覆面ドクター・英さんの競馬日記

覆面ドクター・英の フェブラリーステークス 2023

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いよいよ今年のG1ひとつめなので、当てたいものですね(1レースから全レース当てたいのですが特にG1は額大きいのもあるし)。北海道はコロナのピークが全国で少し早かった分、そろそろ終息しそうな感じになってきて、正直長かったですが、ちょっとほっとしてます。先週は3年ぶりくらいでしょうか、横浜に出張に行ってきました。ICD更新のための講習会にしばらく行っていなかったので、面倒だなあ、日曜くらいのんびりのみながら競馬してたいなあと思いつつも行ってきました。行ったら行ったで晴れてて、パシフィコ横浜近辺を散歩を1時間くらいできてそれなりに楽しいんですが、出発時の空港(-16℃)と到着時横浜(10℃)での温度差が26℃もあるのは、北海道ならではかと思います。夜に顔つっぱるなあと思ったら、日焼けして真っ赤でした。同じ日本ですが、ずいぶん違うもので、まさか冬に日焼けするとは思ってませんでした(笑)それでは恒例の全頭診断へ。

<全頭診断>
1番人気想定 レモンポップ:10戦7勝(10戦中9回1番人気におされてきた)の実績馬だが1400Mまでは滅法強いが、1600Mは正直1F長い馬。ただ武蔵野Sで負け、前走の根岸Sでも詰め寄られたライバルのギルデッドミラーが故障で引退となってしまい、乗り方ひとつで距離ごまかせればG1制覇も十分可能。間隔つまってるとは言え、G1前にしては、かなり軽めの調教だが、騎手時代は地味だったがタナパク調教師の信念か。

2番人気想定 ドライスタウト:2歳の年末の全日本2歳優駿勝ち馬だが、春の兵庫CS4着、秋になり霜月S勝ち、年明けてリステッド競走のすばるS2着ときているが、ここ2走は1400Mでの好走であり、距離不安あるタイプか。前に行って粘る感じで東京マイルだと人気ほどあてにならないのでは。

3番人気想定 ギルデッドミラー:故障、引退。三浦騎手のG1初制覇はまた遠のいたとも言えるが、これまでかなりいい馬にも乗せてもらってG1勝てないのが偶然ではないだろう。2014年の安田記念で、ヨシトミ先生に肘打ちした時が最大のチャンスだったか(笑)

4番人気想定 レッドルゼル:2年前のこのレースで4着した頃が一番強かった。昨年は6着でよりスプリンター寄りになってきており、マイルだともう厳しいのでは。

5番人気想定 メイショウハリオ:ここまでの馬達とは逆にマイルはちょっと忙しいのでは、という馬。昨年はマーチSを追い込んで勝ち、帝王賞(2000M)も勝った。JBCクラシック5着、東京大賞典3着とここ2戦も2000Mを使われている。ただ東京の長い直線だと本来長い距離向きの馬でも対応できたりする。実力はあり、差し追い込みの届く展開なら一発あってもいい。調教の動きもよい。

6番人気想定 スピーディキック:門別から南関東に移籍して連戦連勝(関東オークスだけ3着に敗れたが)の地方の強豪馬。父タイセイレジェンドはキンカメ×マックイーンという地味種牡馬で、母父もサイレントディールという血統的にはかなり地味感あるが、ここ3戦も戸塚記念勝ち、ロジータ記念勝ち、東京シンデレラマイル勝ち、しかも圧勝続きで勢いある。北海道では短距離ばかり使われていたが、南関東に来てからは1600~2100Mで結果出しており、距離は良さそう。ただここまで倒してきた相手が弱い。ヒモには良いか。

7番人気想定 テイエムサウスダン:昨年の2着馬で岩田康騎手がずっと作ってきた馬だが、前走からルメール騎手となっている。力が落ちてきており、距離も長い。ルメール騎手だけにそれなりに人気にはなりそうで、真っ先に消す馬か。

8番人気想定 ショウナンナデシコ:交流重賞でかなり稼いできた馬だが、最近はからまれたりまくられたりすると力を出せなかったりで昨年秋以降は勝てずにいる。すんなり先行できるレース向きで、がちゃがちゃしやすい東京マイル向きではなく、妙味なし。

9番人気想定 シャールズスパイト:アメリカからの外国馬でゴーンウエスト×ストームキャットのスパイツタウンが父で母父父がサドラーなので(セクレタリアトやボールドルーラー、レイズアネイティブ、ノーザンダンサーのクロスあり)、アメリカでは芝を主に使われているがダートマイルは向いているのでは。人気にそれほどならなそうでヒモに。

10番人気以下想定
オーヴェルニュ:一昨年の絶好調時でもこのレースでは13着だった。その前は東海S勝ちで、その後が平安S勝ちなので東京マイルは最も向かないのだろう。そこから2年経って、前走東海Sで8番人気8着なように力落ちてきており、福永騎手のラスト近い応援票も入るので消しでよい。

タガノビューティー:東京1400Mが最も強い追い込み馬だが、前走の根岸Sでも4着まで来たように、うまく展開向けばまだヒモには来れるだけの力残っていそう。ヒモ穴候補。

ソリストサンダー:昨年のこのレースの4着馬で、その前は、このレースとリンクする南部杯で3着、武蔵野S勝ちと勢いあった。得意なはずの南部杯でも今秋は7着と冴えず、8歳だけにさすがに衰え隠せないか。

ケンシンコウ:3年前のレパードS勝ち馬だが、古馬となってからは成長いまいちなのか、リステッド競走のジュライS勝ちが一昨年の7月なのでそれ以降勝てず。要らないのでは。

ヘリオス:1400M以下の馬で前走の根岸Sでも15着と東京で更にマイルになるのは良くない感じで要らない。

セキフウ:2歳時は未勝利勝ち、1勝クラス勝ち、兵庫ジュニアグランプリ勝ちと3連勝の大活躍だったが、古馬となってからは、昨年はサウジダービーやUAEダービー、コリアCと海外遠征にも行ってきたが、日本ではそれほど強くなく前走根岸Sで後方のままで13着と実力足りないのでは。

ケイアイターコイズ:オープン特別勝ちまでしかなく、しかも実績は1400M以下だけに東京マイルは向かない。

ゴールドパラディン:前々走で準オープン勝ちも前走のオープン特別で9着に敗れたように大物感は無い。

ジャスパープリンス:一昨年のリステッド競走勝ち以降はほとんど二桁着順だけに、期待できない。

アドマイヤルプス:オープン特別勝ちがオープンでの唯一の実績で、武蔵野S7着、根岸S11着とこの2走で凡走しているように実力足りない。

<まとめ>
有力:レモンポップ

ヒモに:メイショウハリオ、ドライスタウト、スピーディキック、レッドルゼル

穴で:タガノビューティー、シャールズスパイト

この日記へのコメント

TERAMAGAZINE TERAMAGAZINE|2023年2月15日 20:38 ナイス! (4)

BCマイル2着馬シャールズスパイト

”雷神”モレイラ騎乗ですよ

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