくらコマース 調教師:境勝太郎 騎手:小島太 4月14日生
前走:マイルチャンピオンシップ 2番人気 2着

注 ベルカント(父:サクラバクシンオー)
△ ビッグアーサー(父:サクラバクシンオー)
△ フラアンジェリコ(前走が1600m)
  ハクサンムーン(母父:サクラバクシンオー)
  アフォード(父:サクラバクシンオー)
  スギノエンデバー(父:サクラバクシンオー)
  サクラゴスペル(馬主:さくらコマース)
  
すでにここまでの重賞ではセントライト記念で母父サクラバクシンオー産駒のキタサンブラックが優勝。しかもこれだけ関連馬が多くては狙いが下がる。但しT騎手騎乗のベルカントは、馬の実力以上にT騎手の重賞300勝達成の期待がかかっている。シナリオ通りならベルカント優勝か?

デュランダル 2003年優勝 5番人気 馬主:吉田照哉 調教師:坂口正大 騎手:池添謙一 5月25日生
前走:セントウルステークス 4番人気 3着

△ バーバラ(前走セントウルS3着)
  リトルゲルダ(前走セントウルS4番人気)
〇 ティーハーフ(この馬が5番人気か?)

現在のところ池添騎手の騎乗馬は不明。仮に騎乗馬が決まればその馬も抑えねばならぬ。デュランダルが教えているのは前走がセントウルSというローテーションではなく、末脚鋭い推定後半3ハロン上位馬と考えるのが正解と見た。

ロードカナロア 2013年優勝 1番人気 馬主:ロードホースクラブ 調教師:安田隆行 騎手:岩田康成 3月11日生
前走:セントウルステークス 1番人気 2着

▲ ウリウリ(前走セントウルS1番人気2着。騎手岩田)
  レッドオーヴァル(安田厩舎)
△ ストレイトガール(世界に挑戦した馬ということで)
△ リッチタペストリー(世界から来た馬)

ロードカナロアからはウリウリが一番イメージ的には合っている。しかし私の考えはサマースプリント優勝がかかった前走が勝負だったような気がするのだ。おまけに藤原英厩舎はもともと2頭出しの得意な厩舎ではない。ストレイトガールも既に今年限りの引退を表明し評価が下がる。但し前走がタタキだったのは間違いなく無印には決してできない。

カレンチャン 2011年優勝 1番人気 馬主:鈴木隆司 調教師:安田隆行 騎手:池添謙一 3月31日生
前走:キーンランドカップ 1番人気 1着

◎ ウキヨノカゼ(前走キーンランドカップ1着。連チャンで1着)
〇 ティーハーフ(前走キーンランドカップ1番人気)
注 ベルカント(連チャンで1着)

歴代優勝馬の優勝年度の順番を考えるとカレンチャンの不自然さが目立つ。優勝馬はここから出るのでは?と思うのが私の考え。そして歴代優勝馬たちの勝利した枠番は全て5枠という異常さ・・・。これは長年テレビCMを見てきた私としては軽視したいところ。囮となる可能性の高い枠だ。

テレビCMの最後に登場するのはJRAのロゴマークが入った湯呑茶碗。高松宮記念ではこれを軽視したため白熱灯からイメージできた「ハク」サンムーンに走られてしまった・・・。軽視できないアイテムである。ここは寿司屋が舞台であれば言いたいことは「アガリ」でほぼ間違いない。そして湯呑茶碗に入れるのが「お茶」であれば「アガリ」の脚が最上位に近い「ティー」ハーフである可能性が高い。ウキヨノカゼかティーハーフのどちらを本命にするかは枠順が確定してから判断したいところだ。

この日記へのコメント

SHARKTAKE SHARKTAKE|2015年9月30日 20:44 ナイス! (4)

家に帰宅し改めてテレビCMを見直した。すると順番は93年のサクラバクシンオー、03年デュランダル、11年カレンチャン、13年カレンチャンという順番。日記はよく確認してから書きたいものだ(^^)

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