trance30さんの競馬日記

今日の注目馬

 公開

162

・東京11R(根岸S)
 ⑩サンライズフレイム
 冬の東京開幕を飾るこのレース。
 昨年ココを勝ったレモンポップ
 がフェブラリーSも制しており、
 今年も要注目の一戦となりそう。
 大本命が確実視されていたドラ
 イスタウトの回避で激戦必至。
 中でも狙ってみたいこの馬。
 ドライスタウトの半弟で、デビ
 ューからダートを使われ6戦し
 て5勝③着1回、現在ダート千
 四で4連勝中。今回は3か月ぶ
 りの実戦で初の重賞挑戦となる。
 特筆すべきは前走のオータムリ
 ーフS。大外13番枠から出遅れ、
 道中は後方を追走する形を余儀
 なくされた。4角11番手と厳し
 い位置だったが、直線では上が
 り最速35秒6の豪脚を繰り出し、
 最後は1馬身半差で快勝した。
 コンビ4戦4勝の藤岡康騎手も
 高く評価しており、初重賞でイ
 キナリ通用してもおかしくない。
 その後は放牧で充電完了。帰厩
 当初はテンションが高かったが、
 今は落ち着いてきている。中間
 は坂路とCWコース併用で追い
 切りを重ねて態勢を整えた。最
 終追いでは坂路で最後シッカリ
 と追い4F51.0-12.5をマーク。
 道中の行きっぷりも良く、弾む
 ようなフットワークでパワフル
 さもあり申し分ない動きだった。
 唯一敗れた2戦目はテンション
 が上がりすぎたためで、キャリ
 アを積んだ今はトレセンにいる
 時から落着きがあり問題ない。
 課題のゲートも中間に練習して
 おりシッカリ出てくれるはず。
 同じ4歳のエンペラーワケアも
 底を見せていないが、コチラは
 既に3歳時にOP特別を勝って
 おり、実績面で明らかに一枚上。
 差しが決まることが多いレース
 で、脚質的にもコチラが有利か。
 もともと前進気勢が強くあえて
 控える競馬をしていた部分もあ
 るが、好位からの競馬もできて
 自在性があるのが強みだ。
 藤岡康騎手にとっても、地元関
 西で行われるシルクロードSに
 3戦連続で重賞を任されていた
 トゥラヴェスーラが出走するに
 も関わらず、今回が重賞初挑戦
 となる本馬のためにわざわざ東
 京に出向いて連続騎乗するとい
 うのは、勝負度合いが高いはず。
 2週続けて坂路で51秒台の時計
 を出しており、前哨戦であるが
 まさに“重賞仕上げ”と言える。
 重賞初挑戦で試金石となるが、
 5連勝も十分視野に入っている。
 回避した兄に代わってGⅠの前
 哨戦を勝利で飾りたいところ。


※東京ダート1400mは基本的に逃げ・先行が有利なコース。
 これはレース前半に下りが多いことからペースが速くなりやすく、
 条件戦では後ろを走っている馬はついていくだけで
 一杯になり、直線で差し込めないことが多いため。
 しかし根岸Sは差しが決まることが多い。
 これは差し有利というより、実力馬が集う重賞で
 少しのハイペースでは脚を削られないような差し馬が、
 長い直線でしっかりと末脚を使って追い込んで来るから。
 そのため、このレースでは強い差し馬を狙ってみたい。

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