ビター ティーさんの競馬日記

金杯でカンパ~イ!『乾杯!』か? 『完敗⤵』か? 年の始めの例(ためし)とて~♪尾張 名古屋の京都金杯

 公開

271

 新年明けましておめでとうございます。皆様のご多幸をお祈り申し上げます。<(_ _)>

 さて、2021年も中央競馬の初重賞は、『中山金杯』『京都金杯』から始まります。今回は京都競馬場が改修工事のため、京都金杯は例年と違って中京競馬場で施行されます。

そこで、ふと頭に浮かんだのが文部省唱歌「年の始め」の歌詞。

中京競馬場→愛知県→尾張の国→名古屋市

 こんな単純な連想から表題を決めたのですが・・・本当の歌詞は

年の始めの 例(ためし)とて
終(おわり) なき世の めでたさを
松竹(まつたけ)たてて 門ごとに
祝(いお)う 今日こそ 楽しけれ
出雲大社の宮司をしていた千家尊福(せんげ たかとみ)
『尾張』ではなく『終わり』なんですね。しかも、中京競馬場は名古屋市ではなく、豊明市にあるのです。

予想が始まる初っ端から間違いだらけで、果たして『乾杯(カンパ~イ!)』となるでしょうか?

 でも、気を取り直して2021年の競馬予想では、スタートダッシュを決めたいと思います。

 まず、開催競馬場が変わるので昨年までの京都金杯のデータは基本的に参考にできません。また、中京競馬場で行われている同距離のマイル戦中京記念が2020年には阪神競馬場で行われましたので、こちらも参考にするには無理があります。

では、予想の土台となるデータの拠り所を何にすればいいのでしょうか。これまでの京都金杯と中京競馬場で行われている同距離中京記念の共通点に注目しましょう。

それはハンデ戦の重賞であるということです。そして、軽ハンデよりハンデを背負った馬の方が連対率は高いというデータがあります。例えば京都金杯の過去10年における上位3頭の斤量の内訳は次のようになります。

    54kg以下  55kg  56kg  57kg以上
1着  2頭    4頭  1頭   3頭
2着  2頭    1頭  2頭   5頭
3着  6頭    0頭  1頭   3頭

1着 2:8 55kg以上が 勝率  80%

2着 2:8 55kg以上が 複勝率80%

これだけでも55kg以上の勝率(2:8)80%・複勝率(4:16)80%なので高い確率なのですが、54kg以下で1着だった2頭は、共に牝馬でした。ですから、牡馬に換算すると55kg相当になり、更にこのデータでの考え方を補強してくれます。

そこで、登録馬の中で軽ハンデになりそうな馬を上位候補から外して、ハンデ55kg以上になる本命候補を示してみます。


 ケーアイノーテック 57kg(中京記念 4着)→57kg
 ラセット      55kg(中京記念 2着)→55kg
 エントシャイデン  56kg(中京記念 3着)→56kg
 ピースワンバラディ 55kg(新潟記念 7着)→56kg
 タイセイビジョン  56kg(富士S  5着)→56kg
 サトノアーサー   56kg(富士S  9着)→57.5kg
 シュリ       56kg(リゲルS 1着)→56kg
 レッドガラン    57kg(リゲルS 3着)→56kg

 まだ、出走馬が決まっていない段階なので、カッコ内のレース(ハンデ戦または別定戦)での斤量と京都金杯のハンデを示しています。55kg以上の斤量は22頭中19頭なので、ほとんどがこのデータで『アリ』ということになり、あまり参考にならないデータだったようです。

54kg以下の3頭は出走決定順17位セラピアと19位メイショウオーパス、21位テーオービクトリーで除外対象のようです。

これでは、絞り込みがまだ弱いですね。京都金杯のトップハンデは2着以下というデータもあるので、サトノアーサーの取捨がキーポイントになることは間違いありません。

トップハンデの成績(0-3-2-11)


次に、開催競馬場となった中京競馬場で開催されていた2019年までの中京記念における優勝馬の前走レースのデータでもう少し精査してみましょう。

 2019年 グルーヴィット   NHKマイル 10着(4番人気)
 2018年 グレーターロンドン 京王杯SC   4着(3番人気)
 2017年 ウインガニオン   パラダイスS  1着(3番人気)
 2016年 ガリバルディ    米子S     5着(2番人気)
 2015年 スマートオリオン  パラダイスS  1着(11番人気)
 2014年 サダムパテック   安田記念   7着(17番人気)
 2013年 フラガラッハ    京王杯SC   15着(14番人気)
 2012年 フラガラッハ    鳴尾記念    3着(10番人気)
 2011年 ナリタクリスタル  小倉記念    7着(2番人気)
 2010年 シャドウゲイト   中山記念   6着(2番人気)

前走G1が2頭、G2が3頭、G3が2頭、OPが3頭。これが過去10年の優勝馬の前走内訳です。

今回の有力候補の出走予定馬に当てはめてみると
1.前走G1
  ケーアイノーテック 57kg(マイルC 13着)
  タイセイビジョン  56kg(マイルC 14着)
2.前走G2
  サトノアーサー  57.5kg(富士S  9着)
3.前走G3
  該当馬なし(レッドアネモスは除外対象)
4.前走OP
  シュリ       56kg(リゲルS 1着)
  レッドガラン    56kg(リゲルS 3着)
  ラセット      55kg(リゲルS 8着)
  エントシャイデン  56kg(リゲルS 13着)
  ピースワンバラディ 56kg(キャピタルS1着)
 
これまでハンデと前走の2点から絞り込みをするためのデータを示してみましたが、優勝候補として最終的にふるいにかける条件は、重賞で1~3着またはOPで連対の実績を持っているか否かで判断することになるようです。

1.重賞実績では
  ケーアイノーテック 57kg(富士S   3着)
  エントシャイデン  56kg(中京記念 3着)
  サトノアーサー  57.5kg(関屋記念 1着)
  ラセット      55kg(中京記念 2着)
  タイセイビジョン  56kg(アーリントンC1着)
  ロードマイウエイ  57kg(チャレンジC1着)
  ボンセルヴィーソ  55kg(京成杯OH3着)
  メイケイダイハード 55kg(中京記念 1着)

2.OP実績では
  ピースワンバラディ 56kg(キャピタルS1着)
  シュリ       56kg(リゲルS 1着)
  レッドガラン    56kg(大阪城S 1着)

 このデータで絞り込みをしようとしたのですが、むしろ条件に当てはまる登録馬が増えてしまい、かえって難しくなってしまいます。

 データを調べて、いろいろ検討してみても決め手が見つからないというのが結論になってしまいそうですが、ここから先は、閃き\(^o^)/というか・・・勝負感(-_- )というか・・・いわゆる軸馬選びのセンスが試されるレースになりそうです。

 そこで、現時点での私自身の勝手な予想は

◎ピースワンパラディ
○シュリ
▲ラセット
△ケイアイノーテック
△ロードマイウエイ
△レッドガラン
×タイセイビジョン
×ボンセルヴィーソ
×トリプルエース
?サトノアーサー
 と印を打っておきたいと思います。

 その根拠は次の通りです。

◎ピースワンパラディ
  マイル戦では、連対率100%(4-2-0-0)
  中京競馬場芝の成績も連対率100%(2-2-0-0)
  重馬場もOK(1-1-0-1)

○シュリ
  マイル戦の勝率75%(3-0-0-1)
  中京競馬場芝の成績も勝率66.7%(2-0-0-1)
  昨年秋以降の中京競馬場芝1600の持ちタイムNo1

▲ラセット
  マイル戦の複勝率60%(3-4-2-6)
  中京競馬場芝の成績も複勝率100%(0-1-1-0)
  昨年の中京記念の2着馬で上がり3F33.9は最速

 3頭のみ根拠を示しましたが、3連系を狙うなら相手は手広くなってしまいます。トップハンデのサトノアーサーについては、ヒモに残すか、バッサリ切るか・・・まだ悩んでいます。

 この日記を書いている時点では、まだ出走馬の枠順も確認していません。後ほど確認して、この日記の続きを書き足したいと思いますので、夕方以降、再度見ていただけたら嬉しいです。

 金杯でカンパ~イ!『乾杯!』か? 『完敗⤵』か? 新年早々の運試しとなる両金杯を大いに楽しみましょう。

\(^O^)/ お後がよろしいようで・・・


 出走枠を確認したので、日記を再開します。

 まず、取捨に悩んでいたサトノアーサーですが8枠15番ですか・・・ほぼ大外ですねぇ⤵
と、思いつつ、中京競馬場で行われた中京記念の歴代1着馬を調べてみると


2019年 5番グルーヴィット   
2018年 16番グレーターロンドン 
2017年 3番ウインガニオン
2016年 13番ガリバルディ
2015年 6番スマートオリオン
2014年 15番サダムパテック
2013年 16番フラガラッハ
2012年 2番フラガラッハ
2011年 4番ナリタクリスタル
2010年 5番シャドウゲイト

 8枠から3頭も優勝馬がでています。とはいえ、トップハンデは勝てないという事実は重い・・・と、いうことで、ヒモに残すことにますが、同じ8枠のトリプルエースの評価を上げることにしましょう。

 最終結論としての印は

◎ 4ピースワンパラディ
○ 10シュリ
▲ 16トリプルエース
△ 15サトノアーサー
△ 12ラセット
△ 1ケイアイノーテック
△ 3ロードマイウエイ
△ 8レッドガラン
× 14タイセイビジョン
× 11ボンセルヴィーソ

 と、なりました。当日の馬体重やパドックの気配、返し馬を見て△と×の7頭から、2~3頭程度を切ることにします。

この日記へのコメント

コメントはありません。

関連競馬日記

新着競馬日記

人気競馬日記