Mr.11さんの競馬日記

ありがとう四位騎手

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今日で一人の騎手がターフに別れを告げます。

日本ダービー2勝の名手、四位洋文騎手。

29年間の現役生活に幕を下ろし、調教師の道へと進みます。

ここからは完全に個人的な見解になりますが、四位騎手で思い出されることを綴ってみることにします。

私が競馬と出会ったのは2007年5月。競馬を始めて1ヶ月経たないうちに、日本ダービーがありました。
まだ自分の予想スタイルも確立されておらず、馬の名前もよく知らないない中で私が本命を打ったのが◎③ウオッカ。
③ウオッカから数点馬単で勝負。結果、2着の⑯アサクサキングスをおさえていなかったので的中とはなりませんでしたが、牡馬17頭を蹴散らした牝馬のダービー制覇はあまりに衝撃的でした。

ウオッカは、後に様々な騎手を背にGⅠを勝ちますが、私の中ではウオッカ⇒四位騎手です。

四位騎手と言えば、私の中でウオッカの他ではレッドディザイア。
この2頭には共通した絵が浮かびます。
それは、共に頂点を争ったライバル馬と騎手の存在。

ウオッカはダイワスカーレット。
レッドディザイアはブエナビスタ。
そして、ライバル馬に乗っていたのはいずれも安藤勝己騎手。
二人で何度となく名勝負を演じた印象です。
さらに言うと、四位騎手はどちらも僅差で負けている絵が浮かぶのも正直なところです。
現地で生観戦した2009年のオークスは圧巻でした。


他に四位騎手から連想されるワードを並べてみます。

美しい低いフォーム
フェアプレー(10回のフェアプレー賞受賞)
後ろに下げる(追い込み)
2400mに強い(特に阪神)
昆厩舎
アルボナンザ(お世話になりました)


四位騎手の誕生日は11月30日。競馬とは離れた話になりますが、この日が誕生日である人が私の身近に4人もいるのまた興味深いところです。

今日は、阪神競馬場でラスト騎乗。
残念ながら無観客レースとなってしまいましたが、注目馬がズラリ。
ウマニティ予想でも10Rと12Rで◎本命を打ちました。
特に10R④グランフェスタは大注目。武幸四郎厩舎というのがさらに応援したくなります。

2月29日という、4年に一度しかない珍「しい」日に持ち前の美「しい」騎乗フォームで素晴ら「しい」レースを演出し、有終の美を飾ってほ「しい」と思います。そして、頼も「しい」調教師を目指してまたターフに戻ってきてくれることを楽しみにしています。


四位騎手、ありがとう。
そして、29年間お疲れ様でした。

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