力負けなんかじゃない！～POG第17節～

藤沢雄二さんの競馬日記

2018年9月30日 8:55 公開

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先週のPOG戦線は、日曜日の芙蓉Sにボスジラが出走しましたが惜しくも2着でした。

【出走結果】
・9月23日中山9R 芙蓉S
☆ボスジラ 2着 2.01.4・良(1着馬とのタイム差+0.1)
単勝オッズ 6.4倍(番人気)
【採点：6.0】
《ラップタイム》12.6-11.0-12.8-12.1-12.9-12.4-12.1-11.9-11.5-12.0

《田辺裕信騎手》
一度、使ったことでカリカリする面は出てきましたが、レースでは問題なかったですよ。
スローペースにも乗れていましたが、まだペースの緩急に対応できなかったですね。
それでも最後は差を詰めていたし、広いコースに替わった方が良さそうです。

ネットの掲示板によくある「勝ったら強い、負けたら弱い」という風潮は個人的には好きじゃないのですけど、今回のボスジラは2着でも収穫の大きい一戦だったとは思います。
レース自体、向正面でルメール・ミッキーブラックに動かれて、一緒になって石川・カイザースクルーンにも動かれて、、結果的にそこで動けなかったのが敗因ではあると思うのですけど、率直に言ってルメールに上手く乗られたな～という印象の強いレースで決して力負けではないです。もちろん勝負付けなんかついていない。
当然、次にやる時は今度は負けないという想いは強くありますし、コンディション次第でこの0.1秒差はいくらでも変わると思っています。もっともそれはカイザースクルーンにとっても同じことは言えるでしょうけど。

4角の時点で頭は厳しいかとは思いましたけど、正直2着もないかと思っていたので、最後まで諦めずに2着を取った点は評価していいと思いますし、今後に繋がる内容だったかとは思います。
その一方で課題はやはり向正面での12.1-12.9.-12.4のラップのところにあるわけで、まあこの兄弟の泣き所ではあるのですけど、こういうペースを上手く処理できるようになって上のクラスでも戦えるようになってほしいですね。

水曜日には、金子さんの馬には珍しく早い段階で次走予定が発表になって11月4日の百日草特別と決まりました。この兄弟、マウントロブソンやポポカテペトルのように東京や阪神・京都の外回りで結果を残せるとオープンまで行けるので、百日草特別は試金石の一戦になりそうです。

※第17節終了時
5-8-3-13/29
《指名馬の騎手成績》
クリストフ・ルメール：1-2-0-1
福永祐一：1-1-1-1
内田博幸：1-1-0-0
田辺裕信：1-1-0-0
川田将雅：1-0-0-0
戸崎圭太：0-2-0-3
ジョアン・モレイラ:0-1-0-1
北村宏司：0-0-1-2
横山典弘：0-0-1-1
北村友一：0-0-0-2
ブレントン・アヴドゥラ：0-0-0-1
和田竜二：0-0-0-1

《人気度数》
1番人気：4-1-1-1
2番人気：0-4-0-5
3番人気：1-3-2-3
4番人気：0-0-0-2
5番人気：0-0-0-2

着度数を見ると歯痒さが日に日に増してきます(苦笑)
毎年のことなんですけど、10勝一番乗りというのは意識は指名の段階ではすごく意識しているんです。
で、現状としてまだ5勝。2着が8回なので、その意識があることの証左にはなると思うのですけど、しばらくの間は“リーチ”はいらないのでゴッドハンドの如くツモ！ツモ！ツモ！といきたいところです。