TERAMAGAZINEさんの競馬日記

宝塚記念は特殊なG1。ダービーに縁のなかった馬が勝つレースです。

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宝塚記念は特殊なG1。

クラシックの王道ダービーに縁のなかった馬が勝つレースです。

昨年の覇者ゴールドシップは有馬記念も勝ち、皐月賞&菊花賞馬だがダービーは5着

この後、有馬記念も勝つドリームジャーニーは、皐月賞8着、ダービー5着、菊花賞5着

ドバイDFを勝ち、ドバイのカネ持ちに買われこの後、ジャパンカップを勝つアドマイヤムーンは、皐月賞4着、ダービー7着

4歳でエリ女を勝つことになる秋華賞馬スイープトウショウも桜花賞5着、オークス2着

G1・7勝テイエムオペラオーも皐月賞は勝ったがダービーは3着、菊花賞2着

有馬記念連覇もしているグランプリの申し子グラスワンダーはマル外でクラシック出走権利なし(当時)

最強の疾風サイレンススズカはダービー9着

マーベラスサンデーはクラシック不出走

マヤノトップガンは菊花賞→有馬記念を連勝するもダービーは不出走

菊花賞馬で天皇賞馬のビワハヤヒデは、皐月賞2着、ダービー2着

菊花賞馬で天皇賞春連覇のメジロマックイーンはダービー不出走

メジロライアンは皐月賞3着、ダービー2着、菊花賞3着、有馬記念2着

古くは
トウショウボーイも皐月賞1着、ダービー2着、菊花賞3着で有馬記念優勝

ハイセイコーも皐月賞1着、ダービー3着、菊花賞2着、有馬記念3着

ダービー馬で宝塚記念を勝ったのは、3冠馬のディープインパクトとオルフェーヴルだけ。
(唯一の例外は、1979年、35年前のダービー馬サクラショウリ)

2000~01年、天皇賞秋→ジャパンカップ→有馬記念→天皇賞春とG1全てテイエムオペラオーの2着だったメイショウドトウがオペラオーを破り念願のG1初制覇を果たしたのは宝塚記念です。

つまり、宝塚記念はダービーを勝てなかった馬が勝つのにふさわしいG1
苦労に苦労を重ねた馬が初G1制覇するのにふさわしいG1です。

そのていで言えば一番勝つべき馬はウインバリアシオン。
ダービー、菊花賞、有馬記念でオルフェーヴルの2着、天皇賞春は3着→2着

ここに来るまでに既にダービー、天皇賞、ジャパンカップを勝って名馬と呼ばれている本格的一流馬は、メイショウサムソン、ウオッカ、スペシャルウィーク、ブエナビスタのように勝ちきれていません。

さらに、ナリタブライアン、トウカイテイオー、ジャングルポケット、古くはシンボリルドルフのように出走すらしていません。

ジャパンカップ連覇、ドバイDFを勝ったG1・6勝ジェンティルドンナの目標はあくまでジャパンカップ3連覇。宝塚記念は絶対に勝ちたいレースではない。パワーのいる阪神コースで絶対に無理はしないはずです。

中山、阪神でしかG1を勝てないゴールドシップ(京都の菊花賞は相手が弱かったから勝てた。フェノーメノが出ていたら…)は、ココを勝つしか存在理由を示せない。

▲は3歳時でジャパンカップ2着の実績があるデニムアンドルビー。スイープトウショウ、ブエナビスタ、ジェンティルドンナと同じパターンなので、勝つのは無理でも2着なら十分にアリ。

穴は昨年の2着ダノンバラードと同じく先行出来るカレンミロティック。今一番旬のハーツクライ産駒なのも後押ししてくれる。

◎ゴールドシップ
○ウインバリアシオン
▲デニムアンドルビー
注ジェンティルドンナ
△カレンミロティック

この日記へのコメント

TERAMAGAZINE TERAMAGAZINE|2014年6月25日 22:52 ナイス! (5)

初G1制覇が宝塚記念だった馬も多いですね。
アーネストリー、ナカヤマフェスタ、ドリームジャーニー、エイシンデピュティ、ダンツフレーム、メイショウドトウ、
サイレンススズカ、マーベラスサンデー、メジョロパーマー、メジロライアン、オサイチジョージ…。

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