競馬戦略研究所所長さんの競馬日記

重賞回顧 エリザベス女王杯

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ここはリスグラシューがいない今、アーモンドアイと双璧の牝馬の代表格ラッキーライラックが貫録の勝利。最後に脚は上がったものの、キッチリクビ差残しての優勝はG1ウィナーの底力。最近のルメール騎手は馬場を読み、ゴール前まで脚を持たせるという技も身に着け、能力のある馬の取りこぼしがなくなってきました。

ラッキーライラックもアーモンドアイ同様、今年で引退するはずで、国内最終戦とするのが良いと考えますが、香港や無理しての有馬記念参戦はくれぐれも自重してもらいたいところです。

 2着には末脚NO1の脚を使ったサラキア。北村騎手との相性は抜群で、今回も良いところを存分に引き出してくれました。今話題の、非根幹距離専用馬のようです。

 3着には2年連続の3着となってしまったラヴズオンリーユー。ただ、今回は自分の競馬をできての3着だけに、負けを認めなくてはならないでしょう。大事に使われているだけに、来年のブレイクに期待したいところです。

 所長◎のウラヌスチャームは、ラッキーライラックをまくり切るレースをして欲しかった。手ごたえから少し色気が出てしまったのか、ラッキーライラックと並んでコーナーを回っては万事休す。限定戦ならもう一度狙ってみたい一頭です。

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